人民が政府を恐れるのではない 政府が人民を恐れるのだ
選挙で合法的に独裁国家と化した近未来の英国―政府は人民を管理し少数派をすべて弾圧・処刑してしまったため、今では強制収容所もなくなり、表向きの「平和と繁栄」が支配している。
TV局に勤める普通のOLイヴィーは、やむを得ない理由で政府の外出禁止令を破り自警団に暴行されそうになったところを「V」と名乗るガイ・フォークスの仮面をかぶった男に救われた。謎の男「V」は偽りの平穏にただ独り挑戦し、次々と国家に対して「非合法」で芸術的とさえいえる反逆の狼煙を上げ続ける。図らずも正体不明のテロリスト「V」と知り合ったイヴィーは、彼の行動力と知性、カリスマ性に惹かれつつも、その過激さを恐れる。
一年以内の国家転覆を公言する「V」は、革命の総仕上げとして、かつて1605年に政府転覆を狙ってガイ・フォークスが企てた “火薬陰謀事件”と同日である11月5日に圧政国家を糾弾するため市民に国会議事堂前に結集するよう呼びかける。そんな中、イヴィーは謎に包まれた「V」の素性を徐々に知るとともに、自分自身についての真実も知るようになる。そして、悲願の11月5日がやって来る―果たして革命は成功するのか?イヴィーの決断は?
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