by jrlアニメ
さて2020年も残り少なくなってまいりました。今月まで放映されたアニメをレビューいたします。
憂国のモリアーティ
ジャンプSQで連載されている漫画が原作のアニメです。シャーロック・ホームズのライバル、モリアーティ教授が主人公の物語です。
犯罪によって革命を目指すダークヒーローものですが、依頼人がターゲットにこれからすることが法に反することであるとジェームズがきちんと伝えること、依頼が遂行された後の依頼人の行く先が必ずしも明るくないことをきちんと描いていることは共感できます。
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呪術廻戦
週刊少年ジャンプで連載されている漫画が原作のアニメです。ダークファンタジーですがジャンプ漫画の王道を行っています。ダークファンタジーの中では「鬼滅の刃」よりジャンプ漫画の王道に近く、楽しめるのですが、「鬼滅の刃」よりも感情移入の度合いは低くなります。
神様になった日
今期のPAワークス枠です。「Charlotte」以来の麻枝純作品です。相変わらず作画がよいです。最後までまだ見られてはいないのですが、今のところまったりとした日常が続いています。ラストが賛否両論とのことですが、期待してみています。
おそ松さん
2017年に放映されたアニメの3期目です。流行を取り入れてギャグを仕掛けてくるのですが、回を重ねるごとに新鮮味が落ちていく気がします。作中でも3期もやっていることをネタにしているのですが、それがネタでなくなりつつあります。
ご注文はうさぎですか?BLOOM
2015年に放映されたアニメの3期目です。キャラクターたちの日常をただ眺めているだけの作品です。それだけなのでおそ松さんと同じように若干飽きが来ますが、この作品に求めるものはあまりないのでそこはまったりと見られます。
(番外編)鬼滅の刃 無限列車編
昨年から大人気を博している作品の映画化です。とある方が街宣のたびにこの映画の面白さを熱弁するため、気になって観てしました。作画の良さもさることながら、良い意味で展開がとても単純で、最後は不覚にも涙させられてしまいました。2時間1本の映画ではなく1時間で2本のシナリオにしてもよかったとは思いましたが、それが対して気にならないほどです。
街宣していた方がこれを右翼映画と表現しましたが、当たらずとも遠からずといえます。こういう物語は古今東西好かれるもので、その是非はともかくこうして「英霊」が生まれていくのかと思えます。
年が明けてからは「はたらく細胞!!」などを観ていく予定です。
2020年ももう暮れようとしています。今年、悲しい事件・出来事がありましたが、来年が皆様にとって良い年であることをお祈りいたします。
では皆様、よいお年をお迎えください。
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