お米があぶない!食の安全とタネのはなし-種子法廃止でどうなる?/飯田市


イベント詳細


食の安全とタネのはなし-種子法廃止でどうなるチラシ
子どもが好きなお菓子は遺伝子組み換えとは無関係?
日本の農家さんの今後は?
そもそも種子法ってなに?
「遺伝子組み換え食品ってよく聞くけど、食べても大丈夫なの?」
そんな疑問を持っているすべての方へ。

■日 時:2018年3月3日(土) 13:30 – 16:30

■会 場:飯田市公民館
 長野県飯田市吾妻町139
 JR飯田線飯田駅から徒歩8分、飯田ICから車で10分

※会場には駐車場がございません。乗り合わせにご協力頂き、市内の駐車場をご利用ください。
※無料託児あり、対象1歳児~(要予約・定員になり次第締め切り)
※モニター視聴室:ホールが定員の場合、または、お子さんと一緒でホールは居づらい場合、別室にて講演を視聴できます。(90名程度まで)

■チケット:前売り500円、当日1000円、高校生以下無料
■問い合わせ・チケット予約:090-2679-3459(関島)
■チケット販売店
(飯田市)アートハウス、アヲハト、ぜぜ、寝具の金山、てくてく、バオバブ
(阿南町)おどもカフェ、めんくろう
(売木村)農家民宿 ポレポレ
(中川村)JA片桐支所、JA中川支所、べースキャンプコーヒー
(飯島町)キッチンガーデンたぎり
(駒ヶ根市)桜屋自然食品
(伊那市)ワイルドツリー

■主催:子どもの食・農を守る会伊那谷
■共催:日本の種子(たね)を守る会
■協賛:アン・ナチュール(株)、Ground Cuisine 川楽屋、てくてく、ハヤシライスファーム、Le joujou
■後援:飯田市、飯田市教育委員会、飯島町、中川村、宮田村、松川町、高森町、阿南町、阿智村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村、JA上伊那、JAみなみ信州、パルシステム生活協同組合連合会、生活クラブ飯田支部、野あそび保育みっけ、自然保育のっぱら、信濃毎日新聞社、中日新聞社、南信州新聞社、長野日報社、飯田ケーブルテレビ、飯田エフエム放送

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【趣旨】
 私たちは最近になって、日本の主要作物である「米・麦・大豆」の安定供給を支えてきた「種子法」が、2018年3月末日に廃止されることを知りました。

 廃止の理由は「民間企業の参入を阻害している」ということのようですが、これにより、日本各地の土地や風土に合った多様性に富んだ種子が消え、単一化された種子が投資の対象になることが懸念されています。

 同時に、「モンサント」をはじめとする米国の遺伝子組み換え企業が、日本の種子市場を独占するのではないかと、危惧もされています。

 「種子法」の廃止は農家だけでなく、消費者にも関わる大問題で、日本人が遺伝子組み換えのお米を主食にする時代が、近いうちに到来することになりかねず「命をむしばむ食」が身近に迫っているように思えてなりません。

 また、農家の方が遺伝子組み換えの籾を扱うようになれば、それに合った除草剤や農薬が必要になり、日本人の主食が米国の一企業に支配されるようになることにも、疑問を感じます。

 ところが、マスコミは何故か、この問題を詳細に報道してくれません。このため、「種子法」が廃止されることを知らない人が多くいます。

 私たちは、「モンサント」が開発した除草剤に耐性を持つように遺伝子が操作された大豆を栽培するアルゼンチンで、流産や死産、呼吸器障害、甲状腺機能障害などが増加し、3歳から月経が始まった女の子も数人確認されていること。
 また、殺虫成分を分泌する「モンサント」の遺伝子組み換え綿花に切り替えたインドの農民たちは、収穫が思うように上がらず、2005年6月から2006年12月の間に1280人もの農民が高額な借金を苦に自殺したという事実などを、世界16か国で翻訳出版された『モンサント 世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』(フランスのジャーナリスト、マリー=モニク・ロバン著 )で知りました。

 私たちは、これから先を生きる子どもたちの未来が暗くならないよう、ただでさえ自給率の低い日本の農家の方たちにしわ寄せがいかないよう、願うばかりです。
 この講演会が契機となって世論が高まり、国への何らかの働きかけを行う足がかりとなればと考え、企画した次第です。
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