2007 映画「戦争をしない国 日本」予告編~憲法の真実の歴史 日本国憲法が政府に命じ続けるもの

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(以下、映画公式サイトからの紹介)

  2006年、在日米軍基地の再編が行われることになりました。自衛隊は今、米軍との共同訓練をしています。「自衛隊は他国からの攻撃に対して日本を守るもの」と説明されますが、こうした映像は、自衛隊が米軍と一体となって戦争をすすめようとしている様子を示しています。

 アジア・太平洋戦争において、2000万人を超えるアジア諸国民が犠牲となり、また原爆の投下などによって多くの日本人が亡くなりました。「戦争放棄・戦力不保持」を明確にした日本国憲法はこうした歴史とその反省の上に制定されたのです。戦後間もない時期の数々の映像は、いかに多くの人々が戦争のない社会を求めていたかを示しています。

 日本は独立を回復しましたが、安保条約によって、引き続き米軍を駐留させることになりました。アメリカは日本に軍事力を持たせ、米軍の世界戦略を補完させようとします。日本がいかにアメリカの言いなりになってきたのか、衝撃的な映像が映し出されています。日本国民は米軍基地建設に対して反対闘争に立ち上がり、安保条約そのものに反対する大闘争も展開され、憲法改定によって軍事力を持とうとする動きを封じ込めました。こうしたたたかいは、ぜひとも後世に語り継がれるべきものです。日本国民の力を再確認させてくれる映像が数多く映し出されます。

 やがて冷戦崩壊後の地域紛争の頻発という事態に対し、日本もその解決に努めよとの内外世論が高まりました。その結果、ついに自衛隊が戦地に派遣される事態になりました。また、有事=戦時を想定する各種法律が次々と制定されるようになりました。湾岸戦争以降のこうした事態の映像が次々と映し出されます。事態の緊迫さ・重大性を多くの人々とともに確認していく必要があるでしょう。

 いま、「憲法9条を守れ」と言う声が全国に広がっています。「九条の会」は5000を超える各地域・職域などにつくられ、そのとりくみは創意あふれるものとなっています。いまなお、「憲法9条を守れ」の声は国民の多数派です。その映像は多くの人々に確信と展望を示しています。

映画公式サイト

 
映画『アメリカ-戦争をする国の人びと-』

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