グローバル・ジャスティス研究会7月の企画
「感染症が問いかける人間社会のあり方3」
南米の感染拡大、開発と暴力
お話:
●ブラジルの極右政権とアマゾン破壊、先住民への暴力:
一井不二夫さん(ブログ「ラテンアメリカの政治経済」)
●エクアドルの開発政策と抵抗する人々:
一井リツ子さん(「インタグの鉱山開発を考える」実行委員会)
シリーズ第3回は南米の最新事情の報告です。
危惧されていた通り、中南米でコロナウィルスの感染と死者が急増しています。6月14日現在で感染者数はブラジルで85万人、中南米全体で160万人を超え、死者の数もブラジルで42,720人、メキシコで16,872人、中南米全体では77,936人に達しています。
各地で政権の強権的な政策や軍の暴力に抗議するデモが起こり、また、危機に乗じた鉱山開発や森林破壊の動きが伝えられています。都市の貧困地区の住民や農民、先住民族が無防備のまま感染に曝されています。
ブログで日々の動きをリアルタイムで発信している一井不二夫さんと、エクアドルで鉱山開発に抵抗するインタグの人々への支援を訴えつづけている一井リツ子さんの報告をもとに、コロナウィルスの危機をグローバルな視点から考えます。
■ 日時:2020年7月12日(日)午後1時半~4時半
■ 場 所:ひと・まち交流館京都 第5会議室(3階)
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
■ 参加費:500円(割引は受付にてご相談ください)
*体調や生活上の対人接触の条件等をご自分で判断し、無理のない範囲でご参加ください。
■ 主催:グローバル・ジャスティス研究会
https://www.facebook.com/683537078494574
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私たちのまわり、そして世界を見渡せば、戦争、暴力、排除、地球環境の危機…情報の洪水の中で忘れられがちな人びとの人権と尊厳/私たちの住むこの国も無関係ではないその原因、背景、歴史に、そしてそれに抗おうとする世界の人びとに、目を向けた時、システム・構造を変えようとする動き、違う生き方の模索と出会い、人間にとって大切な共感・共生、自然との共存を学ぶ。
「グローバル・ジャスティス研究会」は、公正な社会の実現に向け、現状を知りその原因や、次世代の社会について話し合う場を重ね、様々な問題に取り組むグループとも手をつなぎたいと考えています。
通常は月1回、講演会などを開催しています。皆さんのご参加をお待ちしています。関心のあるテーマで企画に参加したい方も歓迎です。