2007.02.22 オーストラリア:チェイニー訪豪抗議闘争

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オーストラリアでのチェイニー訪豪抗議デモ(2/22)の様子です。
警察が直前になってから不当にも「デモ禁止命令」を出しましたが、それをかいくぐっての抗議闘争が大爆発しています。

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「Shame! Shame! Shame!(恥を知れ!)」「ヒックスを返せ!」
「ディック・チェイニーが来るとひとが死ぬ」「殺人者チェイニー」

 チェイニー訪豪とグアンタナモ刑務所におけるオーストラリア人デーヴィッド・ヒックスさんの罪名なしの拘留(5年目)に抗議するデモ隊1500名が、どたん場で出されたデモ禁止令にもかかわらず、警察の隊列をすり抜けて報道陣と混じり合い、最終的には何百もの小グループに分かれて買い物客の群に入り込んだため、警察が弾圧をあきらめた。

出典:Possum News Network

 これは70年代に政府の強弾圧にさらされた西ドイツ社学同がとった「散歩デモ」と同じ戦術ですね。日本でも、非暴力不服従戦術の一つとして使えるかも。

オーストラリア:チェイニー訪豪抗議闘争

 イラク侵攻をささえた「有志連合」の中で、英ブレアが風前の灯火の今、変わらずブッシュの「対テロ戦争」を支持している国は、すでに日本とオーストラリアくらいのもの。

 その日本では先日のチェイニー来日時に大きな闘いは組まれなかった。ブッシュ来日時の京都デモも、京都としては画期的だったけれども、全国動員と言えるような情況にはならなかった。その時は仕方がないだろうと思っていたのですが、こういう写真を見ますと、やはり日本の反戦勢力はたるんどると思います。いかん!いかんよ、こんなことじゃ!

 なにより参加者の顔がいいですね。煩悩としての怒りの顔は醜いですが、こういう利他心からくる怒り(義憤)はむしろ美しいものです。

ところでチェイニーって誰?何をしたの? 映画『バイス』予告編

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