自衛隊による市民監視内部文書
防衛省内部文書
2007年6月6日共産党により暴露
2007年6月6日、日本共産党の志位委員長が記者会見を行い、自衛隊が、イラク戦争に反対する個人・市民運動・野党政党などを違法にスパイしていた事実を、自衛隊の内部文書によって明らかにした。スパイの対象には一般の高校生まで含まれていた。
後日、赤旗サイトより、個人名等を塗りつぶした上で、この自衛隊内部文書3通をPDF化したものを公開。ここにあるのはその際にダウンロードしたものの再配布である。
<共同通信の記事引用>
共産党の志位和夫委員長は6日午後、国会内で記者会見を開き、陸上自衛隊の情報保全隊が作成した「内部文書」を入手したと発表した。
自衛隊のイラク派遣などに反対する全国の市民団体や、ジャーナリスト、宗教団体などの動向を調査した内容。デモや反対集会などの様子をまとめたものが中心で、共産党が文書に基づき調査した結果、事実と異なる例は一例もなく、文書は信ぴょう性が高いと判断した、という。
志位氏は「内部文書は国民のあらゆる運動を監視し、詳細に記録していたことを示している」と指摘、自衛隊法に根拠がない違法な活動であり直ちに中止することを求めた。
イラク関係だけでも、市街地などでの活動で監視対象となっているのは全国41都道府県の293団体・個人で、高校生も含まれ、参加者の写真なども添付されていたとしている。
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