かねてより個人的に呼びかけておりますこちらの賛同署名は公開募集3日めの集計で450人を突破しました。一日100~150人のペースで増えていることになります。在特会の主張に違和感を持つ人が多かったことの証明だと思いますが、こういう集会が行われることや、賛同人を募集していることは、まだ一般にはほとんど知られていません。多くの方に知ってもらえたら、もっと一日1000人のペースで増えていくのにと思います。
私はこの賛同署名を決して「左右対決」のように考えてはいけないと思います。排外的民族主義、ファシズムの台頭には、すべての人がそれぞれの立場からきっちりとした抗議の声をあげていかなくてはなりません。
私はいわゆる北朝鮮の拉致問題に抗議する運動について、それが何かしら極右的な主張と二人三脚を組んで進めようとする行き方では、それを応援したくても、この極右的な主張に同意できない人は、応援も協力も参加もできないことが不満でした。反ファシズム・レイシズムの運動が、それを裏返したような構造になってはいけないとも思っています。
もちろん、在特会や北朝鮮に対しては、いろんな立場からの批判が可能です。たとえば、拉致問題から意図的に排除されてきた左派の人々の中には、個人的に、あるいは自分たち独自で拉致問題に取り組むことを模索し続けてきた人々もいるわけです。ですからこの集会呼びかけの文面に同意できない人もおられると思いますが、そういう方でもご自分なりに何か声をあげることができないか、一度考えてみたらどうでしょうか?そういう視点からの議論や提起も歓迎したいと思います。
◆在特会のレトリックは本当か?
さて、そのような視点から考えた場合、前の投稿に書いたように、在特会やその支持者の方々が、その主張を微妙に軌道修正(後退)させたことが、一定の効果をあげているように思えることがあります。つまり、蕨市での理不尽な少女追い出しデモをはっきりと覚えている左右を問わないすべての人にはそのようなペテンはいっさい通用しませんが、この賛同要請などから彼らの主張をはじめて見聞きしたような、(特に左右どちらでもないという意味での)一般の人にはということです。
いわく、「外国人参政権付与に反対しているだけ」「意見を表明することは言論の自由」だという主張への後退です。
これに動揺するような人がいたら言いたい。本当にそうなのでしょうか?結論から申せば、これは「ヤクザにも人権がある」という当たり前の主張から、「だから暴力団を取り締まるのは憲法違反だ」というトンデモな結論を導き出すに等しい暴論です。
実は先の名古屋情宣の報告記事を投稿していただいたトチローさんの文章にもあるように、「外国人参政権付与に反対している」のはなにも右派だけではなく、左派にもそういう意見はあります。ですがそういう「外国人参政権付与に反対しているだけ」の人すら、在特会のやり方や主張には抗議の声をあげているのです。いったいどうしてでしょうか?彼らがこういう線まで主張を「穏健化」させる前の行動はどんなものだったかを見て行けばその答えは一目瞭然です。
たとえば蕨市での問題では、いろいろな人が自分の立場からできるだけ最良の結果を求めて議論を積み重ねている中、彼らはその議論をふっとばし、完全に合法的に日本に滞在している中学生になったばかりの子供を、100人の大人で吊るし上げるための「デモ」を強行しました。この子供の実名を「犯罪者」「追い出せ」と書かれた横断幕を掲げ、この子の近所を大声で練り歩こうとした。これじゃあ彼らこそが「犯罪者」にほかなりません。この犯罪行為が彼らのいう「言論の自由」の実態であり、それを「もっとやらせろ」というのが「言論の自由」だと強弁しているわけです。
埼玉県警にいたっては、この名誉毀損行為を許可したのみならず、その内容に驚いてとっさにこの暴力的な横断幕の掲示をやめさせようとした一人の青年を逮捕するという、その任務とはまったく逆のことを行っています。これが在特会の主張している「極左暴力集団の妨害行為」の実態だったのです。
◆蕨市の人権侵害デモには私(たち)にも責任があるのではないか?
