映画『靖国 YASUKUNI 』予告編映像と稲田朋美議員(弁護士)について

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 映画『靖国 YASUKUNI 』の公式HPと予告編映像をじっくり見ました。一部の左右の方々の騒動で偏見をもってしまっていたので、「へ?」とか思って拍子抜けしました。ごく普通に靖国の記録映画ですよね?これ。

これのどこが「反日映画」なの?(がっかりw)

 残念ながら(?)私の住んでいる近辺でこの映画を公開している映画館はないようです。と言うか、長時間かけて電車に乗って移動しないと、映画館そのものが無いという田舎に住んでおりますもので、こんな騒動でもなければ、ごく普通に見に行かない類の地味で真面目な映画という印象です。

 ところでこの映画は「三島由紀夫ファンである中国人監督が靖国神社をテーマに撮った」という、二重三重の意味でなかなか屈折したものを感じさせる映画であります。

 ご存知の通り、自民党の稲田朋美衆議院議員(弁護士)がこの映画に噛み付き、「公開前に映画の内容を見せろ」と横槍を入れ、議員80人で試写会を開催、直後に「偏ったメッセージがある」と発言し、政府も出資している法人が文化映画として補助金を交付したことを槍玉にあげて「適切だったか検討したい」とまで言い切りました。そこまで言ったら事前検閲になってしまいます。

 で、稲田さんがそこまでするからには、これはきっと靖国を批判する「偏った」映画なんだろうなと、期待をこめて(笑)、とりあえず公式HPと予告編をチェックしてみたわけです。結論から申しますと、なんだか靖国神社の宣伝映画みたいな感じで拍子抜けしました。

 つまり私もまんまと稲田さんの宣伝にのせられて誤った印象を植え付けられていたわけです。そういう意味ではこの映画をスケープゴートに仕立てた稲田さんの「右派のヒロイン」としての売名行為に私もまんまとはまっていたわけで、大変にお恥ずかしいです。同じく稲田さんに乗せられて「上映阻止行動」を展開した右翼の方も、ちょっとは恥ずかしがってほしいと思います。

 まあ、あれですよ、「あれもこれも左翼の陰謀」とか言い出す以前の『ゴーマニズム宣言』で、皇室をテーマに描いた回が編集部の判断で没(休載)にされたことがありましたよね。で、左派系の一部の人は「どんな内容なんだ!」とワクワクしたわけですが、公開されてみたら、「いったいこれのどこが問題なの?」という、どうということもない拍子抜けするものだった。むしろ皇太子を誉めていたという。あんな感じなんじゃないですか?

 何しろ本編を見てないので、これ以上のコメントは稲田さんとはまた違った意味で悪宣伝になってしまうので差し控えますが、わざわざ内容をちゃんと確かめるために映画館まで足を運んだプレカリアートさんが、自身のブログで書いておられる感想(→これの一体どこが反日映画なの?)があります。これを読んで、「ああ、やっぱりね」と思いました。

 映画の構成自体は、公式HPでも見て取れますように、これまで「政教分離」などの政治的な視点でのみ語られることの多かった靖国神社について、その文化的な側面、とりわけ御神体である靖国刀にスポットを当て、靖国刀の制作場面とそれを鍛える刀匠の想いを描いた文化ドキュメンタリー映画です。

 「YASUKUNI」をめぐる様々な世間の喧騒をよそに、黙々と刀を鍛え続ける老刀匠という感じ。プレカリアートさんが「NHK番組『新日本紀行』を彷彿とさせる」と書いておられるのを見て、「そう、それだー!」と思ってしまいました。

 プレカリアートさんによれば、この刀匠の想いを縦軸にして、靖国にいろいろな意味で「思い入れ」のある人々の発言を特に手を加えずにそのまんま撮影し、それが横軸として展開していくという構成だそうです。

 前半では右翼系の人の発言や、靖国の「遊就館」での歴史展示などが続き、後半では台湾先住民や日本人遺族による靖国に対する批判的な発言を収録してバランスをとっているようです。

 プレカリアートさんの感想は、左派として後半の横軸である靖国批判派の発言を軸に書かれていますが、要するに左派が見ても右派が見ても、どちらの立場からも「靖国」の取り上げ方には不満が残る映画だということになるんではないでしょうか。むしろそういう「政治偏重」な視点ではなく、文化映画としての意図にそった、あくまでも刀匠の思いを軸にした感想も読みたいところです。

