2008年2月8日の国会で、日本共産党の志位委員長が行った派遣労働、ワーキングプアに関する政府追求が、なにやらネット上で若年層からの爆発的な反響を呼び、そのこと自体が話題になっています。
いろいろな記事がありましたが、とりあえず余計なつけたしのない朝日の記事から一部を引用。
ネットで共産党熱 若者ら、志位委員長に「SGJ」(朝日新聞)
共産党がインターネットで脚光を浴びている。志位委員長の派遣労働問題をめぐる国会追及の模様が動画投稿サイトに掲載されるや、視聴回数や応援の書き込みが爆発的に増殖しているのだ。多くが派遣で働く若年層によるものとみられ、同党は「ネットカフェ難民など若者の低賃金労働問題に取り組む姿勢が共感を集めている」と受け止めている。
「ネットはウヨクの金城湯池」と信じていた右派にはショックを与えたようですが、そもそもネットで政治的な発言をしている人そのものが少数派です。大部分の一般人はそんなに大きな偏見を持っておらず、大衆は問題の本質をついた活動には、ちゃんと支持する能力を持っています。
足りないものがあるとすれば、それは大衆ではなくて私たちの側にあるのです。勇気づけられると同時に気を引き締めないといけない事態だと思っています。
上にあるのは50分におよぶ国会質問の全編です。以下に主要部分を編集したダイジェスト版もアップされています。
1)日雇い派遣 総理の基本認識を問う 3分32秒
2)人間を「使い捨て」にする働かせ方 3分42秒
3)「日雇いは好ましくない」と首相答弁 1分58秒
4)企業を保護し、労働者は保護しない法律 3分22秒
5)3年を超えても派遣のまま 日立の場合 3分15秒
6)半数以上が派遣”の工場も キヤノンの場合 7分44秒
7)労働法制の規制強化を 3分08
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