〔社会運動〕国鉄闘争全国運動6.9全国集会レポ

国鉄闘争全国運動6.9全国集会by ときわ列車
 日曜日に「国鉄闘争全国運動6.9全国集会」が行われ、それに行ってまいりました。
 このレポでは、主に現在も「国鉄1047名解雇撤回闘争」にかかわる皆さんの発言要旨を書いていきます。なお、メモをもとに書いていますので、実際の集会発言と異なったり、意味がわかりにくい部分があるかもしれません。その点は外部リンクなどで補足していますが、それでも不足していると思います。それでもどうかご容赦ください。
◎動労千葉・田中委員長
・安倍首相の言う「民間活力の爆発」とは「全面民営化」である。国鉄分割民営化の「原点」に資本が突き進んでいる。
・「たたかう労働組合」があるかどうか?その意味で国鉄運動は重要。
・鉄建公団訴訟で東京地裁は不当労働行為を認めた(参考1…http://doro-chiba.org/dc/nikkan/tag/7329/)。ところがそうした判断をした裁判長は青森に更迭され、高裁の裁判長は「あと2回で結審する」とせまってきた(その結審日は今年9月25日)。
・JRは「採用の自由」の論理と「国鉄とJRは別会社」という言い訳のもとで「全員一旦解雇」を通らせた。
・しかし、実際には「採用候補者名簿」の作成には当時の経団連会長と国鉄職員局次長ら「JR設立委員会」の人間が関わっていたことが明らかになっており、その論理は破綻している。
・労働者がたたかわなければ生きられない情勢が来ている。あらゆる職場でたたかう労組をつくりあげよう!「1047名闘争」を絶対にやめない!
◎弁護団より
・名簿作成者である「国鉄職員局次長」とは現JR東海会長の葛西敬之であり、彼は原発推進者でもある。
・さらに名簿作成の事実は「井出正敬」という人物が明言。彼は元JR西日本会長であり、尼崎事故の責任者の一人(参考2…http://doro-chiba.org/dc/nikkan/tag/7507/)。
・高裁裁判長ははじめから「まだやっていたんですか」という態度。
◎争議団の労働者より
・高裁裁判長の「まだやっていたんですか」という発言に全てが示されている。
・なんとしてでも解雇撤回の10万署名を集めたい。どんな判決が出てもたたかい続ける!

◎国鉄闘争「10万人署名」アピール
・地裁も認めた不当労働行為を高裁でも認めさせる!
・現在2万人以上の署名が集まっている。
・他の多くの労働組合のなかにある「本当の声」を署名で示そう!

 さて、ここまでメモをもとにつらつら書いてきましたが、僕自身の思いとしてまず思ったのは、「国鉄分割民営化」に伴って行われた「一旦全員解雇」と「作成した名簿による選別」という【国家的不当労働行為】を日本社会全体としてはこれをほぼ【不問】にしてしまったゆえに、企業も「国がやってるなら良いんだ」とばかりに様々な不当労働行為まがい(自分の職場で言えば、派遣労働者の「3年以上雇用で自動的に正規雇用」という原則を捻じ曲げるため、社内の【班】を変えただけで「働く場所」が変わったと見なして抵触期限を先延ばし)がまかり通るようになったのはもう間違いないという実感でした。
 しかも、そういった国家的不当労働行為を問う裁判を行っているのに、発言要旨のところに書きました通り「不当労働行為」を認定したと言うだけでその裁判長を左遷し、高裁の裁判長が「感情的態度」と「上から目線」でもって結審をせまるということに、この国のあり方、そしてこの国に住む人間に何を求めているかがはっきりしました。それは「無条件屈服」ということなのだなと思いました。
 何よりも、原発の収束作業に当たる労働者や除染労働者にまでそのような行為が行われていることがますます許せなくなりました。

 その一方、会場で発言をした「仲間」を増やそうと職場で奮闘している皆さんのように、10年近く運動に関わっているのに、未だそのようになかなかなれない自分にもどかしさを感じました。実は職場の皆さんとは必要以上の関わりを避けてしまうのです。以前話した「いじめ」まがいのこともありますが、そう言う人をも「仲間」とすることがどうしても想像できず、むしろバカにすらしてしまうこともあります…こんな自分が国鉄運動をたたかう労働者と連帯し得るのか…このままでは運動の中でも孤立してしまうのではないかというとてつもない焦燥感と無力感もでました。
 「いわき合同ユニオン」の皆さんも「そこまで重く考えなくていい」とは言いますが、かといっていじめまがいをするような奴らと仕事以外の話をすること自体精神衛生上避けたい…ここでどう折り合いをつけるかが自分自身としての最大の課題だと思いました。

 職場とこういう場での「自分のあり方」も相当違うとも感じますが、考えてばかりもいられません。葛藤しながらも、出来る限りの行動はするというこれまでの自分の方針は変わりません!国鉄労働運動はまだ終わっていない!むしろこれからが本番だ!ということをこれからも伝え続けます!
 長くなりましたが、レポを終えます。

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