昨年7月に国連で核兵器禁止条約が多数の国々によって採択され、核兵器が人道的にも、法的にも禁止されました。発効を恐れる米国など核保有国や日本などの同盟国は真っ向から反対し、署名や批准の動きに圧力をかけ妨害しています。
人類が核による被害をこれ以上拡げないため、人類として生きるためには、核兵器禁止条約を効力あるものにする必要が迫られています。広島で被爆し、核兵器廃絶のために世界中を駆け巡り、ICANと共に禁止条約採択に貢献されてきたサーロー節子さんを故郷ヒロシマに迎え、その思いを語り、私たちに問いかけていただきます。
このたび、サーロー節子さんは母校広島女学院大学が招聘され、この機会も実現できました。また、サーローさんと広島の世代を繋ぐ女性たちとの対話を通して、今何をすべきかを共に考えられたら素晴らしいアイディアが生まれてくることを期待しましょう。
■ 日 時:2018年11月28日(水)18:30~20:30(開場18:00)
■ 場 所:広島平和記念資料館 地下・メモリアルホール
〒730-0811 広島県広島市中区中島町1-2
アクセス→https://goo.gl/aUDsPf
■ 基調講演:サーロー節子さん「核絶対否定のために今なすべきこと」
サーロー節子(Setsuko Thurlow)さんプロフィール
1932年広島市生まれ。広島女学院大卒業後米大学に留学。トロント在住。
戦争中学徒動員され、1945年8日6日爆心地から1.8kmで被爆、建物の下敷きになったが、九死に一生を得た。このとき8人の親族や多くの同窓生を失った。
広島女学院大字卒業後米国に留学し、リンチバーク大字で社会学を学んだ。1955年ワシントンD.C.でカナダ出身の関西学院教授と結婚し、トロントに移住し、トロント大学で社会福祉事業の修士号を取得、ソーシャルワーカーになって働いた。2014年谷本清平平和賞受賞。2017年12月ICANノーベル平和賞授賞式で受賞演説をされ、世界中の人々に深い感銘と共感を与えた。
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■ シンポジウム「ヒロシマとの対話」
【パネリスト】
◆サーロー節子さん(ノーベル平和賞受賞スピーチ)
◆金崎由美さん(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター記者、
中国新聞「生きて」サーローさん取材記事連載)
◆下久保埋子さん(第21代高校生平和大使、ノートルダム清心高2年)
◆森瀧春子さん(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表)
【ファシリテーター】
◆渡部朋子さん(特定非営利活動法人ANT-Hiroshima理事長、
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会運営委員)
■ 資料代:700円
■ 主 催:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
広島市中区八丁堀5-22 メゾン京口門 404号室 足立・西法律事務所内
共同代表:青木克明 足立修一 森瀧春子
TEL 082-211-3342
Eメール hanwa@e-hanwa.org
連絡先:090-9064-4705(森瀧)
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