11.23ACTION(新宿デモ)は中止します
皆様には、いつもご協力いただき本当にありがとうございます。
連絡会メンバーの一人が過去に接触した人の中からPCR検査が陽性と判断された方が出てしまいました。その連絡会メンバーはPCR検査を受けましたが、結果が出るのは23日当日になってしまいます。連絡会の他のメンバーもそのメンバーと接しており、彼が陰性と判明しない限り私たちも二次感染の可能性を否定できません。直前ですが最悪の事態を避けるため今回のデモは中止にしたいと思います。
誠に申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
■ 日時:2020年11月23日(月、休)
14:00~ 集会
15:00~ デモ出発
■ 場所:JR新宿駅東口 アルタ前広場集合
■ 主催:差別・排外主義に反対する連絡会
http://hansabetsu.html.xdomain.jp/
riteihyo@gmail.com
2011年9月23日、結成されて1年目の差別・排外主義に反対する連絡会は、新宿職安通りをメインに据えたデモを行いました。以来、今年で10回目を数えます。
しかしこの10年、政権の中枢から街頭、ネット上まで、ヘイトが蔓延し、レイシストの跋扈は止むことなく、さらに今年のコロナ禍では、格差が拡がる一方で自助努力と自己責任が叫ばれ、生活苦に追い込まれた人々の生存権はないがしろにされるなど、新たな差別・分断が露わになっています。その上、コロナ感染症対策の都条例改正や命令や罰則を付した特別措置条例の動きなど、治安管理―監視社会化が強まっている状況です。
安倍政権を「継承」した菅政権も極右の日本会議だらけの国家主義むき出しの政権です。さらに7月の都知事選においては小池が圧勝し関東大震災朝鮮人犠牲者への追悼メッセージを4年連続送らず、日本第一党・桜井に18万人近くが投票、維新も併せれば、実に450万もの人々が、レイシストに投票=屈したことになるのです。
しかし海外に目を向ければ、トランプ政権を揺るがすアメリカのBLM(ブラック・ライブズ・マター)運動をはじめ、世界中で反差別・反レイシズム・反格差の声が、新たな社会変革のうねりとして燎原の炎のように拡がっています。
私たちは、10年前から「生きる権利に国境はない!」と国境を越えた連帯行動を模索してきました。今こそ、一切の差別・排外・排斥に抗する闘いの秋(とき)です。
この閉塞状況を打ち破る街頭アクションをともに! 多くの皆さんの結集を!