アメリカのもくろむ報復戦争、それに追随しようとする小泉政権にNO!の声を上げるために集まられた全ての皆さん! アフガニスタンの一般市民の生命を奪い生活を破壊する戦争をやめさせるために、力を尽くしていこうではありませんか。テロの犠牲を、テロと無関係な市民の死であがなうなどということが許されていいわけがありません。
反戦の声を心に響くものにしていくためには、声高に「反戦」を唱えればすむものではありません。声を上げる者の姿勢が問われなければ、その声はただむなしく響くだけでしょう。日頃粗暴な振る舞いをして、自分に都合の悪い発言を暴力で抑えつけようとする人々が反戦を叫んでも、誰も信じる者はいません。本集会の案内にも「この集会とデモ行進は、平和を求める非暴力の市民の集まりです。テロや暴力を肯定する方の参加はお断りします」と明記されています。
この集会にSENKI派(自称・ブント)の人々が参加しようとしています。新宿のトーク居酒屋「ロフトプラスワン」で、彼らは3度に渡って暴力を繰り返しています。
’97年の7月16日。出演者である佐藤悟志氏がロフトプラスワンに到着したところ、店の前で待ち受けていたSENKI派のメンバー10名ほどが、力ずくで佐藤氏をビルの地下に連れ込み、殴る蹴るの暴行を働いた上で逃げ去りました。佐藤氏は痛みをこらえて出演し、その日のトークを進めました。会場との討論も平穏に行われましたが、佐藤氏がSENKI派への批判を口にしたところ、男性ふたりが演壇に上がり込み、佐藤氏を殴打しました。取り押さえようとした店員や来店客にも暴行を働き、襲撃者は逃走しました。
暴行は、佐藤氏がSENKIを批判したことへの報復でした。お店の常連客の有志で、SENKI派に謝罪を求める「ロフトプラスワン襲撃を許さない共同声明」(http://www.t3.rim.or.jp/~punsuka/)が出されました。しかしSENKI派は、佐藤氏のほうが先に手を出したかのような嘘を並べて、今に至るもこれを居直っています(http://www.bund.org/)。佐藤氏がまったく手を出していないことは、お店のオーナーや店長が明言していますし、その日お店にいた人は誰でも知っていることです。
昨年の6月15日にも、SENKI派はロフトプラスワンで暴行を繰り返しました。この日、SENKI批判のチラシがまかれたことに対して、SENKIメンバー3~4人が、佐藤氏を取り囲み、殴る蹴るの暴行を加えたのです。暴力を止めようとしたスタッフや来店客に対しても、彼らは暴行を加えました。被害者には、女性も含まれています。
これらすべてのことに、SENKI派は一切謝罪していません。私たちの反戦の声を嘘にしないために、この集会に参加しようとするSENKI派に注目しましょう。彼らは何らかの市民団体を装って参加する可能性もあります。彼らを反面教師とし、単なるお題目にならない反戦の声を大きくしていこうではありませんか。
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