三里塚勝手連

ただいま三里塚三人デモ実施中!(のはず)

本年3月の三里塚全国集会に決起した三里塚勝手連 これは予約投稿です。このエントリが公開される頃、「三里塚勝手連」の有志による独自デモが出発しているはずです。出発地点は三里塚空港脇の芝山千代田駅付近の路上で、解散地点は「農家便り(ブログ版)」でおなじみ、中郷の鈴木加代子さん宅前です。勝手連は何かを主催するような団体ではありませんが(つか言葉の正しい意味での「団体」ですらない個人共闘です)、今回はその中の有志3名の責任による取り組みです。初めてのことだし、弾圧などが予測できないので、準備段階では公開も呼びかけもせず、いわばお試し(というか人柱)として取り組んでみました。

 私たち有志の趣旨としてはまず第一に、反対同盟の萩原進事務局次長が各人、各団体での独自行動をどんどんやってほしいと呼びかけておられます。これに自分たちなりに応えたいと思いました。
 萩原さんの提起を受けて、いろいろな人たちがいろいろな取り組みを行われるようです。ただ、やはり農地取り上げで焦点化している市東さん宅付近、東峰、天神峰とかに集中する傾向があるんじゃないだろうか?と予測しました。確かに市東さんの農地が焦点だし、そこに注目も集まる。また、あの地域は反対派農家の拠点ですから当然でしょう。

 そこで第二に、鈴木さんとこは条件派の拠点である中郷部落でたった一軒の反対派農家、家族の盾となっておられた謙太郎さんも亡くなって大変な状況です。周辺には反対運動の拠点もない。組織が新しい人を連れて行くにはむかない。もちろん支援団体の方々も援農などで継続してもの凄く頑張っておられるのは充分に知っていますし、その努力と献身は私たちがとやかく言うのもおこがましいと思っていますが、デモとかそういう部落内で反対派が声をあげて存在を知らしめるような取り組みも今以上に必要だと、僭越ながらそう考えました。

 たしかに運動や党派団体の取り組みが、決戦の東峰・天神峰に集中するのは当然だし、何よりも必要なことです。そこで私らみたいな組織と関係ない個人が、比較的手薄になるような鈴木さんとこや中郷で、小さくてもいいから声をあげられないかなと思いました。農村共同体の中で、たった一軒になっても農業を続けることは、援農があるとはいえ、私ら都会の人間にとっては想像を絶するような決意と困難をともないます。陰に陽に鈴木さんに圧力を加え続ける条件派や共存派に対して、外から反対派支援の声をあげることは重要だと思うのです。

 第三に、かつての三里塚闘争の明るさ、無謀さ、野蛮さ、そんな自由な雰囲気を取り戻していきたいと考えました。こういう中郷デモとか、三里塚三人デモとか言うと、きっと無謀だからやめとけとか、無計画でいい加減だとかいう反応があると思うのです。別に組織や団体や反対同盟の主催する催しに参加するだけていいじゃないかと。もちろんそのほうが無難で誰からも文句言われないし、責任を問われることもないでしょう。それは私たちもわかっています。

 しかしかつての三里塚は、そういう「無謀な若者たち」が寛容な農民の下に結集して作られていったのです。当時の多くの若者たちは、現地のことも何も知らずわからず、そしてわからないからこそ、自分の目で確かめたいと、リュックを担いで何のアポもつてもなく、いきなり農家に押しかけて、「農作業を手伝わせてください!」と真剣に頼み込んだのです。もちろん農業の経験なんて皆無ですし、今と違って現地では、ただ歩いているだけで支援とみなされた人間は、機動隊に日常的にリンチされるような状況の中でですよ!

 それがとりわけ83年の運動分裂以降はみんな萎縮してしまって、言いたいことも慎重にしか口に出さず、行動もすっかり慎重になって、それが闘争の活発さや魅力や権威を奪っていきました。これではいけないと思う。たとえピエロみたいなことになろうと、たった数人で普通の市民が条件派の拠点をデモして、罵倒されようがツバ吐きかけられようが、それがかつての素敵な三里塚闘争を取り戻していくための第一歩になれたらなと思ったわけです。ちゃんとした組織の、ちゃんとした運動はとても必要で大切なものだけど、それだけでも面白くないと思うから。

 第四に、都会の市民デモやら反原発デモにくらべると、やはり三里塚はそのへんの人が個人でもぶらりと参加するには敷居が高い。まず何より場所(アクセスの不便さ)の問題が大きいけれど、上に書いた第三の問題があって、やはりそういう運動の再生産―拡大構造が充分でない。でも、そういう構造も作らないといけない。それはとても大切なことだと思う。では誰がそういう個人でもふらりと参加できるような構造を作るのか?誰かが作ってくれるわけじゃないし、他人に文句ばかり言ってもしょうがない。それは三里塚に心をよせる「そのへんの個人」が、自分で作らないといけないと思った。

 そういうことの試行錯誤、第一歩になれたらなと思うのです。一番最初はあえて一般に公表しないで、2、3人でいいから完全無党派だけでやろうと思いました。二人や三人でもやろうと思えばできるんだと示したい。そしてこれを今後の行動につなげて、無党派や小団体や個人でも(もちろん党派や団体に所属している方でも)安心してぶらりと参加できるものにして、だんだんとみんなに呼びかけていきたい。

 今日はその最初の一歩です。三里塚に心をよせるすべての皆さん。どうかあなたもこれからの三里塚闘争に一緒に参加しませんか?どうか私たちと一緒に「ピエロ」になってもらえませんか?何がなんでも年内に最初の一回をはじめたいと思ってちょっと無理もしました。ひょっとしたら今ごろ、酷い目にあった上に恥をかいているかもしれませんが、そんな「恥」は個人でないとかけないと思う。どうか皆さんにも協力してほしいです。

 それでは、また後ほど、どんな恥をかいてきたかご報告いたします。o(^▽^)o

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三里塚闘争や管制塔占拠闘争は、その本質において何かしら「暴力闘争」や「破壊活動」ではなく、逆に彼ら政府・公団の暴力的侵略行為に対するギリギリ最低限の抵抗であり、国家から虫けらのように扱われた農民とそれを支援する人々による、人間の尊厳をかけた命がけの防衛闘争であったわけです

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