この間、テントに対する励ましというか、激励の声をいろいろの形でいただいたが、こうした動きの総集的なものとして、2月7日には集会があった。
集会は会場を満杯の熱気の中で神田香織さんの司会ではじまった。テント代表の渕上太郎氏、テント応援団の鎌田慧氏などからはじまって医師の高松勇さんと続いた。
高松さんは『甲状腺がんの「アウトブレイク」(異常発生)多様な健康障害の発性』と題する特別報告を行っていただいた。放射線被ばくの実態についてはその情報が隠ぺいされるなかでの報告であり、霧に包まれたような感じでしかうけとれない事態の明るみに出していただいた。固唾を飲む思いで聞き行っていた人も多かったと思う。
森園かずえさん(原発いらない福島の女たち)、ミサオ・レッドウルフさん(首都圏反原発連合)、河合弘之(テント裁判弁護団長)と話は続いたが、あっという間に2時間が過ぎていった。帰りがけに一参加者がポツリと語っていた「みんなの話がよかった」というのがすべてをあらわしていた。
(旗旗‐三上治さんの日記より)