私たちは、そして何よりも私は、こんなことがこの日本でおこってしまったことを、痛苦に受け止めないといけません。
逮捕された青年の救援会の方々は、急を聞いて集まったにすぎないバラバラの個人が無謀な行動に出てしまったことについては救援を呼びかけるにあたってちゃんと謝罪しておられます。が、私はこの青年がとっさにやったことは「左翼」の「組織的な行動」としては問題があるとしても、人間としての驚きと怒りのあまりに体が動いてしまったことを重々理解しますし、それこそ危険をかえりみず「日本人の良心」を自己犠牲的に代表してくれた行動には、こんな事態にいたってしまうまで彼らを黙認し続けた一人として、心からの感謝を捧げたいと思います。
こんなひどい事態になってしまう以前、在特会に類する人々や、それを支持するような一部の人々は国籍法改正に反対する運動をネット上で大々的に繰り広げました。しかしその内容は国籍法の中の婚外子差別をどう解消するのが一番いいのか、どうすれば何の責任もないこの子たちを救済できるのかという真面目な議論ではなく、この人権問題を排外的な民族主義や、在日外国人問題を「治安問題」であるかのように扱う主張、一言で言って外国人排斥運動へと捻じ曲げ収斂していくものでした。(たとえばこういう主張など)
私たちは、いいえ、言い訳はやめましょう。他ならぬ私は、彼らの主張を鼻で笑ってまともに相手にしませんでした。しかしそうではなく、これは排外的な民族主義、はっきりと言えばファシズムの側からする「大衆運動」だったわけでしょ。彼らの主張を全面的に打ち出すのではなく、大衆の素朴な不安、いわばそういう不安を抱くことは自体は必ずしも非難できないような不安を極限まで煽って、「その不安がもし実現したらどうするんだ」という論法で人権の救済そのものを否定する。そして大衆の素朴な意識を人道的な観点ではなく、自分たちのような排外主義の方向に囲いこんでいく、そういう運動でした。
これに良心的な人は個別の主張に的確に反論はしたけれども、こういう欧州で言えばネオナチに相当する運動の存在そのものには反対しなかった。法案には左右の立場からいろいろな人々が賛否の議論を積み重ねていたわけですが、まるでその「仲間」のような扱いをしてしまったのではないでしょうか。そして気がつけば彼らは大手をふって街頭に登場してきた。
それに大衆の支持が集まるとかどうとかの問題ではありません。「こんなファシストの主張は冷静な人から受けいれられるはずがない」確かにそうです。ですが、彼らの主張や行動によって傷つく人がいるのです。彼らに抗議しない、あるいは抗議しなかった私(たち)のような日本社会の住人も、そういう人から見れば同罪だし、少なくとも味方ではなかったでしょう。
◆「便所の落書き」にどういう態度をとったらいいのだろう
蕨市のデモは「人を傷つける」ことを目的にしたものでした。いわば便所の差別落書きのようなものです。それは主張がどうとか表現の自由とかとは全く無関係です。人の人権を踏みつけにする自由、人の心を傷つける自由など誰にもありません。私たちは今まさに、便所の中に差別落書きをしようしている人がいる、その現場に立ち会っているのです。その落書きで心のそこから傷つく人がいます。どうすればいいのでしょうか?この種の運動に恐怖や不安を感じたり、心を傷つけられる人に対して、あなたならどう言いますか?「こんな落書きに同意したり、ましてや影響を受ける人なんていないから、いくらでも書くにまかせておけ」とでも言って、かかわりあいにならなければいいのでしょうか?「オレはあんな奴らとは違うから」、私たちにできることは何もない、あるいはするべきではないとでも言うのでしょうか?