 総じてプレカリアートさんの「これだけ話題になっていなければ、少なくとも私について言えば、こんな映画など、わざわざ1800円も払って見る気にはなりませんでした」という感じを私も持ちました。

 いえ、決してこの映画を(見てもいないのに)ダメと言っているのではありませんよ。ただ、私にはこういう地味な文化映画をテレビでならともかく、丸一日かけ、入場料よりも高い電車賃を使ってまで映画館に見にいくほどの属性がないという、あくまでも好みの問題にすぎません。つーか、私はそもそも映画もテレビもあまり見ない人だから。そのうちレンタルビデオにでもなってから見ることにします。

注目すべきは映画よりも稲田弁護士のほう

 こういう趣旨の映画ですから、世間がこの騒動で注目するべきは映画よりも稲田議員(弁護士)のほうなんですよね。

◇極右的な観点から『反日』などのレッテルを貼る攻撃目標をピックアップして皆に叩かせる→
◇自分はその先頭に立つ(わきによけて黒子になることも)→
◇もし一部に上映妨害などの『やりすぎ』があっても「私は関係ない」と言えばよい(実際には織り込み済み)→
◇「私って右派のヒーロー(ヒロイン)」→(゚д゚)ウマー

稲田朋美議員(弁護士)
稲田朋美弁護士

 という、つまり(普通の右派系ではなく)ネトウヨ系の「オピニオンリーダー」がやっている言論弾圧の犯行手口を、議員や弁護士という責任ある立場の人間が、そのまんまリアルの世界でやっているというトンデモさんなわけです。映画の内容ではなく、そのことが今回の事態の本質なのです。

 実はこの稲田弁護士は、20年以上前(!)に出版された本多勝一さんの著書『中国の旅』を名誉毀損であるとして旧日本軍将校の遺族をけしかけ、本多さんを訴えた「百人斬り訴訟」で有名になり、台頭した人です。結果は当然ながら地裁から最高裁まですべて敗訴で確定し、自分は傷つかずに遺族にだけ大恥をかかせ、それを踏み台にして台頭していった人です。

 この訴訟の概要ですが、戦時中、日本軍のN、M両少尉が上官からけしかけられ中国人の殺人競争(いわゆる百人斬り競争)をしたという話が戦前の東京日々新聞に4回にわたり、「皇軍の武勇伝」の一つとして連載されました。本多さんの同書の中に、この記事を現地で取材した記述がありますが、元になったのはあくまでも新聞記事であり、さらに両少尉も講演でその体験談を大勢の前で自ら披露しています。

 本多さんはその事実を取材しただけであり、さらに故人の名誉をおもんばかって匿名で紹介されておられます。これでは何がどうあろうと「名誉毀損」なんて法的に絶対に成立するわけがありません。稲田さんはそんなこと弁護士ならば、実は訴訟の前からわかっていたはずです(逆に「わからなかった」というのなら弁護士としては超無能ということになるから、まさかそんなことはあるまいよ)。

 稲田さんはしたり顔で「裁判所の訴訟指揮」などを批判していますが、だいたいこの提訴自体がトンデモです。私も少しだけ裁判関係の仕事に関わったこともありますが、世の中には自分の主観だけでこういうトンデモ訴訟を提起する人がままいるのです。

 私が知っているのでは、自分が格下だと思い込んでいた相手から、「おまえなあ」と呼びかけられたことに激怒して、「名誉毀損だ!」と訴えた人がいます。こういう訴訟でも裁判所はいちいち「社会通念上、おまえと呼ばれたことによって不法行為が成立するとまでは言えず」とか、真面目に判決を書かなくてはなりません。裁判官の苦労をおもんばかります。

 こんな訴訟でいちいち原告の申請してくる「証人」とやらを、全部認めていつまでも延々と裁判を続ける意味がありませんし、落ち度の無い被告の不利益も大きい(つーか、それを目的にして嫌がらせ的に裁判する人もいるのだから)。

 「百人斬り訴訟」はこれに毛が生えた程度のレベルであり、入り口の議論で原告の主張は失当でした。だから原告の政治的な意図に基づく証人(パフォーマンス)が却下されただけのことです。それでも裁判所は地裁段階ではわりあい丁寧に審理している印象を持ちました。ゆえに高裁段階では地裁での記録もあるので、ばっさりと無意味な申請を却下したまでのこと。稲田弁護士はこういう結果になるだろうという見通しを、ちゃんと遺族に説明した上で提訴させたのでしょうか?

