反弾圧

大阪府警における検問のやり方

kidoutai.jpgこの間、 関生弾圧民事介入弾圧などの、誰がどう考えても無茶な言論弾圧を繰り返し、このブログでも何かと話題の大阪府警ですが、そう言えば昔の資料でも、大阪府警について言及したものがあったなあと思って引っ張り出してきました。

 私のいた党派は関東を拠点にした「東京系」でしたので、直接大阪府警に言及したものは少ないのですが、これをみるとやはり大阪府警は一種独特ですなあ。

 確かに三里塚闘争を抱える千葉県警も酷かった。かぶっているヘルメットやメガネ、あるいは個人の手荷物などを、「検問」と称して遊び半分に叩き壊してゲラゲラ笑うのが千葉県警の常套手段だった(抗議すれば逮捕されるので、じっと我慢して心で反撃を誓うしかない)。あるいは鉄板入りの安全靴でこちらの向うずねを目掛けて蹴りを入れてきたりするのですが、一応は外から(遠くから)は見えないようにコソコソとずる賢くやるわけです。

 それに対して大阪府警はおおらかというか、何も考えていないというか、よほどマスコミが側にいる時以外は隠そうともせずに、法律を無視してやりたい放題。部隊指揮もなってなくて、時には機動隊が個人でバラバラに、まるで楽しむように襲い掛かってきたりする。

 これは昔に「不良」してた人から聞いたことですが、暴走族の取り締まりでも、他府県警は「一応は怪我させないように気を使いましたよ」的なポーズをとるのに対し、大阪府警の機動隊だけは走るバイクの車輪に警棒を投げ入れたり、同じく走るバイクの直前に長い樫の棒をいきなり突き出して運転者を後ろにふっ飛ばしたりで、とにかく荒っぽいと言うことです。

 知らない人は三里塚(成田)闘争と言えば、現地は「過激派」が占拠して暴れていると思い込んでいたんでしょうが実際は逆で、よほど大きな闘争でもない限り、現地は農民や活動家の何倍もの数の機動隊が走り回っていて、その戒厳令下にありました。大げさでなく、三里塚はある面で常に機動隊に占拠されていたと言えます。

 ド田舎の農村地帯なので夜ともなれば人通りとてなく、農民が襲われることはめったにありませんが、闘争の初期には、活動家が一人で歩いているところを10人くらいの機動隊にリンチされることなど普通でした。もちろん一人なら目撃者がいないことを計算の上です。だから私達の時代には、必ず複数で、どんなに近くでも出来るだけ車で移動するのが常識でした(それでも「検問」で小突かれまくるけど)。

 まあそれだけに三里塚で一週間も過ごせば、一般市民と何ら変わらないような新人活動家が、権力の何たるかを見ていっぱしの活動家の面構えになって帰ってきたりするわけで、ある意味で機動隊は筋金入りの活動家を養成し、その怒りのエネルギーを補給し続けてくれた「革命の先生」みたいなもんではあるわけです。

 そういう当時の雰囲気を、以下の記事からちょびっとだけでも味わってみてください。

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(1989年2月 『戦旗』628号より)

言語道断の不当検問を弾劾する全国の同志・友人諸君。日帝警備公安警察は、二・二四ヒロヒト大喪を頂点としてこの間全国の反天皇、反日帝闘争を闘う人民に凄じい弾圧を強行してきた。わけても日帝国家権カとの正面きった実カ攻防が闘いぬかれている三里塚現地では、文字通りの戒厳令体制がしかれ、権力・機動隊による到底許すことのでき
ない暴挙につぐ暴挙が連日連夜にわたって強行されたのである。その最たるものが、二月二十日から二十六日まで横堀十字路において大阪・京都両府警からかり出されたゴロツキ機動隊どもの行なった、白色テロ・リンチ、闘う人民に対する生活そのものの侵害行為の数々である。

われわれ戦旗・共産同は、昨十二・二八弾圧にうち続くこの暴挙を満腔の怒りを込めて弾劾する。そして大阪・京都両府警機動隊のみならず、責任のがれの言辞を繰り返すばかりの千葉県警・成東署をも絶対に許さない。必ずや階級的報復をたたきつけることを改めて宣言する。