人を傷つけ、人を踏みにじる、そういう主張そのものを許してはなりません。そういうことを目的とする団体そのものの存在を許してはなりません。それは表現の自由とは何の関係もありません。彼らがその主張を一時的に後退させて乗り切りをはかっても、私たちは彼らが蕨市でしたことを絶対に忘れはしない。何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも抗議し続けます。
上に書いたように、暴力団の取締りに対して「ヤクザにも人権がある」という人がいます。その通りです。人権を認め、人として認め尊重しているからこそ、人権を踏みにじる行為を糾弾し、暴力団の「存在そのもの」を許さないのです。人権を認めないといっているのではありません。人として許せないことはやめろと言っているのです。暴力団の被害者への責任は、「ヤクザ」を英雄視したり、その存在を部分的にでも容認する社会全体にもその一端があるのです。
何も権力に逮捕させろとか、公権力で取り締まれと言っているわけでもないのです。そのように言論内容を権力に精査・区分させる権限を持たせることには断固反対です。そうではなく、「あなたは(そして私は)どういう態度をとるのですか?」と自分自身を含めて問うているのです。私は「またか」と思わずにそのつど、しつこく、そしてちゃんと抗議するべきだと思います。それくらいは許されるでしょう。
そうしなかったすべての人の責任として、蕨市のようなひどい事がおこってしまった。大手を振ってこんな(表現の自由なんかでは断じてなく)人権侵害をやらせてしまった。今はまだ「少数の変な奴ら」だけれども、これに抗議しない、黙認することで、たとえ社会の主流になることは不可能でも、次には「珍しくもない」存在になるかもしれない。確かに自分には関係ないし、鼻で笑って軽蔑していればすむかもしれません。しかしそのことで不安にかられたり傷つく人がいる。そのことの責任は社会全体で負わなくてはならないのです。
【参考記事】 → 「おいコラ!在日!」と言われた時
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◆欧州での経験をいかそう
それとも、在特会は世界各地で台頭が見られるネオナチ・ファシズム勢力とは違う「素朴な右派市民団体」なのでしょうか?
この外国人排斥行動の主催者側の一部である右翼のブログでは、高らかにこう宣伝しているのです。
> 確かに「大不況」「失業」「貧富の差の拡大」「外国人労働者」などの問題で、
> 西欧社会では2000年に入るや極右政党と呼ばれた新しい右派政党が台頭しました。
> だから、遠からず日本でも台頭すると思っているのでしょう。
> しかし、日本ではまだまだですから反日左翼の皆さん、そう焦らずにお待ちください。
> それともそんな余裕がないのですか?
> お仲間の民主党が政権奪取に成功すれば、あなた方の天下が来るのでは?
> 我々の運動が本格化するのはそれからです。
> 国民大衆の右傾化こそ、時代の流れであり、もはや避けられないものと知るべきである。
(http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52258140.html)
まずは民主党政権ができたら私たちは民主党政権とも闘うのは自明のことであり、問題はどういう立場で闘うかということである。あんまりにも自分の相手している「反日左翼」とやらの対象分析がなさすぎるとしか言えない。なんでもかんでも自分と意見が違うだけにすぎない人を「反日(戦前で言うところの非国民)」だとすべての人を一括して脅しまくるような政治を打っているから、左翼と民主党が「お仲間」などということを平気で書くようなデマが身に染みてしまうのだと言いたいです。
