8・6ヒロシマ平和の夕べ-ヒロシマの継承と連帯を考える-《核と人類は共存できない》/広島


イベント詳細


8・6ヒロシマ平和の夕べ-ヒロシマの継承と連帯を考える
  • 日 時:2019年8月6日(火)12:20開場 12:50開会
  • 会 場:広島YMCA国際文化ホール
     〒730-0013 広島市中区八丁堀7−11
     市内電車(5番以外)「立町」電停下車徒歩3分
     アストラムライン「県庁前」駅下車徒歩5分
     http://www.hymca.jp/hall/access/
  • 参加費¥1000 高校生以下・福島避難者無料
  • 主 催:8・6ヒロシマ平和の夕べ
    E-mail:86h@heiwayube.org
    公式HP:http://heiwayube.org/

■ 賛同のお願い
この企画は賛同してくださる皆様の募金で運営しています
〔個人1,000円(1口)・団体3,000円(1口)〕
【郵便振替】口座記号番号:01360-0-100176/加入者名:8・6平和の夕べ
【ゆうちょ銀行】 店番:518/預金種目:普通/口座番号:5604785

内容

■平和講演 河合 弘之(かわい ひろゆき)
「ヒロシマ、フクシマ、原発再稼働」
伊方原発運転差止広島裁判の弁護団長。 核の過去・未来・現在を問う、製作・監督映画『日本と原発』シリーズ、著書『原発訴訟が社会を変える』(集英社新書)ほか。伊方原発運転差止訴訟広島裁判

■被爆証言 切明 千枝子(きりあけ ちえこ)
1929年生まれ。県立第二高女4年生、15歳のとき爆心地から南東約2Kmで被爆。 次々と死んでいった下級生を、校庭で火葬にした。「加害、被害の歴史を伝え、戦争をとめるため声をあげる」

■沖縄から 高里 鈴代(たかざと すずよ)
基地・軍隊を許さない行動する女たちの会、強姦救援センター・沖縄代表。 著書『沖縄の女たち~女性の人権と基地・軍隊』ほか。

■うたと演奏 setomayu(せとまゆ)
大学時代にピースボートで世界を3 周。被爆証言プロジェクトに参加。核兵器廃絶を願う“Colorful World”ほか。「心に響く歌を届けたい」

■福島、被ばく・避難
水戸喜世子(みと きよこ)
子ども脱被ばく裁判の会・共同代表、10・8救援会、救援連絡センター創設にかかわる。故・水戸巌さんとともに、反核・反原発運動を担ってきた。
阿部ゆりか(あべ ゆりか)
2001年生まれ。高校3 年生。福島市から京都に避難中。「福島わかもの国際交流」のメンバー、昨年韓国のサムチョックとソウルで韓国の若者たちと交流をした。

●まとめ 米澤 鐡志(よねざわ てつし 広島・電車内被爆者)
●コーディネータ 河野美代子(こうの みよこ 広島被爆二世 産婦人科医)

よびかけ

 2019年、第12回「8・6ヒロシマ平和の夕べ」を開催いたします。
 被爆74年の今年、「核・原発の廃絶」にむけた私たちの願いから、平和が遠ざかっていくような憲法改悪、原発再稼働、福島、沖縄…、怖いような時代が進んでいます。若い世代、子や孫たちに、どのような社会を渡すのか問われています。

 被爆者の声を聴いてください。それは、私たちの原点です。切明千枝子さんにお願いしました。15歳で被爆し、校庭でたくさんの友だちの遺体を焼くという壮絶な体験をされました。平和を願い、いまの政治に鋭い怒りを発信されています。

 福島事故がなかったかのように再稼働される原発。「 被爆地ヒロシマが被曝を拒否する-過去は変えられないが、未来は変えられる」という伊方原発運転差止広島裁判の弁護団長、河合弘之さんに平和講演をお願いしました。河合さんは、ドキュメント映画『日本と原発』シリーズの監督でもあります。広く深く、現在の状況をお聴きできるでしょう。

 私たちは、沖縄を忘れません。今年は高里鈴代さんをお招きしました。元那覇市議会議員、現在「強姦救援センター・沖縄」代表、「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク」沖縄代表など、沖縄と女性のための活動をされています。沖縄の女性に寄り添ってきた、私たちには見えにくいこともお話しいただけるでしょう。

 水戸喜世子さん、阿部ゆりかさんには子どもたちの被ばく問題、原発と避難の思いを話してもらいます。setomayuさんの平和の歌はきっと、みなさんの心に響きます。

 あきらめることなく、私たちは訴え続けます。「核なき世界」へ、私たちがどう考え行動するか、一人ひとりの、各地のこれからにつながる会としたいと思います。集い、聴き、語り合いましょう。ヒロシマの、暑い8月6日、お待ちしております。(4月26日、チェルノブイリ33年の日に)