第2次安倍政権が発足して5年半が過ぎました。
日本経済は、消費は低迷したままですが、この1年は上向きの世界経済を受けての輸出好調が続いています。
他方でモリカケ問題や公文書偽造などでまったく責任をとらない安倍首相に対する国民の批判は高まっています。
自民党総裁選では安倍首相が三選されましたが、今後「アベノミクス」後の経済政策が問われることになります。
今回はアベノミクスに対するオルタナティブを提起し、野党の経済政策のあり方にも厳しい批判を行っている立命館大学教授松尾匡氏に問題提起をしていただきます。
松尾氏の提起はヨーロッパの左派が唱える「緊縮財政反対」の考え方を採り入れ、日銀の異次元緩和の手法を活用して社会保障や教育など必要な政策を強め、経済成長をはかろうというものです。
ポストアベノミクスの経済政策をめぐる議論を行う上で松尾氏は重要な提起を行っていると考えます。
皆様方のご出席をお待ちしております。
◆講 師 松尾匡氏(立命館大学経済学部教授)
◆日 時 2018年11月10日(土)14時~17時
◆場 所 専修大学神田校舎7号館773号室
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3丁目8
地図→https://goo.gl/EhR3Vj
◆資料代 500円
◆問合先:現代の理論・社会フォーラム事務局
東京都千代田区神田神保町3-11 望月ビル3F
電話:03-3262-8505 FAX:03-3264-2483
http://keizaiken.sakura.ne.jp/
E-mail:nc@keizaiken.sakura.ne.jp
※講演終了後、講師を交え懇親会を行う予定です。
松尾匡(まつお・ただす)氏のプロフィール
1964年石川県生まれ。
金沢大学経済学部卒業、久留米大学教授を経て、2008年から立命館大学経済学部教授。
専門は理論経済学。
著書に「ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼」(PHP新書、2014年)、「新しい左翼入門」(講談社現代新書,2012年)、「不況は人災です!みんなで元気になる経済学・入門」(双書Zero、2010年)、「この経済政策が民主主義を救う-安倍政権に勝てる対案」(2016年、大月書店)、「ポスト『アベノミクス』の経済学 転換期における異議申し立て」(金子勝氏との共著、かもがわ出版、2017年)、「そろそろ左派は〈経済〉を語ろう レフト3.0の政治経済学」(ブレディみかこ、北田暁大氏との共著、2018年)など多数。
ブログ「松尾匡のページ」で発信を行っている。
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