by jrl アニメ
さて今年も残り少なくなってまいりました。今期のアニメレビューをまとめていきます。
「Banana Fish」
前クール続きです。いよいよBanana Fishとそれを取り巻く陰謀が明らかになっていきます。エイジとアッシュの「愛」、ゴルツィネのアッシュに対する「愛」、退廃的な雰囲気の中でとても重いものがあります。ラストがとても切ないです。
「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」
ジョジョシリーズ第五部です。ストーンオーシャンまでアニメ化すると思っていたので特に驚いていませんでしたが、相変わらず原作へのリスペクトで満ち溢れていました。来月の続くので継続して観ていきます。
「SSSS.GRIDMAN」
25年前に放映された特撮をTriggerがアニメ化しました。元になった「電光超人グリッドマン」を観なければわからないネタが多いらしいのですが、私はそこまで気になりませんでした。
主人公たちのいる世界は「創造主」が生み出したもので、その住人も「創造主」の精神が生み出したものだとするなら、響の心理は彼女の感覚からわかっていたものなのでしょうか。ラストの「覚醒」演出含めとても楽しめました。
「ツルネ ― 風舞高校弓道部 ―」
今季の京都アニメーション枠です。京アニが得意な部活を取り扱っているアニメで弓道部の高校生たちを描いています。なかなか弓道用語が多くて大変ですが、安定の京アニ作品で安心して見れます。
「ゴールデンカムイ」
4月に放映されていたアニメの2期目です。アイヌの食べ物が美味しそうなアニメとなっています(笑)。比較的に何も考えずに観ることができてとても楽しめました。
「とある魔術の禁書目録Ⅲ」
7年前に放映されていたアニメの続編です。過去に観ていたときはそこそこ観れていたのですが、流石に7年も経ってしまうと映画などを観ていない限りキャラクターや組織の関係がわからなくなっていました。かといって過去作品を再度観たいとも思えませんが。
「ソードアートオンライン アリシゼーション」
4年前に放映されていたアニメの3期目です。興味深い最新の用語が飛び交うのは興味深いのですが(東京工業大学で原作者と研究者のトークイベントが行われたりしています)、ストーリーの根幹は至って単純なので割と展開が読めてしまいます。昨年放映されていた外伝のほうが個人的には面白い印象でした。
(番外編)「GODZILLA 星を喰う者」
昨年から公開していたアニメ版ゴジラ3部作の最終作です。もはやゴジラ映画であることは期待していませんでしたが、さすがにいろいろなところに粗さを感じました。
セリフがやたら多いのは「虚淵さんだから」仕方ないとして、ラストまでに大いに疑問が残ります。昆虫から進化してきた種族なのに、ハルオはマイナと「命をつなげる」のでしょうか。ラストにもはや目覚めぬサエコを載せてハルオがゴジラと一騎打ちするシーンなど、私がミアナとマイナの立場だったら激怒します。
そして、あの最後でエクシフの野望は完全に粉砕されたと果たして言えるのか、甚だ疑問です。生き残った人類の中にも英雄になる人間はいるかも知れませんし、フツアの民が文明を今後持たないとは限りません。
年明けからは「モブサイコ100」や「けものフレンズ」を観ていく予定です。
2018年ももう暮れようとしています。皆様良いお年をお迎えください。
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