国家とは、国民とは?
東京五輪を前に1936年ベルリン五輪の金メダリスト
~「臣民」孫基禎選手から考える~
■ 日 時:2018年11月12日(月)
開場:18:30 開演:19:00~21:00
■ 会 場:スペースたんぽぽ
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2丁目6−2 ダイナミックビル4階
http://vpress.la.coocan.jp/tanpopotizu.html
■ お話:木村司さん 朝日新聞社会部
〇「臣民」として五輪に出場した金メダリスト孫選手。流れる君が代、揚がる 国旗は日の丸。誇るべき表彰台で孫選手は目を伏せ俯いている。
植民地統治に苦しんでいた朝鮮民衆は「孫基禎、万歳、マンセイ」と街に飛び出し、東亜日報は孫選手のユニフォームの日の丸を消した写真を掲載。そのため、朝鮮総督府の怒りを買い、発行停止処分を受けている。
〇 日帝によって「皇国臣民」とされた人々は、敗戦後日本によって1952年にその国籍を剥奪される。しかし、日本は今も孫選手の金メダルを歴代五輪で得た156個の一つとして数えている!
〇「フクシマ」被災者の声:私たちは「避難」したのではない、難民だった、国に捨てられた→国家とは何だろう?
今年4月、国会前で「お前は国民の敵だ」と暴言を受けた、と国会議員が証言したのだが、→この場合の「国民」どは誰を指すのだろう?
「東京五輪を心待ちにしている日本中の皆さんに孫選手の人生を知って欲しい。彼の人生は私たちに国家とは何か、国民とは何かをを問いかけている」(柳 美里さん)
メルマガ「たんぽぽ舎から TMM:No3501」より(転送歓迎)
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