大地震の発生、原発事故の勃発―故郷・双葉を心配した佐藤武光は、友人たちに連絡を取りつつ、カメラを携えて動き出した。たどり着いた地元での「検問」の制止に対し、“俺は双葉の出身で、故郷に戻るから、自己責任で入る!”と答えて突進していく…。
その眼に入ってきたふるさと双葉の凄まじい情景に、佐藤は言葉を失う―そして、友人たちと会って話すうちに“地元の状況が地元の人たちに知らされていない”ことに気づく。
なぜ、自分たちの故郷を離れなければならないのか!? これから、どうすればよいのか……考え、悩み、迷い、苦しむ人々―その悲しみと怒り、嘆きに満ちた心の叫びが画面にぶつけられてくる。同時に、映し出されるのは、倒壊した街並み、津波の被害でガレキの荒野と化した住宅地、カメラを向ける心が痛む…。
大震災と原発事故で、故郷に何が起きているのか!?被災地の現実と、被災者の真実を伝える衝撃のドキュメント映像!