●常軌逸した24時間の戒厳令

「大喪」警備が本格化した二十日、権カは七千名の機動隊を導入して空港への配備を強化すると同時に、空港へと通ずる半径四?以内の道という道全てに検問所を設置した。現地集会警備と異なり外周警備を主とした今回のシフトの中でとりわけ異様だったのは、横堀十字路における二十四時間の厳戒体制である。まさにその悪質さムキ出しの反人民性においては首都戒厳令にまさるとも劣らぬ、明らかにわが戦旗派の部隊を封じ込め狙い撃ちにせんとする弾圧のための弾圧である。

常軌を逸した弾圧は配備初日の二十日朝から始まった。わが戦旗派現闘団、現行隊、建設隊の部隊が宿泊している横堀公民館から団結の砦建設現場に向かおうとするや大阪府警機動隊は、検問と称して十数名でとり囲み、令状もなしにいきなり身体捜索を強要したのだ。しかもヤクザまがいのゴロツキ機動隊によるおぞましい身体捜索は、婦警の立会いすらなしに、女性の同志にまで強要されたのである。揚句のはてには所持品に身分を証明するものがないとわかると「氏名を言え、言うまで通さない」などと通行を妨害し、一時間でも二時間でも拘束するのである。そしてあろうことかこの検問と称する嫌がらせを公民館の門前に立ちはだかり、出入りの度に強行するのだ。

●ナットウの中身を検索する必要がどこにある!

そればかりではない。食料を買い出しに行った同志に対しては、袋の中身を道路にわざとブチまけて拾わせたり、納豆のパックの中まで開けて見る。あるいは「生年月日を言え、おまえは家出少年だろう」などと言いがかりをつけてひきずり回し、白色テロを加える。ある同志に対しては「話をしろ、口がきけないのは外国人だからだろう。外国人登録証を出せ」などとそれ自身絶対に許すことのできない差別排外主義を丸出しにした暴言を吐き、女性同志に対しても、暴露することすらはばかられる差別的で、卑俗で人間的品性のカケラもない悪罵を投げつけるのである。その上何時問にもわたり拘束し続けるのだ。われわれが反発するような悪罵を吐き、イヤガラセを加え、口実をもうけて逮捕してしまおうという根胆なのだ。

こうした連日の無法検問に対して、当然にも断固とした抗議の声をたたきつけると「警職法なんて関係ない」「おまえらに人権なんかあるわけがない」などとがなり立て、抗議する同志に唾を吐きかけ、「身分証はこれだ」といってピストルまでつきつけたのである。これが仮にも「法治国家」というたてまえの警察官のやることか!!大阪府警よ恥を知れ!キサマらの所業など山口組のヤクザの恐喝と同じだ。人民の闘いからブルジョアジーを防衛するために雇われた番犬が、どこまで卑劣になれるか、その見本こそこの大阪府警機動隊の姿である。

だが反対同盟を先頭とする三里塚勢カは、このようなコケ脅しに屈する程脆弱でもなければ、見逃してやる程お人好しでもない。熱田代表は、再三にわたり現場にかけつけ、「人権がないとはどういうことだ。不当検問をやめて即刻ここを通せ」と機動隊の中隊長に詰め寄り、身体を張って何度も抗議しぬいた。そしてわが戦旗派の部隊も検問の都度徹底的に抗議・糾弾をなしたのだ。こうした断固たる連日の闘いによって大阪府警機動隊は消耗しきり、連日の雨も加わってついに「少しはおとなしくしたらんかい」と、泣き言をもらすに至ったのである。自らの責任性においては何一つひきうけることのできないくせに、それでいて権カの傘の下ではあらん限りの暴挙を犯し続ける権力の庸兵どもなど恐れるに足りないのだ。

われわれはこのような度重なる不当検問を絶対に許さない。現場にいた大阪府警、京都府警の機動隊はもとより、警備責任者である空警や成東署はもとより同罪だ。必ず階級的報復を加えてやる。

現地砦建設闘争は、こうした一切の弾圧を許さず、着々と前進している。B滑走路を阻止するわが戦旗派横堀団結の砦建設を貫徹しぬき、荒々しい現地実カ攻防の突破口をこじ開けよう。三・二六勝利に向け共に闘わん!

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  1. 2005年 3月 25日
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