2007年7月23日、今年の卒・入学式で「君が代不起立」した教員に対して、都教委は「再発防止研修」というイジメを強行した。「研修」とは名ばかりで参加者には質問もさせず、個室研修ではおどしともとれる発言があった。まさに都教委と石原知事の言うがままにならない人間に対して精神的な苦痛と屈辱感を与え、見せしめにする以外の意味はない。
この恐怖政治はいつまで続くのか。このような人権弾圧を全国に広めないためにも、教育現場において、その思想信条にかかわず”すべての人”の人権を守る闘いを続けなくてはならない。それこそが真の教育というものだろう。残念ながらこの国では、戦後のごく短期間を除いて、それが一度たりとも実現したことがないのだ。
(撮影:ビデオプレス)
AIコースケと議論しよう! この記事への質問・一言コメントをどうぞ
●回答には文字数制限があるため、内容が簡潔になります。また、制限を超えると途中で打ち切られることがあります。