2011年以降、「アラブの春」に端を発する広場の占拠闘争(オキュパイ・ウォールストリート!)、香港の雨傘運動(14年)、台湾のひまわり学生運動(14年)、日本の原発再稼働反対運動(11~12年)や安保法制反対運動(15年)など、途上国と先進国とを問わず登場した運動は、それ以前の党―労働組合主導の運動とは明らかに違うものだった。
しかし、こうした2011年の運動サイクルは、新型コロナ・パンデミック以降、新たなサイクルに入ったようだ。「新空位時代」とは「社会主義」崩壊以降のアメリカ一元体制がグローバルサウスの台頭によって揺らぎ、「基軸国の喪失=空位」とナショナリズムの跋扈が同時に進行する時代である。
こうした中で新たな体制を求める運動は、よりラジカル(=根本的)なものとならざるを得ない。2011年の運動サイクルの後に来るものは何か。その性格は? その目指すべき方向は?
『新空位時代の政治哲学』の著者、広瀬純氏をお招きし、今日の「何をなすべきか」を考えたい。
■ 日時:2024年12月14日(土)18:00~
■ 会場:ひと・まち交流館 京都 第5会議室
〒600-8127 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1
河原町五条下る東側
京阪電車「清水五条」下車 徒歩8分
地下鉄烏丸線「五条」下車 徒歩10分
https://hitomachi-kyoto.jp/accsess
■ 資料代:一般¥1000,学生¥500
■ 講師:廣瀬純(龍谷大学経営学部教授)
1971年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。パリ第三大学映画視聴覚研究科博士課程中退。現在、龍谷大学経営学部教授。専門は、映画論、現代思想。
主な著書に、『美味しい料理の哲学』(河出書房新社)、『シネキャピタル』(洛北出版)、『アントーニオ・ネグリ 革命の哲学』(青土社)、『暴力階級とは何か』(航思社)ほか。
■ 主催:
反戦・反貧困・反差別共同行動
ルネサンス研究所・関西研究会
連絡先:090ー3267-4278(新開純也)
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