アニメ:Money As Debt(負債としてのお金)

私達は「お金は政府が作っている」と思い込んでいる。
私達は「銀行は預かった預金を貸し付けて利益を得ている」と思い込んでいる。
私達は「政府が経済取り引きを簡便にするために公認の貨幣制度を作った」と信じている

 しかし実際にはそうではないことは、経済学者なら100年前から知っている。実際、政府の通貨発行額は、全世界を流通しているお金のわずか5%にすぎない。残りの95%のお金は民間の銀行(金融資本)が作っている。その方法が「負債(=債権)」であり、実際にやっていることはコンピューターの端末でデータを書き換える作業にすぎない。

 このシステムを破綻なく維持し続けるためには、経済が発展を続けることが必要である。しかし現在のシステムにおける「経済発展」とはすなわち、負債の利息分を上回る勢いで、新しい負債が増え続けることを意味する。こうして今や、全世界の負債は天文学的な数字になり、私たち人類が永遠に完済することができないであろう規模になった。

 こんなことがいつまでも続くはずがない。はたして現在のシステム(金融資本主義)を持続可能な社会に転換する方策は本当にあるのだろうか?このアニメでは資本主義の枠内における解決策がいくつも提起されてはいる。確かに人類にとって一番緊急なのは「政治改革」よりも貨幣改革(または現行の貨幣制度の廃止)であるだろうと思う。

 「お金によってお金を産み出す者こそが勝ち組であって偉いのだ」と思い込んでいる人にこそ見てほしいアニメーションである。実はそれは本来、犯罪行為なのだから。

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