それはともかく、ウィキペディアでは、在特会はこの右翼団体の「関連団体」(要するにこの右翼団体の大衆組織ということでしょうか?)として紹介されています。実際に名古屋デモなどにも協賛団体として堂々と名を連ねていたそうですし、今回の京都デモでは団体名を出すのは控えたようですが、副代表個人(のブログ名)で協賛しているのです。
たとえば欧州ではネオナチの主張や「存在そのもの」に対する抗議行動が盛んに行われています。オーストリアでネオナチ政党が政権に参画した時には、国境をこえた抗議デモがあった。それは「内政干渉」でもなんでもありません。「人を傷つけ、人間の尊厳を否定するようなことはすべきでない」という、ただそれだけの主張なのです。こんな欧州ですら、ドイツの外国人排外主義者(の過激な部分)が、「不法移民」が多く住むアパートに放火して子供が焼け死ぬまで事態が進むことを阻止できなかった。それから猛烈な抗議行動がおきましたが、そうなってからでは遅い。日本ではまだこういう運動への対処に慣れていないのだけなのです。
すべての方に、さらなる集会への賛同署名、そして可能なら当日の参加を呼びかける所以です。
参考)台頭を目指す草の根ファシズム・外国人排斥運動
(左)「チベット支援」を偽装する嫌中派右翼→詳細 (右)初期の外国人排斥運動
<外国人排斥を許さない6・13緊急行動賛同者>(6/6現在)
【個人】青崎百合雄(カトリック町田教会)、青西靖夫、青柳行信(NGO人権・正義と平和連帯フォーラム・福岡代表)、青山薫(京都大学助教)、赤尾光春(大阪大学)、秋風千惠、浅井美里、足立力也(コスタリカ研究家)、アッテンボロー(ブロガー)、阿部太郎、あべ・やすし、在野真麻(Wheelchair’s EYE)、RS(東京都)、五十嵐守、池田宜弘、石垣敏夫(埼玉県平和資料館を考える会)、石川康宏(神戸女学院大学教授)、石川哲朗(東京都民)、石川求(首都大学東京教員)、石澤利巳(NPO法人札幌障害者活動支援センターライフ)、石田米子(岡山大学名誉教授)、石原俊(明治学院大学教員)、石塚道子(お茶の水女子大学大学院教員)、石原みき子、石嶺和宏、磯野宏之、稲葉奈々子(茨城大学准教授)、板垣竜太(同志社大学教員)、イダヒロユキ、市田良彦、伊藤公雄(京都大学教授)、伊藤隆明(労働者)、井上啓子、イブン・ハキーム(ムスリム反戦労働者)、任隆正(KEY)、林炳澤(さっぽろ自由学校” 遊”共同代表)、入江公康(大学非常勤講師)、植田朱美、ぅきき、宇城輝人(福井県立大学教員)、内野端樹(アナーコパンクス)、内海まさかず、宇野善幸(大学院生)、梅尾直人、江口英子(仙女)、江原則子、遠藤礼子、大分哲照(浄土真宗僧侶)、大内照雄(新自由主義・国家主義と対決する学生・青年ネットワーク)、大嶋薫(札幌市議会議員)、大須賀護(仏教者)、太田光征、大谷隆夫(日本基督教団・牧師)、大塚恒平(ブロガー)、大月英雄、大橋真司(静岡市民)、大橋寛実、大山千恵子(行政書士)、岡晃子、岡真理(京都大教員)、小笠原信実、おがわともこ(日本希望製作所)、呉光現(聖公会生野センター)、小倉利丸、小倉英敬(常磐会学園大学教授)、織田朝日、小田睦、小田原琳、小田原紀雄、小野慶(司法書士)、小野寺麻理、小野俊彦(fuf)、各務勝博(京都プレイバックシアター)、垣渕幸子、片岡典子(英語講師)、堅田香緒里(学生)、角崎洋平、かねはぎあつし(警備員)、叶信治(東九条のぞみの園副施設長)、加納実紀代(敬和学園大学教員)、河添誠(首都圏青年ユニオン書記長)、川端諭、河原よしみ(京都市民)、川人リゑ、河原田眞弓、木谷公士郎(司法書士)、北畠浄光(学生)、北山清喜、木戸衛一(大阪大学教員)、木戸勝也、木下茅(一橋大学院)、木下直子、金友子、金光敏(保育士)、金成元(KCC)、木村昭子(こうち女性と政治をつなぐ会)、木村厚子(岐阜県)、京極紀子、草加耕助(『旗旗』サイト管理人)、工藤美彌子(僧侶)、久保山教善(娑婆派僧侶)、熊沢誠(研究会「職場の人権」代表)、倉橋耕平、栗田桂子(グァテマラ生産者支援ネットワークみるぱ事務局長)、黒石昌朗(とめよう戦争への道!