KEN-NYEさんのサイトからのリンクで発見しました。阿修羅掲示板にあった文章ですが、あんまり面白いので保存しておきます。
「ラチラチ詐欺」が「人を思いやる気持ちや不正を憎む気持ち、または疎外された者の劣等感を利用した卑劣な犯罪です」という部分に共感したものです。皆さんも被害にあわないよう詐欺師の横行には充分に気をつけましょう。
なお、KEN-NYEさんはこの文章について「ちょっと面白かったのでそのまま紹介」「判断は読む人におまかせ」との立場であることを申し添えておきます。
いわゆる「ラチラチ詐欺」被害が依然として続いています!!
投稿者 マルクスの恋人 日時 2005 年 1 月 23 日 07:40:29:pySmgrH1GGydQ
「ラチラチ詐欺」とは・・・
「ラチだよ、ラチ」と不特定多数に喚き散らし、聞いた者がうっかり「拉致事件に関係することなんだね」などと問い直すと、「そう。実は拉致事件対策でどうしても必要なんだ。すぐに支持して」などと言い、野蛮な権力犯罪をとにかく支持させるやり口からその名前がついた”詐欺”事件です。
最近は、手口が非常に強引になっています。
例えば、犯人が複数おり・・・
1) 幹事長代理、国会議員など、政治家を装う者
2) 活字や電波を用い、「公平」「公正」なジャーナリズムを装う者
3) 「普通の」「多数派」を装い、ブログや掲示板で煽動する者
・・・など役割を分担し、実に支離滅裂なグループワークで支持をだまし取ろうとします。人を不安に陥れるようにもっともらしくストーリーが展開され、またタイミングよく畳み掛けてくるので、そのペースに巻き込まれてしまい、冷静に考える余裕をなくしてだまされてしまうのです。
被害に遭わないよう、十分注意してください。
「ラチラチ詐欺」は「支持しろ詐欺」の手口の変形です。
「支持しろ詐欺」は「ニセ募金詐欺」「安全保障詐欺」の同類です。
「ニセ募金詐欺」:
街頭に立って、あるいは戸別訪問で不特定多数の者に対し、実際にあった災害を口実とした義援金を募るなどして、実際は全額あるいは大部分着服する詐欺事件
「安全保障詐欺」:
実際には危機など無いか自分で作り出しているにも関わらず危機じゃテロじゃと煽動し、安全保障を名目に強大な権力を握るなどの方法により国富をだまし取る詐欺事件
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犯行の手口あれこれ
◇狙われるのは、社会で落ちこぼれて僻み根性に固まっている人が多い。
◇御用新聞、ネットウヨなどを動員し「この政策が有効なんだ。とにかく支持して」と言う、
◇支持が必要な理由は、拉致被害者の奪還、国民保護、国家の誇り、国際貢献など様々。この他、テレビの向こうや世間一般の人の関心を引く事柄をうまく取り上げます。
[例] スマトラ沖地震⇒災害救助活動を名目に国外での軍事行動の地ならし
子供を持つ家に対して⇒「我が子が拉致されてもいいのか!」
◇ジャーナリストやコラムニスト(あるいは「サヨクウォッチャー」など珍妙な肩書き)を名乗って、まるで事の裏表を全て知り抜いているような口ぶりで偉そうに煽動する。
[例]「コラムニストのカス屋です。私が公安警察から得た情報によればあの人質とやらは怪しい。もうすぐ発表できると思います。」
◇「あいつはスパイだ。手先だ。接触して金を貰っているんだ」などと言ってあらかじめ他人の悪宣伝をしておき、別の者がそれを裏付けるような行動をごく些細なことまで並べ立てて糾弾。又は、世間から悪印象を持たれている組織との繋がりを捏造歪曲してまで極端に強調し、その後ろで金切り声の大合唱がする。
◇国会の会期中に支持を要求してきて、「今しかない」と言って急がせる。
◇支持を確認した後、さらに別の政策の支持を要求してくる犯人もいます!!
