コロナ禍の今年4月下旬から5月、大阪市立小中学校は、松井市長が「緊急事態宣言下では原則オンライン授業」と宣言したことで、たいへんな混乱を強いられました。なぜこんなことになっているのか、現職校長(大阪市立小学校・久保敬校長)の提言を契機として、子どもを操作の対象としか見ず、点数を唯一の物差しとして競争をあおり、子どもの心までも支配しようとする維新教育行政の問題点が浮き彫りになってきました。
昨年12月17日、大阪地裁に提訴した『「君が代」調教NO!松田さん処分取消裁判』は、国旗国歌条例・職員基本条例による大阪市における『君が代』強制の実態が、憲法と子どもの権利条約に違反する「調教」(戦前のことばでは「教化」)だと訴えています。この間の強制によって、せっかく積み上げてきた「子どもが主人公の卒業式」をつくる取り組み(対面式の卒業式など)はすべてつぶされてしまいました。
9.30D-TaC集会では、裁判のために証言を書いてもらった大阪市立小学校元教員小芝英俊さんに、「卒業式の主人公って誰?」をテーマに、努力してきた実践の報告を受け、教育のあり方を考えあいたいと思います。多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
■ 日時:2021年9月30日(木)18:00開場 18:30開会
■ 場所:エルおおさか606
〒540-0031 大阪市中央区北浜東3−14
京阪・地下鉄「天満橋」駅西5分
http://www.l-osaka.or.jp/access/
■ 記念講演:小芝英俊さん(元大阪市立小学校教員)
卒業式の主人公って誰? ~私たちは卒業式改革にこう取り組んだ~
■ ビデオメッセージ*大阪市立小学校校長・久保敬さん
~ なぜ「提言」を発したのか! ~
■ 資料代:300円
■ 主 催:D-TaC
連絡先:dtac@aol.jp Tel:090-1914-0158
https://democracyforteachers.wordpress.com/
この記事への質問・一言コメントをどうぞ AIコースケと議論しよう!
回答には文字数制限があるため、制限を超えると途中で打ち切られることがあります。