2007年5月3日。憲法集会とパレードが日比谷公会堂で開催された。今年の憲法集会は安倍首相による壊憲への危機感を背景にして、主催者の事前予想を倍する6,000人に。
会場の日比谷公会堂は人が入りきれず、屋外の第2会場に巨大なスクリーンが設置されたが、その前にも多くの人々が参加するなど、例年にない盛り上がりをみせ、改憲手続法(国民投票法)に反対する声を上げた。
これからの闘いは、いかにより多くの人に憲法問題に強い関心をもってもらえるか、事実を知って考えてもらえるかにかかっている。ムードばかりで中身のない改憲策謀に流されてはいけない。私たちは改憲派のヒステリックなスローガンの連呼に巻き込まれることなく、あくまでも冷静に立ち止まって考えるべきことを訴え続けよう。