(これは、一度支持してしまったことで、「こいつはまだまだ騙せる」と思われてしまうからです)
被害に遭わないための防犯対策
◇世の中がどうなっているのか知っていますか?
この種の話を聞いたときは、それが実態に適しているかどうか確認しなければなりません。
そこで、長期的な世界の動向に普段から関心を払い、一般的な社会科学の法則や実例を知っておき、いつでもそれにあてはめて考えられるようにしておきましょう。
◇前後や因果関係がよくわからない、真偽がわからないなどで、自信がもてない場合には、とりあえず回答を留保して下さい。
事実かどうか、必ず確認しましょう。
要求を受けた方へ
◇妄信しない。慌てない。
話を聞いたあと、すぐに話の流れを確認する気持ちでいてください。
◇話を聞いたとき、この話を思い出し、「詐欺かもしれない!」と疑ってみてください。
◇外国の軍隊が貧乏人の自由を守ることはありません。
◇人権擁護主義者が人権を理由にに強権発動を推進することはありません。
◇すぐに支持を決めない。
支持を決める前に、話に不自然さがないか疑ってみてください。
◇脅迫めいた言動を受けることもありますが、毅然とした態度で接し、相手にしないことです。
◇不審に思うことや不安に思うことがあれば、まず自分で調べてください。
阿修羅の各掲示板では、「ラチラチ詐欺」等の権力犯罪に関し、各地から投稿で玉石混交で情報を提供しています。「ラチラチ詐欺」がどんなものかイメージしにくい方は、まず、そいつが以前からにどんなことを言っているか、その後実際にどうなったのかを調べてみてください。
ご家族・関係者の方へ
◇みなさんの身近でこのような「古くて新しい」犯罪が起こっていることを話題にし、情報を共有して同種の被害を繰り返さないようにしましょう。
◇特に年配の方、疎遠になっている親戚の方はいませんか?
もし思い当たる方がいるようなら、連絡を取り、敬老のお祝いがてら昔の話を聞いてみましょう。歴史を伝える良い機会にもなります。
人を思いやる気持ちや不正を憎む気持ち、または疎外された者の劣等感を利用した卑劣な犯罪です。
騙されることなく、この種の犯罪を追放しましょう。
~少しでも不審に思ったり、「変だ」と思うことがあれば、とにかく相手にしないことです~
////////転載ここまで/////////////////////
太字化は草加耕助による。また、一部表現で不適切なものは訂正しました。この文章の原文はこちらにあります。
これは「警視庁オレオレ詐欺」という啓発ページのパロディのようです。この警視庁のページから、一人暮らしのお年寄りの電話の前に貼って利用できる、オレオレ詐欺にあわないための注意書き(PDF)がダウンロードできます。かなり有効だと思いますので、一人暮らしのお年寄りの親戚がおられる方にはお薦めです。
オレオレ詐欺撃退カード
それにしても、ネットウヨや一部の政治家達の「拉致被害者の政治利用」には怒り心頭です。拉致被害者・家族の救済活動と、改憲・国家主義・軍事行動をイコールで結び付け、後者に反対する者を前者から自分たちで締め出しておきながら、被害者・家族の救済に熱心でないか敵対しているかのようにデマを飛ばす。これが政治利用でなくて何だと言うのでしょうか!
