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国籍法違憲判決の検討

kokuseki.jpg 明日から4月に入ってはじめてのお休み。しかも今年はじめての連休であります。本来ならゴールデンウィークの地獄に向けて英気を養うべきところですが、「下書き」のままでたまりまくったエントリーなどを一気に書き上げてしまうつもりでいます。

 そこで今日は、明日からの執筆に向けたリハビリも兼ね、気になった判決を紹介させていただこうと本稿を書いてみました。以前から何かと問題の多い国籍法の規定に、ついに違憲判決が出たというものです。んで、書いてみるとなんかリハビリどころか大変な「大作」になっちまいました(笑)。できるだけ読んでる途中で飽きないように気をつけて書いたつもりやから読んでね(弱気)。いくら他人の評価をまったく気にしないで書いている私と言えども、今回ばかりはこれだけエネルギーを使い、まあ評価はともかくとしても、誰も読んでさえくれんかったら、ちょっと落ち込むかもですわ。

国籍訴訟:法規定は違憲、比女性の子に日本国籍 東京地裁

 フィリピン人の母親から生まれた後、父親の日本人男性に認知されながら、両親の未婚を理由に日本国籍が認められないのは違憲として、日本に住むフィリピン国籍の男児(7)が国籍確認を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。鶴岡稔彦裁判長は「両親の内縁関係が成立しているのに未婚を理由に国籍を認めない国籍法の規定は平等権を定めた憲法に違反する」と判断し、男児に日本国籍を認めた。原告側によると、国籍法をめぐる違憲判決は初めて。 (毎日新聞)


 しかしこの判決、予想に反してブログなどでもあまり取り上げられていませんね。「国籍」といえばつまり「日本人とは誰のことか?」という、国家に関しては基本中の基本でしょうに。ふだん「日本人!日本人!」とおっしゃっている方々の意見を是非とも聞かせていただきたかったのですが、何の感想もないのかな?おそらく「国籍」なんて空気みたいにあんまり考えたことがないんでしょうね。それも彼らの表現で言うところの「平和ボケ」、左翼的に表現すれば「一国平和主義」の現れの一つだと思うんですけど。。。と、挑発してみましたがいかがでしょう(笑)

 しかし真面目な話、「あー、日本人で良かった」だの「外国人は出ていけ」みたいな古臭い、かつ排外主義的、一国主義的な主張でいつまでも済まされるんでしょうか?なぜなら、これから日本でも在留外国人はどんどん増えてくるからです。それは絶対に確実なことです。たとえ嫌だといっても避けられません。在留許可のハードルを今よりさらに高くしても、かえって「不法滞在者」の数を増やすだけに過ぎず、表に出れない「不法滞在者」が層を形成してしまえば、そこに犯罪組織が浸透して彼らを食い物にします。と言うか、すでにそうなりつつあります。この記事のような事例もどんどん増えており、すでにこういう外国籍の子供達による集団提訴もされています。今からしっかりと考えて意見を持っておくべき事柄だと考えます。

 以下、1)事実経過 / 2)争点 / 3)背景事情 / 4)参考法令 / 5)判決要旨 / 6)判決の検討と解説 / 7)リンク集の順に話をすすめていきたいと思います。

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懐古資料】『闘う女性主体の確立を目指して』(1)目次

闘う女性主体の確立を目指して 女性問題に関する戦旗派の内部論争の過程で提出された諸論文を、ほぼ時系列にそってまとめたもので、内部向けに刊行。外部には非売品。「闘う労働者」という組織内向けの交流誌に掲載された論文や手記、所感類の総集編といえる。
 左翼はフェミニズムの問題意識に学びつつも、それをどう批判的に超えようとしたか。

 この頃中核派から分派した通称「試練派」(後に「第四インター・ボルシェビキ派」に改称したが現存していない)の『単婚と家族』(宮崎杏子著)という本の水準が非常に高く、各地区で購入して尊敬をもって読まれていた。また、ベストセラーだった『シンデレラコンプレックス』(コレット・ダウリング著)の指摘が、活動家にとっても極めてシビアな(つまりめっちゃ思い当たる)内容を含んでいたことなどから当初はこれらの文献を素材にして党内論争が組織され、一時期はかなり活発に展開された。

 ここでは、この論争全体の経過を解説した「解題」と、「目次」を電子化して紹介しておきます。ちなみに表紙の写真はソウル梨花女子大学で民主化闘争を投石で闘う女子大生達(87/05/26撮影)。

