これは「いずれ」ではなく、今現在おこっている物語
世界的に有名で、海外でも映像化されている作品に、賀来千香子さんが挑戦。脚本も当時の日本人にとってリアリティが感じられるよう、うまくまとめてあります。見終わったあとからジワジワとした恐怖が湧いて、焦燥感にとらわれます。
ちょうど日の丸・君が代の強制などの「愛国心教育」や、日教組潰しがはじまった頃に放映された作品です。問題が大きくなった今もそうですが、多くの人は当時からこの問題に無関心でした。
あれから20年以上がたった今日、この作品を見ても何の恐怖も感じず、むしろ賀来さんのセリフに「いいこと言ってるじゃん」と思ったり、あるいは恐怖を感じるにしても、作品の意図とは全く逆の解釈をしてしまう人もいそう。今や「いずれこうなる」ではなく、すでに学校現場で20年前から「今も続いていること」の物語です。
子供の頃、この話の何が怖いのかが分からなかったことが、今めっちゃ怖い。
YouTubeのコメント欄より
◆原作:『23分間の奇跡』 ジェームズ・クラベル作, 青島幸男訳
◆『茶色の朝』フランク パヴロフ, ヴィンセント ギャロ, 高橋哲哉
◆映画『”私”を生きる』予告編
◆映画「君が代不起立」予告編
◆「ひのきみ通信」Web版
◆「日の丸・君が代」強制反対ホットライン
◆書評『23分間の奇跡』(大嶋友秀の読書日記)
◆神話と寓話 : マインドコントロール(Decision Switch)
AIコースケと議論しよう! この記事への質問・一言コメントをどうぞ
●回答には文字数制限があるため、内容が簡潔になります。また、制限を超えると途中で打ち切られることがあります。