三里塚勝手連

三里塚反対同盟旗開きでの萩原進さんの発言

◆2011年を「決戦の年」として闘う

 あらためておめでとうございます。全国の皆さんから年賀状、いろいろ激励を受けまして、新たな気持ちをもって闘いぬいていきたいと思います。多くはこの「闘争宣言」で網羅しております。もう一度、みなさん、2度、3度読み直していただいて自らのものとしていただきたいというふうに思います。

 多くの仲間、同志から今日の階級情勢、あるいは攻撃等について語られております。まあ、反対同盟は、状況は煮詰まっておりますけれども、やはり今年一年、文字通り決戦の年であるということを、みなさんおっしゃっております。そして昨年の闘いを勝利の年だったという風にみんな総括しております。ですから文字通り、今年は我々も決戦の年としてとらえ返す。そしてしかも、これをはね返して闘いぬく。

◆攻勢的に闘いぬいていくべき時

 第1番目には、昨年の闘いを無にすることなく、いやむしろそのことを一面にしながら攻勢的に、攻撃的に闘いぬいていきたい。それが第1点であります。これは、何よりも今の支配階級が、彼ら自身が経験したことのないような事態に今追い込まれているわけです。何一つ解決能力はありません。三里塚にしたってそうです。国鉄にしたってそうです。沖縄にしたってそうです。医療問題、老人問題、社会福祉問題、どれ一つ解決できるような状況じゃありません。ですから強暴な攻撃を行わなくちゃあならない。

  あの千葉県知事森田を見てください。東京まで15分くらいで行くようなリニアモーターカーを走らせるんだと、成田から。それだけじゃあない、賭博場を設けたらいいんだと。これはね、決して彼のパフォーマンスや思い付きから言ってんじゃないんですよ。三里塚の空港がこのままじゃあ潰れちゃう。じゃあそのためにどうしたらいいのか。韓国のインチョン空港に匹敵するような、あるいはそれに真似して、観光客を集め、三里塚に人を集めるためにはどうするのかと。そのためには賭博場も作んなきゃあダメなんだと。東京まで15分で行くような乗り物を作んなきゃあしょうがないんだと。これを彼らは真剣に考えざるを得ないところまで追い込まれているんですよ。

 こういう世の中でね、1兆円を超えるような乗り物をもう一度作ろうと、あるいは新たなホテルや建物を建ててね、賭博場を作るんだと。こんなことが今の世の中で許されるのか。あるいは常識的に許されるのか。これはね、我々にとってはもの凄いチャンスなんですよ。このことが学生戦線、労働者戦線、農民戦線の中にね、みんな今はびこってるわけですよ。だからこそ、我々は大胆に攻撃的に、今までの殻を打ち破って闘いぬこう。これが今年の目標なんです。

◆原則的な闘いをやろう

 第2点は、まあ、あの、くどくど言うなと言われたんで、あの(会場笑)、いわゆる原則的に闘うんですね。「闘争宣言」でも言っております。われわれから言えば、やっぱり農地を売らない。農地を死守するんだと、それを武器にして闘いぬくんだ。そして一切の話し合いを拒否して、時には実力でもって、体を張って、命を懸けても闘うんだと。そういう闘いをやっぱりやろう。

 しかし、我々はね、あえて人民に押し付けることはしませんよ。我々が闘う。そして勝利する。その道を見ていただきたい。そして、それを体で体験していただきたい。一人でも多くの人たちを三里塚の地に来させることなんですよ。そして今までの生き方を自ら撤回してね、そして今の社会を見つめなおしてもらう。そして我々と、三里塚と一緒に闘おうじゃないかと、これが勝利の道なんだということを指し示す。そういう闘いを今年はやろう。それができる年なんですよ。

◆三里塚の原点を掲げて打って出よう

 第3番目に、やはり反対同盟は、そういう意味で、全国の人たちから、あらゆる階層、あらゆる人たちからの支援を受け、自らの課題として取り組んでいただいて、45年闘いぬいて、勝利の大道を歩んでおります。これはやっぱり、大きく人民の闘いとしてここに存在しているからなんです。そして空港の持つ意味。農地を守って闘いぬく大きな柱のもう一つは、空港の持っている軍事性の問題として、反戦・反核の闘いとして今あると。その闘いが、今こそ発揮できるこの状況。

 この二つが、輸入貿易の問題として一方であるし、農業問題として一方ではあるし、もう一方は戦争の問題として反戦の闘いとしても一方にはあるんだと。これこそが彼らが掲げるところの、「国策だから人民はこれにひれ伏せ」ということに対して断固として闘う、正義の闘いなんだという形で闘いぬくことが必要なんだということを、声を大にしてわれわれは打って出ていく必要があるんじゃないかというふうに思います。

そういう意味で、今年度は、あらゆる戦線に対して、動労千葉と一緒になってね、「この指とまれ」「こうして一緒に闘おうじゃないか」と、「三里塚と一緒に闘おう」、その旗振りを反対同盟は大きくやろうと。しかも、あらゆる戦線、市民の闘い、そしてとりわけ沖縄の闘いに対してね、もう一度沖縄の中に反対同盟の旗を掲げて闘いぬく、こういう闘いを今年は実現したい。そして、3月、10月の全国集会をあらゆる地域で、三里塚の全国集会的なものを全国に波及したい。そういう大きな希望を持って本日の旗開きを迎えました。昨年を上回る、150名以上を上回る熱気ある旗開きができました。本当に感謝します。

◆1、2月攻勢から3月全国集会へ

 そしてすぐにでも、この1月13日、我々が提起しました団結街道仮処分の審尋に対して、この時に3名の審尋を要求しましたけれど、千葉地裁はこれを却下して、そして13日の日にちを取り消して、1月31日に終結するんだというような文章を送りつけてきた。これは2月4日の現闘裁判の終結を意図するのと一つでね、やっぱり彼ら自身が裁判の終結、あるいは反動判決をこじ開けようとするような攻撃としてあるんだということを、我々は肝に銘じてね、この1月と2月の闘いを闘いぬいて、3月の大集会を実現しなければならない。そういう風に考えます。

 ですから、もう休んでる暇はありません。文字通り、1月、2月の闘いを開始し、もう裁判の日にちまであるわけじゃない。明日からまたビラまき、情宣、そういう形をもって、現地的には、市東さんに対して、昨年、切り回し道路を1月冒頭から始めると通告してきた。これは宣戦布告です!我々はこれを受けて立とう!そしてそれを現地的に打ち破って闘う。このことを通して裁判闘争も勝利する。その1月、2月であります。今まさにその決戦のただ中にいるということを、みなさん、自覚していただいて、本日の旗開きにしたいと思います。以上です。

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投稿日 : novembre 10, 2004 12:30 AM 「松坊堂日乗」へのコメント…

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