第1部 『理戦』17号須美論文をめぐる論争

『第二の性』をこえる女性解放闘争の方向 :須美 玲子
『理戦』17号「女性解放闘争の方向」を読んで :水野 あき
水野さんへの反批判 :須美 玲子
須美玲子「女性解放」論文によせて :立原 みづほ
レーニン主義党から逃亡するアダチグループ :須美 玲子

第2部 女性革命家への飛躍に向けた決意

●書評『シンデレラ・コンプレックス』

一歩一歩イストへの道を歩んでいく :関原 令子
政治組織指導をやり抜く女性革命をめざして :桑田 康子
世界史という大空に翔びたっていくために :高峰 ともえ
女性の依存性を克服し地区党建設をやり抜く :夏沢 圭子
革命家としての「自立精神」獲得をめざして :仁科 ゆう
子持ち活動家として新たな飛躍をかちとる :川村 ひとみ
自己との対決を恐れず前進していきたい :浅井 桐子
武装せる人民の進撃に応えたたかい抜く :遠藤 敦子
世界にクワをうち込む女性革命家をめざして :原 路枝

●書評『私にも話させて』ドミティーラ著

中米女性革命家に学び前衛としての飛躍勝ち取る :添野 さゆり
第三世界人民の主体的階級的成熟に学ぶ :浅井 桐子

第3部 85年須美「研究ノート」とそれへの批判

<研究ノート>女性解放と単婚家族の止揚 :須美 玲子
戦旗派女性解放論の構築 :森下 香
家族の止揚を価値法則の止揚と統一的に論じる必然 :高峰 ともえ
須美論文は戦旗派女性解放論のコアたりうるか :野平 拓馬
プロレタリア女性存在の対象化こそ女性解放論の課題 :仁科 ゆう

懐古資料】『闘う女性主体の確立をめざして』(2)解題

Wmns_Lib.jpg本書『闘う女性主体の確立をめざして』は1983年2月理論戦線』17号での須美論文「『第二の性』をこえる女性解放闘争の方向」(以下、須美第一論文と略します)提出以来、85年にいたるまで、党内の多くの同志達からよせられてきた女性解放、あるいは女性活動家の主体形成をめぐる諸論文、所感等を再録したものです。

これらの文章は、ほとんどが『闘う労働者』に掲載されたため、現在各地区に残っておらず、そのことが女性解放や女性の主体形成に関する学習・討論を非常に困難なものとさせてきました。また、新たに組織に結集した同志の中には、その過程で提起された諸内容、さらには様々な論争の存在そのものを知らないという同志も生まれています。

ところが、今日われわれをとりまく政治状況は、そうした女性解放についての階級的視点の確立、とりわけ女性活動家がいかにして革命的主体への発展をかちとっていくのかという課題への全党的とりくみを、再度われわれに迫るものとなってきています。

昨年5・7山田宣言以降、日帝のアジア再侵略へむけた治安弾圧型国家再編、その最大の環たる「過激派壊滅作戦」=革命党破壊攻撃の嵐が吹き荒れ、わが同盟にあっても、86年権力の別働隊としての右翼民間反革命による襲撃・白色テロ、87年4・25-6・19-7・11弾圧、無差別強制家宅捜索、あるいは情宣活動の妨害等々として、敵の攻撃は日増しに激化しています。かかる中にあって、これを打ち返し、戦略的武装を堅持しつつ、武装闘争の遂行と全人民との一層の結合を同時に押し進めることによりプロレタリア日本革命の未来をたぐりよせていくというわが同盟の双肩にかけられた階級的任務は、個々の主体にすさまじいまでの飛躍を問うています。小ブル的理念をふりかざすのではなく、かつまた言われたことをそれとしてこなしていけばいいというものでもない、創造的に自己の任務にとりくみ、そこでの的確な判断と対処をなしうる、まさに革命運動の実践的遂行者としての組織創造的な諸能力の形成が、すべての同志達の課題になっているということです。

そして、わが党・革命勢力を構成する女性同志にとっても、これらの課題に応えることが、男性の同志と同様に要求されていることはいうまでもありません。しかしながら、そのためには歴史的・社会的に特殊な位置におかれてきた女性存在をマルクス主義的にとらえかえし、ブルジョア的な「女らしさ」や「没主体性」として女性に対し強要されているブルジョア・イデオロギーと対決していくことが不可欠なのです。何故なら、80年代後期階級闘争の激動をきりひらくための政治と暴力の主体化、責任性や指導性の獲得という命題は、そのようなブルジョア的「女らしさ」等とは全くもって相容れないものだからです。

こうした観点を再度明らかにし、戦旗派主体形成論の一領域として、女性活動家の主体形成に特殊に要求される内容を再確認していくこと、それが本書刊行の第一の目的です。

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