by 中野由紀子
「旗旗舎・東京」のyukikoです。
これを聴くと元気が湧いてくるので、みなさんも一日一回聴いてから出掛けましょう。
「 EL PUEBLO UNIDO JAMÁS SERÁ VENCIDO!」 (エル プエブロ ウニド ハマス セラ ベンシド!) 邦題は「不屈の民」です。
1973年にチリのクーデターで、フォーク・シンガーのビクトル・ハラが、軍部によってギターを弾く指を砕かれ、腕を折られ、歌う口を剣で切られ、虐殺されました。その後、同志キラパジュンによってこの曲が歌われたそうです。
今、この時期にこれを聴かず歌わずして、なにを聴くというのかーっっッ!
多勢で歌ったときの歌に宿るパワーってすごい。自分も相手も素直になにかを感じる。哀しみや憎しみ、やるせなさや無力感。それを越えて立ち上がろうとする人間の強さ。そこには音楽や歌が必要だったりするんじゃないかなぁ。
日本ってあんまりデモとか集会で歌わなくなっちゃったんでしょ?
たまーに打ち上げでインターナショナルとかワルシャワ労働歌を歌うくらいだよね。それも少なくなってるけれど、昔はみんな歌ってたみたいだし、チェ・ソーカによると面白い「替え歌」がたくさんあったんだって。
もーねー、今年からは先輩方に教えてもらって、いろんな歌をいろんなとこでみんなで歌いましょうよ。キドータイに向かって歌いましょう!
(※この曲は全部覚えるのは難しいんで、雰囲気、雰囲気! 最初の掛け声だけ覚えればなんとなくかっこいいっす)
西村義明さんの訳詞
エル プエブロ ウニド ハマス セラ ベンシド!
エル プエブロ ウニド ハマス セラ ベンシド!
(一)ぼくらは 立って歌おう 勝利の歌を今
君にもわかるだう ぼくらの歌が旗が
夜明けのあの光の中 新しいこのいのちが
(二)ぼくらは立って闘おう 勝利はぼくらの手に
新しい世界に今 つき進むときが来た
自由の歌は祖国の地に あふれる日が来るだろう
*民衆は立ち上がり 声を合わせて
祖国の空に叫ぶ ススメ!
(三)祖国は肩を組む 北から南まで
働く者の中で 絆は結ばれゆく
聞こえるだろう あの足音
未来を告げるように
(四)ぼくらは立って歌おう 勝利の歌を今
つながれたこの絆が ぼくらをふるい立たす
正義の火は消えはしない 働く者の中に
*(くり返し)
エル プエブロ ウニド ハマス セラ ベンシド!
エル プエブロ ウニド ハマス セラ ベンシド!
ラララ・・・ ヤラララ・・・
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