百万人署名運動・関西連絡会事務局員)、黒河星子、黒瀬隼人(自由労働者連合評議会議長)、黒目(有象無象)、桑野功、郡島恒昭(靖国参拝違憲「福岡判決」を活かす会代表)、KTN(不謹慎ズ)、けしば誠一(杉並区議会議員)、Ken Ono、高敬一(NPO法人サンボラム理事長)、GO@あるみさん、上瀧浩子(弁護士)、神門佐千子、古賀清敬(北星学園大学教員)、こじまはらめいこ、小塚太(ピースネットニュース)、コノウラミツタカ(観光左翼)、小林ちよみ(民主党元衆議院議員)、駒込武、ごまめの翁、コリン・コバヤシ(グローバル・ウォッチ/パリ)、近藤公彦、近藤昇(寿日雇労働者組合)、近藤光男(東京「日の君」強制解雇裁判控訴人)、西寺英麿、斎藤紀代美(朝鮮学校生徒を守るリボンの会)、酒井隆史(大阪府立大学准教授)、酒井満、榊原隆子、崎山政毅(立命館大学教員)、櫻田和也(indymedia japan)、佐々木祐(大学教員)、佐々木夏子、佐藤和弘、さとうしゅういち(生存のためのメーデー広島実行委員会事務局長)、佐藤友子、佐藤幹雄(日本キリスト教団岩見沢教会牧師)、佐藤恵(カトリック正義と平和協議会)、佐藤能史(編集者)、佐野卓志(NPO団体理事)、さはらたみ、渋谷要(社会理論学会会員)、サブ高祖、さぶろう(東京)、澤田春彦(自由労働者連合)、塩見静子、塩見卓也(弁護士)、柴田重徳、島村真樹子、嶋田頼一、清水雅彦、首藤九尾子、白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)、白崎朝子、末木あさ子、菅原龍憲、杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)、須黒奈緒(杉並区議会議員)、鈴木耕太郎、鈴木道昭(浜松市民)、ステファン、須藤祐介(院卒ワーキングプア・独立系左翼)、砂布均、住田雅清(阪神障害者解放センター事務局長)、千藤江、攝津正、高木栄子、高島与一、高橋淳(生活書院)、高橋慎一(ユニオンぼちぼち)、飛幡祐規(文筆家・翻訳家)、高畑吉博、高見元博(怒りネット関西)、竹馬、武市常雄、竹内伸次(弱いものいじめに眉をひそめる一般人の会)、竹林隆、竹村佳之、竹村泰子(社会党~民主党元衆議院議員・参議院議員)、田中愛子、田中渥子、田中和恵、田中慶子、田中直子、田中玲、谷本千里(きょうと夜まわりの会)、立岩真也(立命館大学教授)、玉城郁恵(大学生)、田宮遊子、茶畑進(静岡反戦共同闘争会議)、張ヨンテ、塚本泰史(とめよう戦争への道!百万人署名運動・関西連絡会)、辻俊子、津村幸子、鶴見俊輔(哲学者)、寺尾光身(元理系教員)、寺内真子(神戸YWCA)、寺田道男(京都「天皇制を問う」講座実)、デレウゼ好子(国際結婚を考える会)、遠矢家永子(NPO法人SEAN事務局長)、戸田ひさよし(連帯ユニオン近畿地本委員長)、dr.stonefly、冨田成美、友永健吾、長尾比呂未(地球の子ども新聞)、中倉智徳、中沢浩二、中島基陽子、中条佳子、永瀬ユキ、永田貴聖(立命館大学ポスドク研究員)、中田京(松戸市議会議員)、中谷康哉、中野由紀子(旗旗舎・東京)、永橋爲介(立命館大学教員)、中村一成(新聞記者)、中村和雄、中村尚司(龍谷大学研究フェロー)、中村雅也(京都府立視力障害者福祉センター入所者)、仲村実(管理職ユニオン・関西副委員長)、中村優子、永吉希久子、流広志、南雲和夫(法政大学社会学部兼任講師)、なすび(山谷労働者福祉会館活動委員会)、鍋谷美子(神戸YWCA夜回り準備会)、西浦隆男、西尾市郎(那覇市)、西嶋一泰、野口真喜、能勢充希(北大阪ユニオン