2004年1月「共同通信」の対談から
石丸次郎: (家族会の)支援団体「救う会」はいろいろな人を抱えている。ある幹部は、日本が核武装すべきだと言ったり、(金正日)政権を打倒しない限り拉致は解決しないと言ったり。
私の住んでいる大阪の「救う会』のホームページを見ると「経済制裁で金正日政権をつぶし拉致問題を解決する」「経済制裁を阻むものは謝罪外交、土下座外交」「戦後に終止符を打ちましょう。教科書問題、靖国問題、拉致問題・・・」と書いてある。
別の政治目的を持った人が拉致を利用しているようにも思う。その中で世論が形成されていく現実に憂慮を覚えている。核武装、靖国まで出てくると、拉致被害者を応援したいが拉致問題についていけないという人がわたしの周りにも多い。
蓮池透:それは、私も憂慮している。わたしたちは、拉致されて家族を取り返したいと運動しているわけで、その気持ちを了解してもらって、その一点で支援していただきたい。わたしも靖国の専門家でないし、触れたくない。北朝鮮打倒に拉致を利用するというのは不服。ごく一部の特殊な人がやっている運動と思われても嫌だし、国民運動にしないといけないと思うから。
この対談と同じころ、佐藤勝巳は「救う会会長」の名前で、「センター試験において、ありもしない強制連行を試験問題にする事」に対する声明を出しています。
(「四トロ同窓会掲示板」への鍋山さんの投稿より)
もちろん、国家主義的な観点から被害者救済にあたるという切り口も可能だろう。蓮池さんが「その一点で支援していただきたい」とおっしゃっているように、そのような人を排除しろと言ってるのではない。それではネットウヨの裏返しだ。
彼らの主観的意図はともかく、事実上は、「改憲・靖国・右翼教科書運動」を推進するための一環として拉致問題に取り組んでいる。それさえも私はとやかく言わない。それでもいい。
私が怒っているのは、彼らがこの自分達の存在を主張の上ではひっくり返して見せ、あたかも「拉致被害者救済の不可欠の一環として、改憲・靖国に取り組んでいる」かのように装うことである。
このように自己の意図と主張をひっくり返して見せることの最大のメリットは何か?
それは被害者の陰に隠れて反改憲派・反戦派を撃つことができるということである。先に書いた「救う会会長の名前で『センター試験において、ありもしない強制連行を試験問題にする事』を糾弾する」などという行為がその典型である。明治の与党政治家は天皇の権威を最大限に利用し「玉座に隠れて政敵を撃つ」などと評されたが、それとまったく同じことをしているのである。
この「ラチラチ詐欺」の文章は、そのことを痛烈に皮肉っていることに意義があるわけだ。
彼らが、改憲・靖国運動を実現させるために、あるいは少なくとも改憲運動などと同地平で拉致問題に取り組んでいると正直にいうなら、それはこういう主張もあるかもしれない。
しかし拉致問題が「国民すべての課題」であると言いながら、国家主義的主張に同意できない者をその「国民すべての課題」から排除するという姑息な手法は、決して被害者・家族の利益にはならないと考える。さらに問題を日本VS北朝鮮という矮小な「国家問題」に切り縮めてしまい、人類不偏の人権問題として国際的な協力を得る道を閉ざしてしまっている。
蓮池さんは実は結構国家主義的な考えの持ち主のように思える。しかし被害者支援に取り組んでいる方の話では、蓮池さんこそが右翼勢力による家族会の政治利用に歯止めをかける防波堤になっているのだそうだ。逆に国家主義的な考えの持ち主であることが幸いしているのかなとも思う。
ともかく今はこちらから右翼勢力に喧嘩を売っているべき時ではない。とにかく彼ら姑息な一部(?)の右翼勢力の裏返し的な存在にならないよう、いつも自らを戒め続けないといけないと思う。
初めてかきこみます。『北朝鮮』の政治利用、報道について僕も憤りを感じております。ネットにはかなりの数のファシストがいるようですが、、、そもそも『パソコンを買って、インターネットにつなげる』って時点であるていど所得のある中産階級ですからね。型通りの『中傷』を言わせて、自分の現実については思考停止にして、成り立たせてる社会ですから。普段満員電車に揺られて、奥さんや上司や友人と空しく生きてる普通の会社員が,家に帰って、画面の前に座ると、『右翼』になるんでしょう。
ゲバラの言葉いいですね。ぼくもネットウヨクの裏返しの思考回路にならないよう思索していきたいと思います、、、、何だか言いたいことがよくわからなくなってしまいましたが、このサイトたまに見させてもらってます。大手メディア全てが危機的状態にある時代ですが、毎日自分なりに闘っていこうと思います。インターネットのいい部分を活用したいですね、子供がいまネットを見て育ったら愛国教育とあわせて、国のロボットのネットウヨク的な思考回路にならないかと不安です。
過去に目を閉ざすものには現在も見えない
NHKの体質改善(=政権からの独立、腐敗一掃)なくしてNHKの信用回復なし! 過去(=大戦時の犯罪)の反省・謝罪と清算なくして日本の信頼回復なし!
