by 中野由紀子
「外国人排斥を許さない10.10関西緊急抗議行動実行委員会」からのお知らせです。
たくさんのみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
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在特会(在日特権を許さない市民の会)主催の「10.10外国人参政権断固反対!全国リレーデモ・関西集会」への緊急抗議行動参加・賛同呼び掛け
民族排外主義がはびこっています。既に皆様も目や耳にしたことがあるかもしれません。「在日特権を許さない市民の会(在特会)」を名乗る右翼が、ここのところ活発にデモや集会への襲撃を繰り返しています。
今年春の埼玉県蕨市での在日フィリピン人女子中学生の学校や自宅への襲撃デモをはじめ、慰安婦問題を扱う集会や地方議会の決議への妨害.襲撃、在日本朝鮮人総連合会や在日本大韓民国民団などの民族団体や、政党への押しかけ、全国各地での外国人地方参政権への反対デモなどです。
こうした彼らの行動は日本人を特別扱いしてそれ以外のアジアの諸民族を日本社会から差別する、まさに民族排外主義であり、襲撃を扇動して在日外国人を排除しようとするなど、許すことはできません。不況下においてファシズムや外国人差別が肥大化した歴史を思い起こすとき、このような動きを見過ごすことは出来ません。
今年6月13日その在特会などが、京都市で排外主義をあおるデモをしかけました。私たちは彼らの行動が、京都にとどまるものではないと考え、「外国人排斥を許さない6・13緊急行動」としてデモと抗議の街頭情宣を行い、彼らの排外主義扇動と対峙しました。彼らの動員をはるかに上回る人々が集まり、彼らの行動に抗議の意志を示しました。
蕨市での外国人排斥デモ以降、在特会はネットで街頭行動を呼びかけ、その行動の映像をYoutubeやニコニコ動画といった動画配信サイトに流し、動員数を増やしてきました。
今年8月1日~3日、在特会は東京三鷹市の『中学生のための慰安婦展』で300人、8月15日の反天皇制運動連絡会主催のデモでは500人が集結し襲撃を掛けて、参加者に負傷者が出ました。
一方、関西では、在特会等は在日朝鮮の人々に対し、ウトロでの「自衛隊の皆さん、銃撃してください」、鶴橋では「鉄槌を下せ」といった、襲撃を示唆するような暴言を浴びせました。その後、民主党を中心とする連立政権が成立する中で、彼らは危機意識を強め、活動を活発化しています。9月27日に行われた彼らの東京デモでは、「外国人排斥反対」というプラカードを掲げた男性1名に対して集団リンチを行うという事態に至っています。
そのなかで、10月10日、大阪で外国人参政権反対を口実とした排外主義扇動デモを行なおうとしています。彼らも前回の抗議行動をうけて更に動員を構えてきます。
私たちは、暴力をも含めファッショ的に急進化する彼らに対して、ファシズムに反対する労働組合、市民団体、宗教者、諸個人の連帯で対決して行きたいと考えています。「外国人排斥を許さない10・10関西緊急抗議行動」にぜひお集まり下さい。民衆の包囲こそが、彼らの跳梁を許さない最大の鍵だと考えています。
限られた時間の中ではありますが、皆様の参加と賛同を呼びかけます。
●賛同締め切り 10月9日(金)12時
主 催 外国人排斥を許さない10.10関西緊急抗議行動実行委員会
連絡先 action1010committee@yahoo.co.jp
呼びかけ人・団体
内山 悠(失業と野宿を考える実行委員会)・岡田 一(高齢者特別就労組合準備会)・志賀 英記(アジア共同行動日本連絡会議全国事務局長)・中沢 浩二(とめよう戦争への道!百万人署名運動関西連絡会)・労働者共闘
※10月10日の対抗行動についてはまだ未定ですが、難波周辺での抗議集会・カウンターデモを予定しています。詳細が決まり次第案内を送らせていただきます。
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