(KU会通信より)
近畿地区の生コン関連14団体は、本年6月に宮城県南三陸町に「近畿地区生コン関連団体東日本大震災対策センター」を立ち上げ、震災支援活動を本格的に始めました。現地に専従者を配置し、物資支援・炊き出し・様々な運搬作業・「復興市」への参加など、これまで多岐に渡る支援活動に取り組んできました。
現在は、各地方からボランティアで来たNPO団体(障がい者団体含む)などとも連携を取り、被災者との絆を更に深化させるべく、仮設住宅支援などの活動を継続して進めています。
さらに、地元から3箇所の共同食堂(農漁家れすとらん、居酒屋、弁当屋)を作りたいとの強い要請があり、全統一労組をはじめ、業界、他団体等に呼びかけ人になってもらい、政治家の協力を得て、1口1万円を支援金として集める取り組みが始まっています。14団体はこれを全面的にバックアップしています(下記呼びかけ文参照)。
この取り組みに是非、お一人でも多くの方のご支援・ご協力をよろしくお願いします。
被災地に共同食堂をつくりましょう。
私たちは被災地支援を続けます。
1煉瓦1万円基金に参加を!
3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故によって、死者行方不明者が約2万人、そして膨大な数字にのぼる被災者が避難生活や仮設住宅での生活を余儀なくされています。
私たちは、震災発生直後の2011年3月から被災地、とりわけ宮城県本吉郡南三陸町への救援活動を開始しました。以降、救援物資の配送と志津川高校避難所を中心にした炊きだしなどを継続的に取り組んできました。(別紙活動一覧参照)
この私たち近畿地区生コン関連団体東日本対策センターによる志津川高校避難所の閉鎖までの活動の経験と積み上げてきた被災者住民との交流、信頼をもとに、私たちは今、あらためて救援活動の第2ステージとも言うべき被災地における新しい活動を全国のみなさんに呼びかけることとしました。
「共同食堂」の建設を
避難所から仮設住宅へ生活を移した被災者住民は、また更に地域コミュニティが分散させられることとなっています。被災者住民の中には自治会を結成するなどして住民間の連帯をつくり出す努力が行われる一方で、やはり多くの地域では不安が更に募ってきているのも事実です。このような状況の中で、被災者が中心となって地域のコミュニティセンター的な「場所」づくりが呼びかけられました。私たちはこの呼びかけに応え、これまでの経験とつながりを活かして「共同食堂」の建設を被災者住民主体のもと後方支援をめざします。
「共同食堂」のめざすもの、イメージは次の通りです。
★被災者住民自らが運営していきます。事業体づくりをはかります。
★食の提供とともにコミュニティセンターの役割をめざします。
★被災地の住民主体のもと、社会的弱者、障害者に開かれた場所をつくります。
★炊きだし、仮設住宅訪問など救援・復興ボランティアの拠り所としていきます。
★地域の協同した生活づくりを支援していきます。
★第二、第三の「共同食堂」が被災地各地に広がっていくことをめざします。
1煉瓦1万円基金にあなたも参加してください。
南三陸町志津川において、すでに活動はスタートしました。「共同食堂」の建設場所が確保されています。中心となる被災者住民スタッフも決まりました。運営イメージもほぼ煮詰まりました。あとは資金です。
みなさんに呼びかけます。レンガをひとつひとつ積み上げるように、一緒に「共同食堂」を立ち上げましょう。被災者住民が大震災・津波、そして原発事故に対してどのようにこれからの生活を再建していくのかは、これからの私たちのこの社会全体の方向を指し示していくこととなります。宮城県南三陸町での「共同食堂」建設は、その新たな第一歩です。一緒に参加しましょう。被災者住民(障害者)とともに。
2011年12月1日
---
★この被災地支援活動には、下記各団体が支援しております。
(支援団体)
支援団体窓口 大阪兵庫生コン経営者会 会長 小田 要
社会資本政策研究会 会長 髙井 康裕
兵庫県中央生コンクリート協同組合連合会 会長 溝尾 廣治郎
和歌山県生コンクリート協同組合連合会 会長 中西 正人
奈良県生コンクリート協同組合 理事長 吉田 桃子
京都生コンクリート協力会 会長 久貝 博司
阪神地区生コン協同組合 理事長 矢倉 完治
近畿バラセメント輸送協同組合 理事長 内野 一
近畿生コンクリート圧送協同組合 理事長 吉田 伸
近畿生コン輸送協同組合 理事長 池田 良太郎
連合交通労連関西地方総支部生コン産業労働組合 執行委員長 山口 則義
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 執行委員長 武 建一
全日本港湾労働組合関西地方大阪支部 執行委員長 大野 進
近畿コンクリート圧送労働組合 執行委員長 桑田 秀義
また現地には近畿地区生コン関連団体東日本大震災対策センターを設置し活躍しています。
電話:0226-29-6308
FAX:0226-29-6309
支援団体窓口 大阪兵庫生コン経営者会 会長 小田 要
電話:06-6347-5421
FAX:06-6347-5423
---
1煉瓦1万円基金
基金参加者のお名前を多寡に関わらず「煉瓦ステッカー」に記載し、共同食堂・「農漁家れすとらん」の壁に張り出します。
目標額:当面の資金として1,000万円をめざします。
ただし、第2、第3の「共同食堂」づくりを念頭に継続的に基金を募ります。
Email:jimukyoku-04@osaka-hyogo.com
振込先:南三陸農協 志津川支店
口座名:共同食堂 農漁家れすとらん 松野や 松野三枝子
(キョウドウショクドウ ノウギョカレストラン マツノヤ マツノミエコ)
普通預金 口座番号:0016243
「共同食堂」農漁家れすとらん
住所:〒986-0782 宮城県本吉郡南三陸町入谷鏡石25海の市物産組合
運営責任者:松野三枝子、その他地元スタッフ
建物:二階建てを平成24年3月建設予定
★この被災地支援活動には、下記団体が上記と連携して支援しています
名無しの震災救援団 http://74no9endan.web.fc2.com/
代表 鳥井一平
連絡先:全統一労働組合
東京都台東区上野1-1-12新広小路ビル5階
TEL 03-3836-9061 FAX 03-3836-9077
Email zwu@nifty.com
移住労働者と連帯する全国ネットワーク http://www.jca.apc.org/migrant-net/
東京都文京区小石川2-17-41TCC 2-203
TEL 03-5802-6033 Email fmwj@jca.apc.org
—
「共同食堂」志津川1号(仮称)
住所:〒986-0775 宮城県本吉郡南三陸町志津川字廻館101-1
「ハイム高茂」跡地
運営スタッフ:内田智貴、内海明美、内田卓磨(M3R-abc)
旧志津川高校避難所スタッフ
建物:プレハブ(8畳大)を4棟
---
1煉瓦1万円基金に参加します。
口数: 口×1万円= 円
20 年 月 日
名前:
住所:
mail:
電話:
備考:団体、役職など
煉瓦ステッカー
名前、住所(都道府県、市町村)など記入項目を示して下さい。
ただし、文字の大きさ、フォント、配置などはお任せ下さい。
お申込みは、
支援団体窓口 大阪兵庫生コン経営者会 会長 小田 要
電話:06-6347-5421 FAX:06-6347-5423
この記事への質問・一言コメントをどうぞ AIコースケと議論しよう!
回答には文字数制限があるため、制限を超えると途中で打ち切られることがあります。