- 日時:2019年5月26日(日)午後1時~5時
- 会場:中央大学駿河台記念館510号室
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目11−5
JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」徒歩約3分
http://www.tsukyo.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/ - 挨拶:廣松邦子・菅原秀宣
- コメント:小林昌人
「廣松渉の思想」(渡辺恭彦)をめぐって。
廣松渉遺稿ノート整理作業の報告。 - リプライ:渡辺恭彦
「廣松渉の思想」(みすず書房)をめぐって - 記念講演:張一兵
「フーコーへ帰れ」(情況出版)刊行記念 - 会場費1000円(出版物付き)
- 主催 情況出版
フーコーへ帰れ―暴力的秩序構築と生の内政のディスクールの情況構築
張 一兵 (著), 中野 英夫 (翻訳) Amazon書店
情況出版 (2019/4/1) ISBN-10: 4792795788
本書はミシェル・フーコーの哲学思想に関する環境構築論のコンテキスト中の出来事化された解読である。
著者はテキストの生産時系列を手掛かりとして、初期フーコーの『言葉と物』と『知の考古学』、中期フーコーの『監視と処罰』と『コレージュ・ド・フランス講義』などのテキストや講座中の主要言説をそれぞれ分析し、ここから、フーコーの学術思想中の当初の方法論の断絶式的転換の歴史過程を再構成し、「秩序構築」、「フォーマティング」、「言説的出来事」、「格子」、「装置」、「内政」など異質言語への翻訳環境の中で失われた重要な概念を再現させることにより、フーコーの中・後期の現代資本主義の隠れた支配技術と生の政治学への深い批判を明らかにした。
著者略歴 (張一兵)
1956年3月南京に生まれる。本名張異賓。1981年8月南京大学哲学科哲学専攻を卒業する。哲学博士。南京大学マルクス主義社会理論研究センター主任、南京大学特別招請教授、南京大学高度資質研究者、南京大学大学院博士課程院生指導教官などに任ぜられている。ほかにも、中国マルクス主義哲学史学会副会長、中国図書評論学会副会長、江蘇省社会科学連合会主席、江蘇省哲学学会会長などの職に就いている
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