僕の記憶では、障害者解放闘争とか部落解放闘争とかでは、左翼でも政治利用の問題があったと思います。(被差別者からのはげしい糾弾をうけた党派があったと思います)結局、自己批判合戦みたいな贖罪ぶりを競うみたいな形で落ち着きましたが、、、
右でも左でも動員力のある闘争課題を導入路にして党勢拡大をはかる政治利用主義の傾向がありますが、本筋を見失わない自制心が重要という点には同意します。
たしかに拉致問題にからめた、”民族派”の行き過ぎはいけないと思いますが、拉致問題解決の本質が北朝鮮のような人間抑圧体制の打倒まで行き着くのは、当然の帰結だと思いますがどうでしょうか?
かっての反戦運動が、反帝反スタ(反社帝)とか自己否定としての帝大解体に突き進んだように、本質的解決を志向して先鋭化すれば、単なる人権擁護の枠を超える思想性を家族会自身が主体的に獲得することは当然だと思います。
三里塚の農民の権利主張としてはじまった三里塚闘争も、そうした農民抑圧的な政策を再生産し続ける国政のあり方そのものと対峙する闘争として先鋭化していきました。
”政治利用の産物として家族会が右傾化した”というレッテル張りは、拉致被害者家族会の到達した地平である、家族愛を祖国愛へ昇華させたという、家族会が主体的に獲得した地平の冒涜だと思います。
左の人たちが生理的に嫌いだというだけで、”国への思い”を自然に高めていった家族会の人の誠のこころを直視しようとしないなら、アラブナショナリズムとの信頼ある共闘関係を築いた日本赤軍が最終的に到達したであろう”地に足をつけた生活の現場からの戦い”という視点すら、同じ左翼に属しながら体感することができないでしょう。
日本赤軍とは正反対の立場である一ナショナリストの自分でさえ、日本人としての自分からはじめようという、一人の人間として重信房子のこころの奥をその著作で感じることができました。(日本人として日本で再スタートしようという素直で自然な気持ち)
今、家族会を政治利用した挙句、最終的に裏切ろうとしている連中の中核は、民族派というよりむしろ、政権中枢に位置する利権屋、属米ネオコンたちだと思います。
今回のNHK問題での安倍、中川両氏の個人名リークは、求心力になりすぎてやっかいな存在になった”民族派”弱体化の仕掛けだと思います。
共産党のキャンペーンは、政権内部の工作ラインと連動している気がします。(ほんとうに日共は大局観がない連中)
左の人たちが”民族派”をたたけばたたくほど、”民族派と左翼の共通の敵である”利権屋と属米ネオコン(ネットウヨク支持対象)を助けることになる”という政治力学的な視点をどうしてもてないのでしょうか?
何よりも優先されるべきは反ネオコンであり、反北朝鮮であり、反中国共産党であるべきです。政治力学=軍事力学という戦時のリアリズムを喪失した左翼は、自分探しサヨクの中に埋没していってしまうのでないでしょうか?
