現地調査報告会:フィリピン・バナナ生産の真実
住友商事系「スミフル」労働者らが直面する人権侵害~偽装請負、銃撃、放火、900名一斉解雇
■日 時:2019年1月15日(火)18:30~20:30 開場18:10
■会 場:連合会館 4F 402会議室
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
https://rengokaikan.jp/access/
■参加費:一般 1000円
PARC、FoE Japan会員 500円
※予約優先
■報告者
◆松本光(FoE Japanスタッフ)
◆田中滋(アジア太平洋資料センター事務局長・理事)
■共 催:アジア太平洋資料センター(PARC)
国際環境NGO FoE Japan
Fair Finance Guide Japan
■協 力:エシカルバナナ・キャンペーン実行委員会
■お問合せ:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル 3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office[at]parc-jp.org
URL: http://www.parc-jp.org/
※本報告会は一部スウェーデン国際開発協力庁(SiDA)の助成を受けて開催いたします。
日本で最大のシェアを誇る住友商事系バナナ事業者「スミフル」―。
そのフィリピン・ミンダナオ島、コンポステラ・バレー州のプランテーションでは、労働者らが数多くの人権侵害に直面しています。
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私たちの食卓にのぼるバナナの安さには 労働者らが低賃金で働かされているだけでなく、日本で言うところの「偽装請負」による違法な雇用体制が長年継続されてきたことも明らかになりました。
労働者らはその問題を司法に訴え、2017年には最高裁で勝利し、正規雇用を勝ち取ったかのように見えました。
しかし、スミフルの現地法人は最高裁の判決も無視して、労働者らはいまだに非正規のままです。
団体交渉にも応じていません。
労働者らはその不条理に怒り、ストライキの形で抗議をしました。
すると突然ストライキに参加した組合員を狙って、何者かによる銃撃事件が複数起き、組合事務所・住宅が放火される事件も起きています。
そして、声を上げ続ける労働者らは事実上解雇されています。
これら一連の事件の実態、そして非正規の労働者らが追い込まれてきた労働環境について、2018年12月に現地を訪問し、聞き取りすることで明らかになったことをご紹介します。
バナナを毎日食べている方にこそ知っていただきたい!
現地の実態と労働者らが今まさに直面している問題をご報告します。