差別・排外主義に反対する連絡会は結成12年を迎え、激化する差別・排外主義に抗する闘いを拡げてゆくために連続講座をスタートします。第1弾は、安田浩一さんです。
安田さんはこれまでも多くの現場を共有し、語っていただきましたが、この度『戦争とバスタオル』という斬新にして想像力を刺激される力作ルポも刊行されました。
当日は本のことも含め、不穏な状況の今、何を洞察し、どう行動するのか、取材経験もふまえたお話を縦横に語ってもらう予定です。
なお、この本の共同著者でイラストも担当された金井真紀さんにも来ていただけることになりました。お二人には思いの限り語っていただきたいと思います。
お誘い合ってご参加ください。
【お話し】安田浩一さん+金井真紀さん
【日 時】2022年2月13日(日)13:30~16時
【会 場】品川区中小企業センター
東京都品川区西品川1-28-3
大井町駅東口から徒歩10分、東急の下神明駅から徒歩2分
https://johokiko.co.jp/access/chusho/
【資料代】500円
【主 催】差別・排外主義に反対する連絡会
http://hansabetsu.html.xdomain.jp/
riteihyo@gmail.com
戦争とバスタオル
安田浩一 (著), 金井真紀 (著);亜紀書房(刊)
タイ、沖縄、韓国、寒川(神奈川)、大久野島(広島)――
あの戦争で「加害」と「被害」の交差点となった温泉や銭湯を各地に訪ねた二人旅。
ジャングルのせせらぎ露天風呂にお寺の寸胴風呂、沖縄最後の銭湯にチムジルバンや無人島の大浴場……。
至福の時間が流れる癒しのむこう側には、しかし、かつて日本が遺した戦争の爪痕と多くの人が苦しんだ過酷な歴史が横たわっていた。
■タイ…………ジャングル風呂と旧泰緬鉄道
■沖縄…………日本最南端の「ユーフルヤ―」
■韓国…………沐浴湯とアカスリ、ふたつの国を生きた人
■寒川…………引揚者たちの銭湯と秘密の工場
■大久野島……「うさぎの島」の毒ガス兵器
嗚呼、風呂をたずねて四千里――風呂から覗いた近現代史
【もくじ】
■はじめに
第1章 ジャングル風呂と旧泰緬鉄道…………タイ
第2章 日本最南端の「ユーフルヤー」…………沖縄
第3章 沐浴湯とアカスリ、ふたつの国を生きた人…………韓国
第4章 引揚者たちの銭湯と秘密の工場…………寒川
第5章 「うさぎの島」の毒ガス兵器…………大久野島
■特別対談・旅の途中で
■おわりに
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