あんた気にくわない
くらいね、くらいね(日本人て暗いね)
くらいね、くらいね(性格が暗いね)
くらいね、くらいね、性格がくらいね
くらいね、くらいね、性格がくらいね
で、で、でも
で、で、でも
みんないい人、あんたいい人
いつもいい人、どうでもいい人
今宵限りでお別れしましょう
あんた大好き、彼女大好き
自分大好き、メチャクチャ大好き
今宵限りでお別れしましょう
せこく生きてちょうだい
せこく生きてちょうだい
せこく生きてちょうだい
せこく生きてちょうだい
見飽きた奴等にゃおさらばするのさ
見飽きた奴等にゃおさらばするのさ
見飽きた奴等にゃおさらばするのさ
するのさ、するのさ
するのさ、するのさ、するのさ
日本人てくらいね、性格がくらいね
日本人てくらいね、性格がくらいね
でも、でも、でも
でも、でも、でも
思いつくままに動きつづけろ
思いつくままにとばしつづけろ
思いつくままに走りつづけろ
思いつくままにたたきつづけろ
思いつくままに壊しつづけろ
思いつくままに踊りつづけろ
思いつくままにしゃべりつづけろ
思いつくままにただしゃべりつづけろ
思いつくままにしゃべろ、しゃべろ、しゃべろ
しゃべろ、しゃべろ、しゃべろ、しゃべろ
思いつくままにたたきつづけろ
思いつくままにしゃべりつづけろ
思いつくままにしゃべりつづけろ
思いつくままに壊しつづけろ
思いつくままにたたきつづけろ
思いつくままにたたきつづけろ
思いつくままにたたきつづけろ
思いつくままにただしゃべりつづけろ
思いつくままに壊しつづけろ
あんた気にくわない!
あんた気にくわない!http://www.loft-prj.co.jp/jagatara/
コメントありがとうございます。サイトも拝見いたしました。音楽人は本来「反戦」だと思っていましたが、日本では音楽家が意見を表明するのを久々に見たような気がします。
そう言えば宇多田ヒカルさんがイラク戦争に反対の意見を持っていることが明らかになった時、ネットウヨは宇多田さんの思想傾向について、あることないこと書きたてていましたね。別にイラク戦争に賛成の意見を持つのは自由ですが、意見の違う者にこの書き方はいかにも心が狭いと寒々しました。宇多田さんのようなミュージシャンが「戦争賛成」のほうがよほど違和感あるわけで、それくらい容認してやれよと思いましたが。
また、先日のニュースではイラクの米軍がヘビメタ音楽を「武器」として使っているというのがありました。なんでも生まれてから一度もヘビメタを聞いたことのないイラク人には、ヘビメタは脳神経をえぐるような雑音であり、ストレスを高めて戦意を喪失するのだそうです。逆に米兵はヘビメタをBGMにしてアドレナリンを分泌させ、ハイになってイラク人を殺していくそうです。
音楽が武器に使われるなんて、本当に悲しい世の中ですね。
いつもながら真摯なコメントありがとうございます。また、ブログのほうも興味深く拝見させていただいております。
さて、コメントへの御返事ですが、少々長くなりそうなので、別エントリーとしてまとめさせていただくつもりです。しばらく御待ちください。
じゃがたらという日本で唯一の本当の『音楽』を出してたバンドがいました。いまのミュージシャンのように政治的な発言などまったくせず、商品音楽を垂れ流しつづける音楽家とは違う、ホンモノでした。江戸アケミというかたが歌詞を書いていたんですが、本当にロックでした。(もう亡くなっているのですが)JAGATARAの裸の王様というアルバム、日本のロック史上衝撃の名盤『南蛮渡来』は絶対買ってほしいと思います。下の曲は『でも・デモ・DEMO(日本人て暗いね)』という曲です。じゃがたらの「もうがまんできない」という曲はぜひ聞いて欲しいです。寿町というドヤ街でぼろぞうきんのように搾取されて使われる、労働者のおっちゃん達の心に響いた歌です。本当の音楽の力です。
ちょっとのひずみなら 何とかやれる
ちょっとのひずみならば がまん次第で何とかやれる
日々の暮らしには辛抱が大切だから
心のもちようさ
ちょっとの裏切りなら 水に流せる
ちょっとの裏切りならば水に流してしまおう
人の愛には打算が いつもついてまわるものさ
心のもちようさ
ちょっとの甘い罠には はめられもする
ちょっとの甘い罠には 軽くはまってみせる
弱いヤツラのおつむにゃ せこさかげんがちょうどさ
心のもちようさ
ちょっとの搾取なら がまん出来る
ちょっとの搾取ならば 誰だってそりゃあがまん出来るさ
それがちょっとの搾取ならば
心のもちようさ 心のもちようさ
心のもちようさ 心のもちようさ
心の気持ちよさ 心の気持ちよさ
心の気持ちよさ 心の気持ちよさ
>一人がみんなのために!みんなが一人のために!
