新潟で地震！原発が燃えてる !?

（写真はチェルノブイリ原発事故のものです）

先ほど新潟で震度６の地震が発生したようです。 関西でも「グラリ…」という感じでかなり揺れました。
新潟では建物も倒壊し、液状化現象も観測されている模様。

心配なのは柏崎刈羽原発の被害状況ですが、刈羽村では、道路が波打ち、建物が倒壊しているとのこと。
一方、柏崎原発側は地震直後には「自動で運転を停止しており問題はない」と発表していましたが、その後、構内から黒煙があがりはじめました。どうやら火災が発生しているようです。

消防車も地震直後に出動要請が殺到したため、いまだに原発に到着できていないそうです。しかもまだ刈羽原発からの正式な発表は何もされていない。対応に追われているのか？

外から見えるくらいだから、自分たちで完全に鎮火させるのは難しい段階かと思います。早く消防が到着してくれたらいいのですが、一般民家の火災も途中で放り出すわけにもいかないだろうし、まだそこまでの緊急事態ではないという判断なのでしょう。

別に原子炉そのものが燃えているわけではないだろう（と思う）し、原子炉以外の一般施設が火災になっただけで、そんな簡単に原子炉が崩壊することはないだろう（と信じたい）と思うのですが。

いったん原発で大きな事故があれば、それがどこであれ、日本全国から隣国にまで多大な被害がおよぶ悲惨なものになることが予想されます。チェルノブイリの放射能は日本にまで到達しました。とかく大事故なんてものは、最初は簡単なことからでも、あっけなく発生するわけで、やはり心配です…。
とにかく今は事態の推移を見守るしか他に方法がありません。どうか大事にいたらないでくれと祈るばかりです。

チェルノブイリの被爆被害: Twenty Years Since Chernobyl»

追加情報

■公式発表があり、火災は柏崎・刈羽原発３号機の変圧器で発生しているとのことですが、それがどの程度の重大性があるのか、私には判断できません。「職員が消火作業をしている」とのことですが、報道ヘリからの中継では、ホースは見えるがそれは放置されたままで人はおらず、消火作業をしているようには見えない。職員は避難（逃げ出した）のか？消防はまだ到着していないようです。よその掲示板などでは、「いいから原発の鎮火を優先しろ！」という地元（？）の人々の悲鳴が書き込まれはじめている。

■続いて「放射能漏れの心配はない」、「職員に怪我人が４人でたが火災とは関係ない」という発表がありました。しかし原発の安全データ改ざん、事故隠しでマスコミの集中砲火を浴びた記憶も新しい「嘘つき東電」の言うことである。彼らの「一番最初の発表」は全く信用できないと思ったほうがいいだろう。今後の推移を監視して徹底的な情報公開を求める必要がある。

■どうやら鎮火したらしい。余震も予想されるのでまだ安心はできませんが、ひとまずよかった。

■「微量だが放射能に汚染された水が漏れていた」という発表があったそうです。やっぱり「一番最初の発表」は信用してはいけないという予想が的中しました。データ改ざんで窮地に陥った学習効果がなければ、今回も「微量だから」と隠していたと思います。こうなると「微量」というのも信用できないし、漏れたことだって、実は最初からわかっていながら、いったんは「放射能漏れの心配はない」で乗り切ろうとしていたのではないかと疑ってしまいます。

■放射能が検出されたのは火災があった３号機ではなく、６号機のしかも「放射線非管理区域」だったそうです。漏れた水はそのまんま海に排出されていた「可能性がある」との言い方です。非管理区域を循環している水がどこで汚染されたかの経路は発表されていません。というか、これ、本当に地震のせいかなのか？地震のどさくさにまぎれて隠してことを発表されたらたまらんぞ。