投稿者: 司 宮二
スウェーデン新政権、原発を将来的に全廃の方針(読売2014.10.2)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141002-OYT1T50116.html
9月のスウェーデン議会(一院制)選挙で勝利した中道左派3党連合の社会民主労働党などは1日、3党が原子力発電所を将来的に全廃することで合意したと発表した。
社会民主労働党の党首で、次期首相に就任する見通しのステファン・ローベン氏は同日、公共ラジオで、「『原発は廃止すべし』が新政権の最初の一歩となる。まずは(廃止に向けた)分析を開始する」と語った。
同国では現在、3か所の原発で10基の原子炉が稼働中で、総発電量の約4割を原子力が占めている。
スウェーデンは、1980年の国民投票で2010年までの原発全廃賛成が多数を占めたことを受け、一度は全廃の方針を決めた。だが、地球温暖化に対処するために方針を見直し、10年には、既存の原発施設への原子炉の新規建設を認める法律が成立していた。
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