朝鮮の植民地支配の歴史と現代
核兵器禁止条約の批准成立、SDGsの提唱、植民地責任の明確化、人種差別の克服、ジェンダーフリーなど、世界は動いている。しかし「失われた30年」、「慰安婦」問題や「徴用工」問題など、植民地責任に向き合わない日本の現実がある。
■ 日 時:2021年2月11日(木)午後1:30~午後4:30
■ ところ:京都教育文化センター 大ホール
〒606-8397 京都府京都市左京区聖護院川原町4-13
京阪電車「神宮丸太町駅」①5番口より徒歩3分
http://www.kenn.co.jp/kaijo/kyo_bunk.htm
■ 講 演:趙景達氏(明治大学兼任講師)「朝鮮蔑視観の形成と天皇制」
■ 参加費:800円 学生無料
■ 主 催:
第54回「建国記念の日」不承認 2・11京都府民のつどい実行委員会
連絡先:大八木賢治 090-9289-2230
第42回 2・11京都集会-京都「天皇制を問う」講座実行委員会
連絡先:寺田道男 090-5166-1251
※おねがい:コロナウイルスの感染予防にご協力ください。
・マスク着用
・37.5℃以上の熱のある方、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
■ 講師:趙景達(チョ・キョンダル)さん
明治大学兼任講師。2020年に定年退職。専門は朝鮮近代・近代日朝比較思想史。
「近代朝鮮と日本」(岩波新書・2012年)、「植民地朝鮮と日本」(岩波新書・2013年)、「朝鮮の近代思想-日本との比較」(有志舎・2019年)など朝鮮と日本の近現代史を中心に論文、著書多数。
■ 講演テーマ:「朝鮮蔑視観の形成と天皇制」
近世の善隣外交下にあっても、朝鮮蔑視観は徐々に形成されていったが、しかし、その本格化は近代に入ってからであるのは間違いない。それは日本人の近代文明意識の高まりと朝鮮への落後認識の深まりとともに増幅されていった。
そして重要なのは、天皇制の形成による身勝手な選民意識である。これは特に植民地朝鮮において顕著に表れた。
本講演では、こうした一連の流れを追うなかで、今日広がる嫌韓論やヘイトスピーチの源流を探っていきたい。
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