新基地建設を許さない
1・30全国集会
◆2010年1月30日
◆集会開会 14:00~
◆デモ行進 16:00頃~ 銀座・東京駅方面へ
◆会場:日比谷公園・野外音楽堂
◆主催:1・30全国集会実行委員会
東京メトロ:丸の内線→霞ヶ関駅 B2出口より
東京メトロ:日比谷線→日比谷駅 A14出口より
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反戦カレンダーでは告知しておりましたが、本日は上記の全国集会があります。微力ながら私も参加させていただきます。会場で見かけられましたら、お気軽に声をかけてください。
秋の沖縄県民大会にあわせた集会では、沖縄2万人、東京400人、大阪200人、名古屋150人ってところだったようで、参加された方々の熱意に敬意を表するのはもちろんですが、単純な参加人数だけを見ますと、本土の人々の関心の薄さ(所詮は他人事意識)が恥ずかしいと思われる面もありました。
もちろん、何でもいいからハードルを下げて、とにかく人をたくさん集めるべきだとは思いません。そういうことを言い出せば、集める方法はいろいろあると思います。しかし一年前ならともかく、もう、この期におよんでは、どっちつかずで何が言いたいのかわからない「エセ反戦」(善意は認めたとしてもです)では何ひとつ事態は動かない。本当に沖縄の人たちの立場から考え、普天間無条件撤去・辺野古基地建設反対を掲げた実効的な反戦運動を存在させることが大切なのだと考えます。
こういうちゃんとした内容では、しがらみにしばられた組織官僚が支配する既成の大組織が「動員」するなんてことは期待できない、普通の市民や労働者に自分の意思で参加してもらうしかないわけで、このての集会の参加人数は、その時々の世論の動向に大きく左右されて増減してしまうわけです。ですが、それだけに、世論の動向に左右されない組織動員とはちがって、一つのバロメーターとしての意義をもっており、政府側は私たちが思っている以上にこういう人々に注目しているのです。
別の言い方をしますと、特定野党の集会に2万人が集まっても政府側はさほど何とも思わないが、今まで数百人だったこういう市民集会がいっきに数千人の規模になることは、それよりはるかに大きなインパクトを与えるということです。マスコミはあんまり大きく報道しないであろうことは最初から見えていますが、政府・官僚らは意外にちゃんと見ている。
そんな中、名護市長選挙の後に開催された大阪集会では、県民大会時には200人だったものが、屋内集会で単純比較はできないとはいえ、それでも2300人が結集しています。それでいけば今日の集会は4000人、最低でも3000人くらいは集まってほしいところです。主催者は1万人を目標にしておられるようで、そこまで言われると正直、「え~、それは無理ちゃう?」と敗北主義にとらわれてしまいますが(笑)。確かに沖縄だけで2万人なんですから、本土の全国集会でもそれくらいは集まらないと本当は嘘なんですよね。「1万くらい集まるべきだ」というなら、まったくもってそのとおりだと思います。
ともかく、「今が正念場だ」というのはよくある言い回しですが、今回ほど本当の正念場はそうそうありません。
決断を延ばせるだけずるずると先送りしてきた鳩山政権は、名護市長選挙の結果を受けて、「やっぱり辺野古にします」とは言うに言えないところに追い込まれています。ここまで延ばしておきなら「結局は辺野古」となったら、小沢問題との合わせ技一本で、もう政権の自殺行為です。鳩山さんもそれはわかっているでしょう。政権側も今ものすごく苦しいところに追い込まれている。ここで手綱を緩めたら絶対にダメだ。さらに追い詰めることで突破口は必ず開けます。そのせいで鳩山内閣が倒れたってかまわない、いや、そんな内閣なら倒してしまえ!とにかく、一人一人が今できることをしましょう。
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◆【転載】平和フォーラムからのよびかけ
http://www.peace-forum.com/mnforce/2009/okinawaaction.htm
皆さん、私たちはフォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)です。
私たちは皆さんに、「普天間基地はいらない 新基地建設を許さない 1・30全国集会」への参加を呼びかけます。
1996年12月、日米両政府は「沖縄に関する特別行動委員会」(SACO)の最終報告で、普天間基地の返還と、それに伴う代替基地を建設することで合意しました。
代替基地の建設先とされた名護市・辺野古では、さまざまな反対運動が行われました。特に2004年に防衛庁が環境影響評価(アセスメント)のための調査に着工しようとしてからは、陸上での座り込みや海上での阻止闘争など、体を張った闘いが繰り広げられました。
こうした沖縄の闘いに連帯して、全国各地でも様々な運動がおこりました。東京では、「辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会」(現・辺野古への基地建設を許さない実行委員会)の仲間たちが、防衛庁に対して粘り強い抗議行動を続けました。私たち平和フォーラムも、2004年8月に起きた普天間基地ヘリコプターの沖縄国際大学への墜落事件を契機に、数度にわたる全国集会や、国会議員に対して新基地建設反対を求める要請行動を行ってきました。
