なんだか「ミュージカル・バトン」というものが回ってきました。しかも「ロフトプラスワン常連客有志」で名をはせた鹿島拾市さんから、「朝鮮民主主義研究センター」というブログも運営されておられるkazhikさんの音楽サイトを経由して私という、なかなかに濃いルート(笑)です。
ミュージカル・バトンとは、海外のブログに端を発する音楽に関する企画で、音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡すというものです。
とりあえず答えてまいりましょう。
1)コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量は?
えーと、事故でハードディスクを初期化してしまいましたので、現在のところゼロです。
その前は10メガほどあったように思います。
2)今聞いている曲は?
「恋におちたら」 Crystal Kay
3)最後に買ったCD
自分で買ったものとしては、「Distance」 宇多田ヒカル
だいたい娘が買ったのを聞いていますが、この頃、娘は倉木派だったので、宇多田派の私としては、仕方なく自分で買ってきました。ちなみにこの一つ前は「やしきたかじんシングルベスト」だという(笑)。
4)よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
○「美しい朝がきます」 アグネス・チャン
生まれてはじめて自分で買ったレコードです。
○「誰のせいでもない雨が」 中島みゆき
元革マル派と噂される中島さんの傑作。「元活動家(屈折系)」の心情をこれほどみごとに代弁した歌はありません。怒りもて石を握った掌は、眠れぬ赤子をあやし抱き、怒りもて罪を穿った唇は、時の褥に愛をよぶのです。
「昨日、滝川と後藤が帰らなかったってね」という歌詞が気になる。
○「夜空のムコウ」 SMAP
これも上記と似たような感じで、すべてのおじさん達の心情を代弁してくれているような気がします。あの頃の未来に 僕らは立っているのでしょうか。すべてが思うほど、うまくはいかないみたいです。
○「花」 ORANGE RANGE
最近はこれをよく聴いています。ORANGE RANGE は出始めの頃は一過性の軟派バンドかと思ったが、今やすっかり定番として定着しちまったなあ。機会があればライブも行ってみたいが、今の仕事をしている限りは無理だろうなあ。
ちなみにシングル「*~アスタリスク~」のプロモーションビデオは萌えますねー(笑)。特にトラックの荷台に乗って赤旗をうちふるところなんか。
赤旗に黄色のアスタリスクは「プロ青バージョン」で、赤地に白のアスタリスクは「戦旗派バージョン」、あと、これに赤地に黒の白抜きがあれば「インターバージョン」で赤ヘル三派連合の完成なのになあとか。
もし、このまま理想主義や左翼運動がどんどん衰退して、戦争に突入しようとかするその前日。残された私たちも絶望した顔ではなく、こんなふうに笑顔で自分たちの旗を掲げて集まるのかもしれない。そしてこのビデオのように未来に向けて最後の希望を発信するのかもしれません。
○「自衛隊にはいろう」 高田渡
先ごろ亡くなられた高田さんへの追悼をこめて。現在は「渋さ知らズ」というグループのカバー版が入手可能です。
因みにこの歌、ほとんどのカラオケに入っているが、これが流行ったベトナム反戦の頃を知らない若者達(もちろん私も知らないが←強調)の前で歌うと、背景事情とか知らないんで単純に大受けします。
「自衛隊に入って花と散る」「散ってどうすんねーん!」とか突っ込みながら、ゲラゲラ大笑いしてくれます。「アメリカさんにも手伝ってもらい 悪いソ連や中国をやっつけましょう」の部分はさすがに時代にあわないので、ちょうどイラク開戦のころでしたから、「わる~い、(小声で)イラクや北朝鮮を」と変えてやったら、吹き出していました。イラク開戦にはほとんどの人が反対でしたからねえ。
5)バトンを渡す5人
左派系でブログを持っている人に回そうと思ったら、だいたい答えてくれそうな目ぼしい人のところには全部回った後じゃんか!
あ、うにさんとこがまだみたいだ。というわけで、このブログをはじめた頃にお手本にしたいと思いつつ、持ち前の下品さと無知ゆえに真似しきれんかったうにさんに回します。
あと、アッテンボローさんとこにも回させていただきましょう。
黒目さんは答えてくれそうにないからパス(笑)。
それと保守系のブログ代表で、RRさんとProxyさん。
みなさま、忙しかったり不愉快だったら、別に無視してくださっても全然OKっすから。
あ、すんません先日回ってきたばかりス(笑
草加さぁん、私は音楽苦手なんです。最近というかここ数年全然聞いていないんですよ。どうしょう。おまけにブログしている方でおつきあいが狭いから、まだ始めたばかりだし。次に伝える人がないです。
少し時間を下さい。
難問ミュージカル・バトン
「旗旗」の草加さんから大変難しい宿題が回ってきました。ミュージカル・バトンとい
こんにちは。うにです。読みました。「旗旗さんからバトンをいただきました。滝汗…」!
う~ん、渡す人を考えるのに数日かかりそうです。
中島みゆきと言えば中東湾岸戦争の時に雑誌のインタビューでかなり酷いことを入っていたのを思い出しました。イラク人が何人死のうと日本人の自分には関係ないと言う内容の物でした。それから一変に中島みゆきが嫌いになりました。
>アッテンボローさん
はじめまして。
その中島みゆきの発言ですが、以前の彼女の作品を見るにどうも合点が行かないことが出てきました。いや、私もそのコメントを見て仰天して調べ始めただけでファンでも何でも無いのですが。
1997年にペルーで起こった人質事件、つまり邦人が全員無事救出された陰でペルー人の救出スタッフが犠牲になったにもかかわらず日本のマスコミは「無事救出」ばかり取り上げたというお話、について「4.2.3」という歌で痛烈に批判しているとのことです。
むしろ「『イラク人が何人死のうと日本人の自分には関係ない』という日本人が多い」というような文脈の一部を読み飛ばしてしまわれたのではないのでしょうか?
ESDさん、初めまして。そう言われてしまうと何せ十数年前の記憶ですので確かな事は言えないのですが・・・・・・雑誌そのものは確かビッグコミックスピリッツかヤングジャンプのどちらかだったと思います。私の誤読だったのか、それとも中島みゆきが考え方を改めたのか、その辺を確認して頂けると有り難いと思います。
むーん、ワルシャワ労働歌は入らなかったか(笑)
♪起て はらからよ ゆけ闘いに 聖なる血にまみれよ
>アッテンボローさん
ちょっとばかりネットで調べ物をしただけではやはりこれ以上の情報は出てきませんでした。ただ、5年かそこらでパブリックな場で主張を正反対に転換できるのかというのは疑問だと感じますけれども。
ミュージカル・バトン
「旗旗」の草加耕助さんからmusical batonをいただきました。 コンピュータに入っている音楽ファイルの容量 ― Total volume of mus…