常に老人を矢面に立たせてのし上がる稲田さん

 稲田さんは出版から20年以上たった今になって唐突に両少尉の遺族を説き伏せて訴訟に踏み切らせ、せっかく本多さんが匿名にした両少尉の名前まで実名で公開して宣伝しました。

 もちろん訴訟は最高裁で敗訴が確定したことは言うまでもありませんが、そのことによって揉みくちゃにされた遺族とは対照的に稲田さんは有名になり、国会議員にまで登りつめるきっかけの一つになったことは疑いがありません。

 国会議員になってからの稲田さんは、よほど有頂天になったのか「マスコミ・世論・政治によって(百人斬り訴訟の)最高裁判決に影響を与える」と公言して「国会請願のための10万人署名運動」をぶちあげます。そもそも裁判所というのは、そういう権力や多数派から、弱者や少数者の憲法で保証された権利を守るための非民主的機関であることに意味があるわけで、そんなことは法律に携わる人なら誰でも知っていることでしょうに。

 遺族(原告)の了解も得ずに「政治の力で裁判に影響を与える」という稲田議員先生の独断的な運動拡大路線は、原告支援ということで運動参加を了承していた右派内部からも強く批判されるようになり、ついには味方陣営であるはずのガチ右翼の「英霊にこたえる会」が遺族の惨状を見るに見かね、稲田さんに対する懲戒請求を弁護士会に提出するまでになってしまいます。

 本当に稲田さん一番の被害者は、徹底的に利用されつくした遺族であると思います。そのことが私には一番許せないと感じますし、今回の映画騒動でも、同じ手口を使って関係者に味方顔ですりより、結局は利用していることには憤りさえ感じます。

 この他にも稲田さんは「沖縄集団自決訴訟」で90歳になるU老人を原告として法廷に引っ張りだしてまたもや恥をかかせ、さらに今回の映画騒動では同じく90歳になる刀匠の刈谷翁を不安にさせて「自身の出演シーンを映画から削るように」と言わせています。主人公である刈谷さんが出なかったらそもそも映画は成立しません。

 それでは刈谷さんを矢面に立たせ、刈谷さんの責任にして映画の公開自体を潰すということになります。このように稲田さんは、常に攻撃する当事者に真っ向から、言論には言論で挑むことというを巧妙にさけ、その頭越しに関係する無防備な個人(しかも老人)を世間の矢面に引っ張りだし、不安にさせて「説得」し、自分はその後ろに隠れて責任を逃れ、「言論弾圧者」の汚名など、直接の被害を自分は受けないようにしている。

 確かに『人民新聞』などでは「刈谷さんに対して事前の説明が不充分だったのではないか」と指摘するコラムもありました。ですがもちろん、「世間が騒いでも俺はこの作品に納得して惚れてるんだから」くらい強く(しかも事前に)出演者たちを説得しなければ映画が作れないような、窮屈で自由のない世の中になったら日本はおしまいだと思います。

 そういう意味でやはり今回も、稲田さんの一番の被害者は監督よりもむしろ刈谷さんのほうだと思うのです。つまり稲田さんは言論で勝負するのではなく工作活動で暗躍しているわけで、これもまた(しつこいが、普通の右派ではなく)ネトウヨがよくやる薄汚い言論潰しの常套手段の一つです。しかも政治家の立場と権力を利用しているだけにたちが悪い。

右翼版の「大衆運動引き回し」路線

 で、この「リアル・ネトウヨ」の稲田さんを見ていて、「こいつはいったい何なんだ」と思っていたのですが、ある方が『四トロ掲示板』に投稿された文章(巻末に転載)に、「かつてのヨヨギ官僚(注:共産党のこと)にも似た大衆運動引き回し」という一文があって、「ああ、なるほど!それの右翼版が稲田さんというわけか!」と、思わず膝を叩いたのでありました。

