2006年

ネット上の労働組合

しっかりした現実の積み重ねや蓄積があることを前提に、ネット上にもその特性をよく理解した上で持ち込んでいくような重層的な展開が今ではめっちゃ重要になっている。むしろ左派にとっては喫緊の課題であると思います。「現場かネットか」であるとか、「まず現場の運動を固めてから」という発想は捨ててください。また、それとは全く逆の立場で、現実から切り離された「ネット空間」なるものがあって、そこで成功することがネット利用の目的のように概念してもいけない。ネットは道具であり、しかも強力な道具なのです。今すぐにネットを従来の運動方式にプラスして、あるいはそのほうが効率的な分野では全面的にうつしかえ、並行して取り組むべきです。

労働運動

与党の「ジャイアン化」が進んでいる

つまり彼らはたまたま今は「国会議員の数が多い」以外になんら自分たちのやっていることの正当性を論理で説明することができないでいる。後は「こうだったらこうだい!」と駄々をこねまくっているだけで、何一つまともに反論してこなくなった。この姿勢はとりわけ衆院の強硬採決以降一貫している。与党の「ジャイアン化」が急速に進んでいる。いつまでも黙ってはいられない。

労働運動

流れは少しずつだが変わりつつある

「三悪法を廃案へ! 12.11大阪緊急行動」に参加してきました。これは文字通りの「緊急行動」だったみたいで、集会自体は30分足らずでした。私は仕事の関係で遅れていきましたので発言は聞けず、デモ出発直前の到着となりました。会場では某巨大掲示板群で活躍中のジャンケさんと合流。ジャンケさんに買ってきてもらった旗竿を使用して、前回に引き続いて旗旗旗(?)を翻しての登場となりました(笑)。ディスカウントショップで購入した小型ハンドマイクを片手に、精一杯デモってきました。

「ぶっとばせ!弾圧・排除12・1集会」に参加して

『私たちは公園に住まわせてもらっているのだ。だから地域に迷惑をかけるようなことをしてはいけないし、大阪市とも喧嘩してはいけないんだ。そうではなくて、私達の運動と大阪市は、お互いに足らないところを補い合うような協力関係でなくてはならない。大阪市のやることで、間違っていることや、現実にあわないことを直していく、そういう住民と行政の相互補完が私たちの運動なんだ』と。私はその言葉を聞いてすごく感動しました。そうして私は聞きたいのです。どうしてこういう人を逮捕したのかと。

レポート(報告)

教基法改悪阻止!一日共闘集会の報告

天気はあいにくでしたが、集会自体は大変に元気のよいものでした。主に市民団体の方の発言で「希望」という言葉が繰り返し語られていたような気がします。その姿勢は非常に好感を持ちました。うつむかず、眉間に皺よせず、前をむいて笑顔ですすんでいく。こういう市民団体系の方々の発言時には、会場から何度も笑いがおこったのもよかった。

千の風になって 活動家Sさんの遺書に思う

BUND.ORGに、3年も前に亡くなられた活動家Sさんの遺書が突然に掲載されました。Sさんは90年の皇居糞尿ゲリラ戦士でもあります。唐突な公開に何の説明もありませんが、2ちゃんねるでSさんが亡くなったこと、死因が自殺であることなどが今さらのように大々的に取り上げられ、私を含めてそのことを知らなかった元活動家の間ではショックが走っていました。

あえて左派に苦言を呈します

ここに書いたこと(後半の解放同盟や国労に言及した部分)は、おそらく「ある種の左派の人」からはすんごく怒られることだと思う。でも、一般の左派の人は、実は前々から感じていたことなんではないかと思います。それを言い出すのに「決意」が必要であるという左派の現状こそ問題にすべきだと思うし、左派が再生して広がりをもっていくためには、さけて通れない道だと思います。

労働運動

「戸田議員を追放させない市民集会」に参加してきました

先日のエントリーでご紹介させていただいた「戸田議員を追放させない市民集会」に参加してきました。政党の後ろ盾もなく、無所属で行政の情報公開を求めたり、その非効率や腐敗を追及するのは本当に大変なことらしいのです。いわばそれまで議会と行政の「お約束」として誰も触れなかったような馴れ合いに切り込むわけですから、市民代表として周りを全部敵にまわすのです。「いまどき天然記念物みたいな愚直な議員である戸田さんを辞めさせたくない。みんなで守っていきたいと思った」

戸田不当判決労働運動

議会から戸田議員の追放をさせない市民集会へ

「言論の自由」なんてのは憲法や法律ではなく、自分で守るしかない時代に私たちは生きているのだという認識が必要だろうと思います。右派なら考えなくてもいいような日常の行動でさえ、何かの法律にひっかからないか、常に考えて行動しなくてはならない時代になったということです。一番異常なのは、それが「思想弾圧」なんだということを、みんなが理解しようとしないことです

自由と権利(反弾圧)

法政大弾圧抗議!第二回関西オフ会

先日はそういった人々と共に、第二回関西オフ会を開催しました。昨年10月の第一回もそうでしたが、まだまだこの国の人々も捨てたもんじゃない、こんな素晴らしい人々がまだいるではないか、反撃の萌芽とチャンスはまだまだあると確信でき、おおきな元気をもらいました。本当はこの挿絵の通り(?)もっと明るく報告しようと思っていたんですが、さすがにこの現状では、つい暗い出だしなってしまいました。先に書いたような課題も山積みしていますが、もうすでに時期を逸しそうなので、是非、みなさんにも知っていただきたく、ここにご報告いたします。