立派な言葉ですが実行するのは非常な困難があると思います。25年前一人の当時13歳の少女が新潟から居なくなりました。
そして、彼女が拉致されてから25年間経っても未だに遺骨ですら帰国できないで居ます。
他にも数百人の人間が帰国できずに喉から手が出るような思いで情報を待っている。だから騙されてしまうのでしょうが。そうすると揚げ足取りが始まる。
確かに救う会に右翼団体の人が居るのは事実ですが、団体のほとんどが例えば横田さんの居住しているマンション住人だったり、地縁と血縁で加入しているのに。もう10年以上もまえから会全体を右翼団体のように中傷している人達がいた。新潟の有る町で、拉致を非難する決議をしようとしたら、100人以上の某北系団体の構成員がやってきた議場周辺で大騒ぎしたとか。
そっちの方が詐欺というか、もっと悪辣だろうね。
何か勘違いされておられるようですが、別に「右翼だから」批判してるんではないですよ。そのへんはよく読んでくださいね。反対に「左翼だから」支持するような硬直性とも無縁なつもりなんですがね。
たとえば下にある「太陽に集いしもの」さんのコメントは私への根本的批判たり得るので、これには答えないといけないと思いつつ悩まされているんですが(笑)あなたの批判はあたらないと思います。むしろあなたのほうが私より若干硬直しているかも(まあ50歩100歩かな)
右翼でも各地の掲示板などで発言されておられるRINK東京所属の三浦小太郎さんという方もおられます。三浦さんはイラク戦争では米軍支持、パレスチナではイスラエル支持のれっきとした右翼なのですが、イラクやパレスチナの人々の惨状に心を痛め、その解決策を考える中での米軍やイスラエル支持なのです。そして方向は違えど「目的」を同じくする左翼の中の真摯な人々には相応の敬意をもって接しておられます。左翼系の掲示板にも積極的に発言し、北朝鮮からの難民救援を強く訴えておられますが、そこに右翼の歴史認識や政治主張を持ち込んで場を荒らすようなことは決してされません。その態度は左翼の人々も内心では強く尊敬しています。こういう人は、上の「ラチラチ詐欺」で批判されているようなあり方とは無縁なわけです。
一方で三浦さんを「危険人物」という硬直した左翼の方もいるわけです。私は「左」の人から叩かれることを覚悟の上で白状しますが、こういう硬直した左右いずれの人よりも三浦さんのほうを「仲間」と感じてしまいます。それは方向性は違えども「ひとりがみんなのために、みんながひとりのために」というスローガンを共有できるという意味においてです。ところでうぐぅさんはどちらの「仲間」ですか?