副執行委員長)、野々村耀、野村羊子、ハギハラカズヤ、朴実(音楽家)、間晶子、橋口昌治、橋野高明(日本基督教団・牧師)、橋本恵一、橋本宏一(日本国民救援会京都府本部事務局長)、林田力(東急不動産消費者契約法違反訴訟原告)、原田光雄(聖公会司祭)、長谷川存古(関西大学名誉教授)、長谷川太郎(オッケともだち)、濱西栄司(京都大学大学院)、濱本正彦、はむちゃんねる(反戦プログラマ)、原民樹(一橋大学大学院)、春山文枝、半田博子、東本高志、ビー・カミムーラ(ナブルス通信編集部)、樋口直人(徳島大学准教授)、ヒデヨヴィッチ上杉(バンドマン)、日野直近(靖国解体企画)、平田正造(ヨシノ支援プロジェクト代表)、平田義(愛隣館研修センター)、平野慶次(もう一つの学びの場主宰)、平野貴子(京都部落問題研究資料センター)、平山良平(<ノーモア南京>名古屋の会・事務局)、弘田しずえ、ふぁ、深田けい子(看護師)、福井しょうこ、藤井かえ子(神戸YWCA)、藤井たけし、藤谷祐太、舟木浩、古谷美奈子、古橋瑞季、古屋寛生、プレカリアート(アフガン・イラク・北朝鮮と日本)、星山京子、細川孝、細野秀太郎、堀池正次郎、細川弘明(京都精華大学教員)、堀田義太郎、堀内慶子、堀江有里(日本基督教団・牧師)、本田次男、まあくん@FreeTibet(外国人参政権問題研究会mixiコミュ管理者)、前川純一、蒔田直子、牧野祥久(医師)、増田博光、増田都子(東京都学校ユニオン)、増田幸伸(協同組合役員)、松尾和子、松尾哲郎、松下礼良(とめよう戦争への道!百万人署名運動・千葉県連絡会)、松田一樹、松波めぐみ、松野尾かおる(風をおこす女の会)、まっぺん、松本朗、松本普、松本麻里(フェミニズム研究)、丸山真央(滋賀県立大学)、南守、三牧建一、宮川信子、宮崎潮、宮崎 ドューリング 俊子(国際結婚を考える会・ドイツグループ)、村上麻衣、村木美都子(NPO法人東九条まちづくりサポートセンター事務局長)、村田豪、村田由彦、村上桂太郎、村上力(日刊ベリタ)、望月文雄(外国人への差別を許すな・川崎連絡会議・代表)、盛岡晋吾、もりきかずみ(アジア女性自立プロジェクト)、森田麻里子(聖公会信徒)、森千香子(南山大学准教授)、森本孝子、八木晃介(花園大学教授)、役重善洋(パレスチナの平和を考える会)、八鍬瑞子(AAO)、安井大輔(京都大学大学院)、安田壽子(むくげの会代表者)、やねごん(ブロガー)、山岸淳子(翻訳者)、山口智之、山口素明(フリーター全般労働組合)、山田規矩子、山田國廣(京都精華大学教員)、山田洋一(人民新聞社編集部)、山根実紀(日朝友好関西学生の会)、山本純、山本崇記(関西非正規等労働組合)、山本知恵、山家悠平(京都大学人間・環境学研究科)、遊牧民(平和の井戸端会議主宰)、由良哲生(寿日雇労働者組合)、横山由美子(新潟YWCA)、吉川邦良、吉田幸恵、吉田信吾、吉野美知恵、吉田康子、ヨシノユギ(大阪医科大GID医療過誤裁判原告)、吉水公一(「子どもと教科書兵庫県ネット21」事務局次長)、吉本亜裕美、米津篤八(翻訳家)、臨夏(台灣國立政治大學學生日本人留学生)、脇義重(平和をあきらめない人々のネットワーク・福岡)、和田圭亮(南大阪反戦ユースアクション(準))、渡辺亜人(老年フリーター)渡邊太、渡辺学、亘理興(ドイツ弁護士)、匿名(28名)
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—–(以上)—-
「米朝」と「米中」の地政学的綱引き
韓国の現代史で、5月はもっとも残忍な季節として記憶されるだろう。前大統領の自殺という、前代未聞の悲劇が与えた衝撃が消えないうちに北朝鮮が再び核実験を敢行した。北朝鮮の後継体制をめぐる動きが加速化しながら、朝鮮半島の状況は、一寸先を見定めることさえ難しい乱気流に突入している。李明博政府が…