また沖縄現地では、2004年と2005年の5月に2度にわたる普天間基地包囲行動が行われ、2009年11月には21,000人が参加しての基地撤去を求める県民大会が開かれました。
「普天間基地を閉鎖する、新基地建設を許さない」―沖縄県民の声、現地での反対運動、全国での反対運動は、ついに日本政府を動かしました。2009年12月15日、鳩山内閣は、普天間基地の移設先を見直すことを表明したのです。
もちろん、鳩山内閣の決定は私たちの意向と完全に合致したものではありません。見直される移設先の候補地には、依然として辺野古も含まれています。辺野古での新基地建設を前提とした予算も計上され、アセスメントの手続きも継続されることになりました。
鳩山内閣の移設先の見直し表明に対して、米国政府からは恫喝のような圧力がかかっています。またマスコミ各社は日米同盟堅持のためには辺野古新基地建設推進の報道を繰り返し、外務省・防衛省の官僚による巻き返しも図られています。
私たちは、私たちの力で実現した移設先の見直しを鳩山内閣に実行させるとともに、普天間基地の閉鎖と新基地建設の阻止を実現しなければなりません。そのためには、米国政府の圧力に負けない、またマスコミ各社のキャンペーンに負けない市民の声と、その声を作りだすための大衆的な行動が必要です。
そうした大衆的な行動の第一歩として、2010年1月30日午後2時から、東京の日比谷公園・野外音楽堂で、「普天間基地はいらない 新基地建設を許さない 1・30全国集会」を開催します。
沖縄と全国、国会議員と自治体議員、労働組合と市民、沖縄に思いを寄せる仲間が集まって、私たちの声と思いを全国に明らかにしましょう。私たちの声と思いで、日米両国政府を動かしましょう。多くの仲間の皆さんがこの集会参加してくれることを期待して、私たちからの呼びかけとします。
(以上)
私も行きたかったです…
労組の会議で泣く泣く我慢しました…。
でも、参加はできなくても、普天間基地撤去・辺野古移転阻止の
思いを多くの人が託していたと思います。
本日の集会の報告を楽しみにしています!
TBありがとうございます
1・28の大阪集会報告のブログ記事を上げました(本当は昨日上げたかったのですが、ついつい飲んでしまいましたので^^)
記事にも上げたのですが、大阪の2300という数字も組合等の「動員」によるところが大きいと思います。どれだけ自発的に、自分の頭で考えて、基地や安保…さらには平野発言に見られるような民主主義の問題をいるのか?のような発言もありました。
とはいえ、動員であっても、事前の学習や取り組みがなされているわけですし、若い人も来ていた。それがきっかけになれば、とも思います。
行ってきました。
ていうか草加さんが来られていたとは知らなかったです。
労組動員が多かったみたいですが、それでも野音ほぼいっぱいな状態で熱気の感じられる集会でした。
わたしもあんまり期待しないで参加というかぶらりと行ってきました。
草加さんはそう言うけれど、今度ばかりは市民団体以外にも、労組の人もかな
り来ていて、ちょっと見直しましたよ。こういう「既存」の人を、悪くばかり
言うのもなんだかなーと思います。確かに今まで冷淡というか、口ばっかりで
あまり熱心でなかったのは事実だけど、少し変わってきているような。
ほめるべきときにはほめてあげてもいいと思う。
でも、社民党支持労組ばっかりで、共産党支持労組がいなかったのが残念かな
それとも来てたのかな?間違っていたらごめん。あと、見たこともないような
いろんな市民団体が山ほど来ていたので、旗を見ているだけで楽しかった。
用事があったので、デモには参加できなかったけど、機会があったらまた
参加したいと思います。
韓国メディアセンター・ MediACTを救え!
レイバーネットに掲載された見過ごせない情報。
韓国メディアセンター・ MediACTを救え!
http://www.labornetjp.org/news/2010/0127korea
支援の署名は、31日までですが、署名が間に合わなくても、この件は是非考えてもらいたいと思います。
(一部引用)
ところが、金大中、盧武鉉と続いた比較的進歩的と見なされてきた政権が保守派の李明博政権に代わり、金大中・盧武鉉時代に誕生した制度や機構に対する攻撃が強まり、政府組織やマスメディアばかりでなく、多くの草の根市民運動や労働運動にまでその攻撃が及んでいます。そして今回、攻撃のターゲットになったのがMediACTです…
進行中の米軍グアム統合計画の意図を探る
普天間問題」のウラに隠された真実
―進行中の米軍グアム統合計画の意図を探る―
沖縄の海兵隊の「7割」がグアムに移転する。日本が頼んだからではない。米軍自身の世界戦略による「再編計画」のためだ。なのに、なぜ普天間の代替基地を差し出さなくてはならないのか?
メディアはなぜこれらの事実を伝えないのか?
安保改定から50年、普天間問題に象徴される日米同盟のゆがみを明らかにし、真っ当な世論の形成をめざす…