 しかし今回ばかりは稲田さんにも風当たりがきついですね。「右派による言論弾圧」という構図を作り上げ、それを扇動することで自身への浮遊力にしている稲田さんですが、それへの反発から、上映擁護の立場を鮮明にする右翼も現れてきました。もともと映画の内容から考えても「勉強として見てみたい」と思う普通の右派の方も多いはずなんです。

 やはり稲田さんは右派としても特殊で、売名が上手な「鬼っ子」なんですよ。今までは暗躍ですんでいたことも、今回は自分が議員として引き起こした事態の反響が大きく、その暗躍の様も逐一マスコミに報道されてしまう。登りつめればつめるほど、力を持てば持つほど、その行動には責任が生じてくるということを稲田さんは知るべきです。言論で勝負することをおぼえなければ、いつまでたっても街宣右翼なみの小物右翼として足元すくわれますよ。
……って、もう遅いかも(笑

 まとまらない駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

<参考 ― 四トロ掲示板より転載>


『靖国』の上映妨害について
投稿者:一映画ファン 投稿日:2008年 4月 3日(木)09時38分5秒

http://plaza.rakuten.co.jp/seimeisugita/diary/200804020001/

↑これは明らかな威力業務妨害か何かにあたりませんでしょうか?
誰か教えてください。
もし、名古屋で「シネマスコーレ」あたりが代わりに上映するなら、東京から黒ヘルかぶって、パイプ持って、上映の防衛にかけつける所存です。(大阪は遠いから誰かお願いします)

Re: 『靖国』の上映妨害について
投稿者:イレギュラーず 投稿日:2008年 4月 3日(木)21時16分51秒

一映画ファンさんへのお返事です。

http://plaza.rakuten.co.jp/seimeisugita/diary/200804020001/

これは明らかな威力業務妨害か何かにあたりませんでしょうか?
誰か教えてください。
もし、名古屋で「シネマスコーレ」あたりが代わりに上映するなら、東京から黒ヘルかぶって、パイプ持って、上映の防衛にかけつける所存です。(大阪は遠いから誰かお願いします)

これまでも、様々な「無関心」があった。金剛山歌劇団公演しかり、日教組教研集会しかりであった。

>パイプは

塩ビぐらいにしてね!

真面目に、戊辰戦役で最後まで抵抗した「会津」の歴史を全面に押し出すことが、特に日本にとって留意すべきではないか?会津は未だ、薩長政権と闘っている。

あのTBS制作の「歴史」クイズに会津から猛抗議。TBSは、会津に足を踏み入れられないか~(笑

上映妨害と靖国問題は別ではないか?
投稿者:トチロー(元映画労働者) 投稿日:2008年 4月 6日(日)20時46分10秒

ブログには、下記コメントを入れました。
強い者が勝つというのは、面白くない。

===============
 もともと政府助成や推薦のありかたには、問題があると思います。
 誰がどのように作品を「良し悪し」とするのか? という問題です。
 また、助成金が下りた時期は、映画完成前である可能性があるでしょう。しかし、映画は、完成するまで、どんなものになるのかは誰にもわからないものです。監督の意思はあっても、本当のところはフィルムをつなげてみるまで分かりません。これは、下記の「作品の独立」という考え方を補強します。

 この助成金が、実質的に政府公認という影響力を持ち、上映賛否の発言権の根拠となることは確かなことでしょう。
 この点で、助成金は、芸術における表現の自由を脅かしています。

 他方、作品が出来上がった時点では、作品が独立して存在し、成り立ちとは無関係に評価をされる側面があることも、また事実でしょう。

 これらの2つの立場、映画の成り立ちに依拠しての議論と、作品表現の自由に依拠しての議論は、僕は、商業関係を排除する立場から「作品の独立」の自由を支持します。
 そのように考えた場合、反対意見を言うのは自由ですが、それ以上に強制力があるとは思えません。「発言権」というのは、実際的には方便でしょう。

 しかし、上映をめぐっての賛否では、上述の「実質的に政府公認という影響力を持ち」という部分には、見過ごせないものがあります。出演者の意思云々という部分も同様です。
 上映権をもっている側は、上映反対の意見には十分に配慮すべきです。それを含めての上映側の決断というものがあってしかるべきでしょう。

 ここでは、靖国賛否のそれぞれの正当性を論じる問題ではないと考えます。 少数意見を圧殺するのかどうか? 反対意見にどう配慮できるのか? という問題だと考えます。

 今回の上映反対の主張は、「靖国や国家擁護の正当性」の主張ではなく、「靖国や国家擁護の意見が存在するという内容説明」なのではないでしょうか。
 ですから、これに対して「靖国は悪いんだ」という意見は、意味がないと考えます。
 賛否両者ともに、「靖国問題」として論じるのは、論理のすり替えではないでしょうか?

