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反戦反安保

2014.06.15 安倍政権はダメだとはっきり言おう!part2 新宿デモ報告

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三里塚勝手連」ののぼり旗を持って参加してきました。「ジグザグ会」とあわせ、私たちは6名の参加でした。写真報告です。

■ 2014年6月15日(日)
 14時・新宿アルタ前広場集合・アピール
 15時・デモ出発
■ 呼びかけ:安倍のつくる未来はいらない!人々

動画集

labornetTV

三輪祐児さん

画像アルバム

※以下、画像をクリックで全体表示または拡大

集合時間前まで

 集合時間前には、すでに前回参加者の倍の人々が集まっていました。これも安倍効果?最終的には3倍近い480人のデモ参加でした。それだけ安倍の暴走に危機感を抱いている人が増えているということでしょう。各自思い思いの横断幕や団体旗を持ち寄り、集まった人々の幅の広さがうかがわれました。

集合時間30分前。人が集まりはじめた
三里塚勝手連の幟旗
デモの準備
安倍は奪う。そして私たちは取り返す!
新宿の人々にアピール
だんだんと人が集まりはじめる
戦争への道止めよう 安倍倒せ!
すでに初回デモの倍の参加者
まもなく集合時間
この時点で初回の3倍の参加者

発言者のアピール

 最初に、安倍政権の登場によってますます深刻化する格差・貧困問題の現状について、作家の雨宮処凛さんより解説(アピール)がありました。

 続いてフリーター全般労組の山口素明さんより、このまま安倍の労働法制改悪が実現すれば、実は非正規労働者がますます困窮の淵に立たされ、その犠牲の上に企業が優遇されていくこと、すでに非正規に対する侮蔑的な扱いがはじまっていることなど、わかりやすくお話がありました。

 安倍政権とメディア問題についてジャーナリストの斎藤貴男さん。かつてはこの国にもあった、当たり前のメディアや言論というものが、安倍政権の抑圧的な攻勢に対して無力化し崩壊しつつある現状が明らかにされました。
 そしてまた私たちも、ただ嘆くばかりでなく、ジャーナリズム精神をもったメディアや記事を見かけたら、それを応援していく、市民がメディアを育てることをやってほしいというお話がありました。

 福島からは毎週金曜日に郡山駅前アクションを粘り強く続けている梅津俊也さんが、わざわざ郡山から今日のアピールのために駆けつけてくださいました。

梅津さんのプラカード
「福島を忘れないでください。でも福島には来ないでください、福島を忘れないでください。でも福島のものを食べないでください。
みなさんが福島に観光にいらっしゃると、子供が逃げられなくなります。みなさん方が福島のものを食べると、福島の子供たちが放射性物質を食べることになります」

 アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子さんより、私たちのありとあらゆる生活分野に打撃をもたらすTPP問題についての解説がありました。
 安倍は「TPP参加阻止」を掲げて選挙に勝っておきながら、政権につくやすぐさま公約とは180度逆のTPP参加に舵を切った大嘘つきであり、その言葉は人として何一つ信用に値しません。

 沖縄から「STOP!辺野古埋め立てキャンペーン」の井上澄夫さん。まさに正念場の闘いを迎えた辺野古新基地建設の現状についてお話がありました。
 また、反安保実行委員会の国富建治さんより集団的自衛権問題について、その問題点、安倍の繰り出す屁理屈とペテン(嘘)について、強い危機感と共にその説明がありました。

 ひときわ目を引く「殺すな」のアピールを掲げたのぼり旗は、ベトナム戦争当時からイラク反戦でも掲げられたスローガンです。安倍政権下で今またこのスローガンが切実なものになりつつあります。
 ユニークなアンブレラ型プラカードも注目を集めていました。

デモ行進に出発

 いよいよデモに出発するところです。発言者のアピールを受け止め、私(たち)も強い確信と危機感をもって、三里塚勝手連旗と共に進みます。
 ジグザグ会からはストリート用アンプと、まっぺんさんによるフルートの生演奏が出動!

 デモコールと共に、参加者は安倍政権に対する「レッドカード」を意味する赤い物を掲げて進みます。ほとんど「想定外」とも言えるような長蛇のデモ隊列となりました。

 いつもにも増して、デモ隊を歩道側にありえないくらい細く押し付けようとする機動隊。

 日本には「デモの自由」があると思い込んでいる人が多いけれでも実際にはそうではありません。それはYouTubeなどで諸外国のデモ映像を検索すれば一目瞭然です。ただ、憲法の条文に書いてあるので完全に禁止することができず「制度として」残っているだけ(制度的権利)で、ありとあらゆる方法でデモを規制(禁止)してきます。
 そういう規制を「当たり前」だと思うような奴隷根性だけは持ちたくないし、警官諸氏にあってもその点勘違いはしないでいただきたいものです。これは「異常なこと」なのです。

解散地点にて

 新宿を一周して再びアルタ前広場(解散地点)に戻ってきたところです。

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