なお、今後も発言を続けられる場合は、批判専用板(http://8622.teacup.com/souka431/bbs)のほうにお願いします。
ほんとに、なにか勘違いされてる気が、、、、
でもこのごろ根本的な危機感(前提)が右翼にも、左翼にも最近ネットや雑誌、いろんなメディアに漬かりすぎてて見えなくなってますよね。膨大な情報のなかで生きているので、、、思考停止になってる人が多いようです。長々と書きませんが、はっきりいって僕もこのごろは左翼にもかなり憤りを感じております.なんだかニブイですよね。
北朝鮮の拉致は断じて許せません。しかしなにかその裏、国が見せてるものごと、報道や政治の背景に先の見えない恐怖を感じます。
管理人さんへ>『じゃがたら』の告知、いきなりしてすいませんでした。政治、左翼思想に関わる人、共産主義者、平凡な毎日を送られてる方、そうでないかたも一度はこのバンドの音楽を聞いて欲しくて、なんの前ぶれもなく説明もなく、書き込んでしまいました。すいません。
このバンドのリーダーのボーカル・江戸アケミさんはジョンレノンや、キング牧師、マルコムx、ネルソンマンデラ、ボブマーリィー、チェ・ゲバラなみの偉大な人だったなぁといまでも思います。それぐらいすごい人でした。本当に日本人のロッカーだったと思います。十人以上という大編成で、じゃがたらというバンドの出す音はものすごいアフロビートやレゲエ(時にパンクをやったりブルース、フォーク、ジャズ)に最強にかっこいい、鋭い言葉がのって、アジテートする、ライブはかなり長く、強烈に踊らされまくる、すさまじい音楽でした。日本でもこんな音楽やってる人たちがいたのかぁ、とじゃがたらのcdを聞いてもらえると幸いです。『西暦二千年分の反省』という代表曲を網羅したベストアルバムも出てますので、、、ぜひ聞いてみてください。というか、どうか聞いてほしいです。『右翼』とか『左翼』とかばかばかしくなりますよ。世界が確実に、変わります。
彼等が横浜の寿町(寿町で毎年ミュ-ジシャンが自腹でおこなうフェスティバル、喜納昌吉が始めた)というところでライブをやり、ぼろぼろにこきつかわれ、搾取され、差別され、嫌われてた労務者のおっちゃんたちが踊った笑顔、生きる力のあふれる根源的なエネルギーの歌が今でも忘れられません。本当に人生が変わる音楽はアフリカやレゲエなどのリズムの音楽だと思います。日本やアメリカの歌謡曲はリズムがなさすぎて、、、聞いてると、逆に魂抜かれる『洗脳』に近いですよ、ほとんどの音楽が。
イラク戦争時、アメリカでは『イマジン』が放送禁止になったと聞きます。国家は音楽で人々が目覚めるのが恐いのかとも思います。音楽とはいったいなんなのか、メディアとは、インターネットとは何なのか一人一人が考えていくべきときだと思います。ここまでネット社会になると、ファシズムさえもが正しいなんて、現にヨーロッパはそうなりつつあるようですが、(風化されていく記憶)そんな風にぼけて右翼思想につっぱしるヤツがこれからも若いほうから、わんさかでてきそうです。(小林よしのりなどを読んでる人々)
音楽や本当に人生を変える本に出逢わないと、今の時代の子供たちなんかは右翼思想に走って見失ってしまいそうでなりません。
じゃがたら(以下、音源タイトル)『南蛮渡来』「日本人て暗いね」「タンゴ」「アジテーション」「fade out」「クニナマシェ」『裸の王様』「岬でまつわ」「もうがまんできない」『ニセ予言者ども』「少年少女」「みちくさ」「ゴーグル、それをしろ」「都市生活者の夜」『それから』つながった世界『ごくつぶし』「SUPER STAR?」BIG DOOR・MUSIC MUSIC じゃがたらホームページhttp://www.loft-prj.co.jp/jagatara/
三浦さんという方知りませんでした。ぼくはイスラエルのやりかたには絶対に支持などできませんが、そういうかたもいらっしゃるんですね。