 しかし、なにがなんでも上映を阻止するという意思が、右翼街宣団・暴力団の脅しと合流して、それを現実のものとすることは、左派はこれを良しとしません。当然でしょう。

Re: 上映妨害と靖国問題は別ではないか?
投稿者:一映画ファン 投稿日:2008年 4月14日(月)05時00分15秒

トチロー(元映画労働者)様へ。

私は名古屋の右翼(?)の件のブログで「坂下門のテロリストの子孫」と名乗っているものです。
(実際そうなのですが)
トチロー様の真摯な姿勢には感服いたしますが、そもそも今回の問題のひきがねになったのは稲田朋美なる、弁護士と議員と右翼運動家の三足のわらじをはいた「商売右翼」の発言と行動によるものです。

そもそも弁護士にとって「右翼、民族派」の事件を取り扱うことは大変な利益に結びつきます。その事件ではもうからないにせよ、その後、保守政治家、団体がらみの選挙違反事件や、交通事故、交通違反関連の、労力がいらず利益の上がる案件が続々舞い込むからです。

彼女の場合は国会議員ですから、民族派的訴訟、問題提起などは票の獲得にも結びつくから一石二鳥です。

その私利私欲で民族派の問題を扱う姿勢は強硬右派である「英霊にこたえる会」から、稲田議員に対して懲戒請求が大阪弁護士会に出されたことからもわかります。(以下ご参照を願います、一番下までスクロールしてお読みください)
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-4.html
「百人斬り訴訟」では、原告代理人としての主任弁護人のくせに味方のはずの原告側から懲戒請求をかけられたわけです。(その後の詳しい経緯は知りませんが)
例の「沖縄集団自決冤罪(?)訴訟」でも梅沢裕原告を無理やり原告に仕立てて、原告に法廷で恥をかかせた節があります。(判決後の記者会見が弁護士だけで行われ、肝心の被告が出席しなかったのは原告の自陣弁護士に対する不信感の表れだったと、私はとらえています)

トチロー氏が議論された名古屋の某右翼(?)も民族派としての知識も信念も無いことをすでにそのブログで自白しております。

また、現在、国会では有村なる珍議員も加わって支離滅裂な議論を展開しています。
まずは、彼らのかつてのヨヨギ官僚にも似た大衆運動引き回しを批判するべきであって、「靖国」「映画表現」といった真っ当な問題についての真っ当な議論はそのあとにするべきだと考えます。
すでに民族派5派が『靖国』上映擁護の方向で動いているのは稲田、有村らの引き回し路線に対する反発によるところも大きいと考えます。
http://blogs.yahoo.co.jp/tamamori_jimukyoku/6342166.html

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6件のコメント

 草加さん、お久しぶりです。この度はわざわざ拙ブログのつたない記事をご紹介いただき、有難うございました。そして、折角ご紹介いただきながら、お礼のお返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。
 実は、数日前に自宅のパソコンがやられまして、急遽業者の方に見てもらう事になりました。修理には最低でも一週間前後掛かるとの事。このコメントも、仕事帰りに近場のネットカフェから投稿しています。そういう訳で、お返事が遅くなってしまいました。
 ブログは続けます。しかし、毎日ネットカフェ通いという訳にもいきませんので、ブログ更新やメールの返信は遅れまくると思いますが、その節は何卒ご容赦を。これからも宜しくお願いします。

RT @to0193oz: 映画の中で、稲田が聴衆前で演説(宣言している)。
しかも、百人斬り将校遺族が名誉毀損で毎日を訴えているが、この時代はしっかり「検閲」があったんだよ。支那派遣軍による集団殺害の事実は消せない。

「靖国 YASUKUNI」と稲田議員
https://t…

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