■ 当日スケジュール
2021年3月20日(土・休)14:00~15:00デモ
(1)集会前段行動/高浜原発への抗議
11:45 原発北ゲートの300m先にある「音海展望台」集合
→デモで北ゲートに向かい、北ゲート前で抗議行動
(2)高浜町文化会館で集会
14:00~15:00すぎ 約1時間強
(3)集会後、町内デモ
~16:30 解散
・音海展望台
〒919-2362 福井県大飯郡高浜町田ノ浦
・高浜町文化会館
〒919-2226 福井県大飯郡高浜町立石12−1
JR小浜線 若狭高浜駅より徒歩10分
https://ticket.st/places/fukui-1047
■ 集会の趣旨
福島原発事故から10年になりますが、避難者の多くが今でも故郷を失い、苦難の生活を続けておられます。事故炉内部は未だに不明で、増え続ける放射性汚染水は太平洋に垂れ流されようとしています。
原発は、現在科学の手に負える装置でないことは明らかです。その原発が老朽化すれば、原子炉や配管の脆化、金属疲労、腐食などによって、危険度が急増します。
それでも、関電は、運転開始後46年、45年になり、超危険な老朽原発・高浜1、2号機の本年3月、5月再稼働を画策しています。
原子力規制委員会(規制委)が、老朽原発の運転を認可したのは2016年ですが、認可以降に、関電の原発に関して、蒸気発生器配管の減肉・損傷、再稼働準備工事中の人身事故、原発関連工事費の不正還流など、トラブル、事故、不祥事が頻発しています。
一方、関電は、使用済み核燃料中間貯蔵候補地を福井県外に探すとした約束を2度(2018年、2020年)もホゴにしています。原発の40年超え運転が理不尽であり、関電が原発の安全運転に足る資質、体制、企業倫理を持たず、また、新規制基準が極めて不完全で、規制委の審査がいい加減であることを示しています。
なお、去る12月4日の大阪地裁判決は、規制委審査のいい加減さを端的に指摘しています。規制委は、原発敷地で起こり得る地震の規模について、「過去の地震規模の平均値でなく、バラツキを考慮せよ」と規定していましたが、原発運転の認定にあたっては平均値を採用し、原発の耐震性は、平均値に見合ったもので可としています。大阪地裁は、これが過小評価であるとして、大飯原発3、4号機の設置許可の取り消しを命じたのです。同様な方法で推定された老朽原発敷地の基準地震動も過小評価していることになります。
ところで、高浜原発から100 km 圏内には、福井県のみならず、京都府、滋賀県のほぼ全域、大阪府、兵庫県の一部が含まれます。
このことと、福島原発事故では事故炉から約50 km 離れた飯舘村も全村避難であったことを考え合わせれば、高浜原発で重大事故が起これば、何100万人もの人々が避難対象になりかねないことになります。避難は不可能です。
しかも、今、新型コロナウイルスの感染が拡大し、終息の兆しも見えません。この中で、超危険な老朽原発が稼働され、重大事故を起こしたら、集団避難のバスの中で、長期にわたる避難生活の中で、ウイルスの感染を防ぐことは不可能です。
老朽原発廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!
■ 主催:老朽原発うごかすな!実行委員会
連絡TEL090-1965-7102(木原壯林)
●● カンパのお願い ●●
3・20全国集会へのご支援をお願いします
カンパ振り込み先(郵便振替)
口座記号・番号: 00990-4-334563
加入者名: 老朽原発うごかすな!実行委員会
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