http://airman.cocolog-nifty.com/diary/2005/01/post_6.htmlたまたまここのトラックバック見ました。ちょっと前のものですが、、、。草加さんの『もう一つ別の基準』、ぼくもそれはまさに本当の共産主義・社会主義が目指していた『人間』だと思います。(社会主義国家は結局官僚が支配し、資本主義よりもひどい搾取と帝国主義の構造になってしまいましたが、、、)
いまの北朝鮮報道からくるナショナリズム、報道、この空気、それを超えて自分に気付かせるのはいわゆる思想やイデオロギーじゃなく、音楽や芸術、文化だけだと思うんです。それでいま、岡本太郎さんや花田清輝の本を読んでますが、かなりおもしろいですよ。安保闘争の学生運動のイニシエーション、偽善、むなしさ、仮面、全部的確に見破っていて、2005年の今みても、かなり新鮮です。このころの学生がいま、どれだけオトナになって、『右翼』にかわっているか、、、
結局左とかマルクスとか共産主義とかいっても人間の心ですからね。みんな手をつないで運動しましょう~じゃだめだし、ほんとうに心の底から動かされるアクションじゃないと空虚ですよね。日本には『じゃがたら』や岡本太郎さんがいたことを再確認すべきじゃないかな。そして自己発見するべきです。『知識人』や多くのメディアは時代の空気を読んで、すぐに意見を変えますからね。絶対的じゃないですよ。
ほんとうに人間らしく、生きたいものです。
草加耕介さん、こちらでは、はじめまして。
ご紹介の「ラチラチ詐欺」の記事ですが、非常に参考になりました。私の掲示板でも下記投稿で紹介させてもらいました。
※私の「アフガン・イラク・北朝鮮と日本 掲示板」での関連拙稿
・拉致板との関係清算について改めて表明する-拙板は拉致板の植民地ではない。(1・2)(2月4日投稿)
・「ラチラチ詐欺」の記事によせて(1・2)(2月6日投稿)
http://8330.teacup.com/netkikaku2/bbs
「アフガン・イラク・北朝鮮と日本 掲示板」より
///////////////
自分たちの特定の政治的主張を、「拉致被害者の救出」という誰もが反対し得ない課題の中に巧妙に紛れ込ませ、一人一人に踏み絵を踏ませ、その政治的主張に従わない者を「イデオロギー排外主義者」として排除した上で、自分たちはさも「イデオロギー排外主義ではない」かのようにしれっと装う、その<ずる賢さ>。
「ラチラチ詐欺」の記事によせて(1・2)(2月6日投稿)
///////////////
「社会主義者」様。当ブログを取り上げていただき、ありがとうございます。
そう、「踏絵」だ。私の言いたかったのは。
「拉致被害者の救出」という「誰もが反対し得ない課題」に改憲・派兵・靖国などをまぎれ込ませて踏絵をせまるやり方に憤りを感じていました。
「太陽に集いしもの」さんは三里塚闘争の例をひいておられますが「国政のあり方そのものと対峙する」方向にいたったのは、そもそも「日本政府の国策」たる空港建設との闘いの実践の中で必然でありました。
拉致被害についても、北朝鮮が態度を変えない限りにおいて、金正日体制そのものとの対峙にいたることはある種の必然です。しかしそれがイコール「靖国・改憲・教科書」と結びつくことは必然ではありません。
左翼の牙城と思われていた三里塚でさえも、それぞれの党派の主張はありつつ、空港絶対反対という課題で一致できれば排除はされず、中には右翼さえ個人参加していたという。いわゆる実力闘争も、よく見れば農民達の「防衛戦争」だったことがわかるはずです。
ジンバブエさん「いまの北朝鮮報道からくるナショナリズム、報道、この空気、それを超えて自分に気付かせるのはいわゆる思想やイデオロギーじゃなく、音楽や芸術、文化だけだと思うんです」
『だけ』かどうかは考察の余地がありますが、思想界の反戦派の元気のない中、音楽や芸術の分野では頑張っている方も多いようですね。サウンドデモなんて表現形態も生まれてきましたし。
>「ほんとうに人間らしく、生きたいものです」
まったく同感です