いよいよ天皇アキヒトが4月30日に退位します。2月24日「在位30年国家式典」において、アキヒトは「近現代において初めて戦争を経験せぬ時代を持ちました」と総括しました。とんでもない虚偽発言です。「アキヒトの30年」こそ「戦争する治安国家づくりの30年」に他なりません。
この30年で戦後史を変える重大な攻撃が加わりました。貧困と格差拡大の30年であったことも確かです。1991年自衛隊ペルシャ湾派兵に始まり、外国派兵の特別法が次々作られ、カンボジア派兵、ルワンダ派兵、インド洋派兵、東チモール派兵、イラク派兵、南スーダン派兵が続いた結果、集団的自衛権を合法化した新戦争法が作られ、憲法に自衛隊を書き込む改悪が迫っています。
さらに1991年暴力団対策法が成立し、1999年盗聴法、組織的犯罪処罰・犯罪収益規制法、オウム新法などが成立、2017年共謀罪が成立など治安管理体制は飛躍的に強化されました。関西でもバスなどでの闘争参加を「道路運送法」違反としたり、労働運動へ「威力業務妨害罪」を乱発したり、銀行通帳やカードの使用に「詐欺罪」や「マネーロンダリング防止法」を適用したり、例をみない治安弾圧が続いています。これこそ「アキヒトの30年」の現実です。
今こそ「民主主義に天皇はいらない」をふまえて、徹底的に議論しましょう。
■ 日 時:2019年4月23日(火)午後6時半から
■ 会 場:神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1
阪急六甲より徒歩3分
JR六甲道より徒歩10分
地図→https://goo.gl/eJPG8E
■ 講 師:永嶋靖久さん(大阪弁護士会弁護士)
■ 参加費:700円
■ 主 催:はんてんの会(兵庫反天皇制 講座)
連絡先:神戸市灘区山田町3-1-1 神戸学生青年センター・気付
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