「8月15日」を考える滋賀・京都集会~侵略神社‐靖国思想を問う/大津市


イベント詳細


「8月15日」を考える滋賀・京都集会~侵略神社‐靖国思想を問う

 今年も暑い夏がやってきます。そして「敗戦後」76年目の8月15日を迎えます。この日、毎年、首相・閣僚の靖国神社参拝が問題になります。
 靖国神社は、ご承知の通り、アジア・太平洋戦争では、「国民(臣民)」の戦意高揚と戦争に協力させる軍事施設として大きな役割を果たしました。その戦争を主導したA級戦犯を合祀するばかりか天皇制国家による植民地支配と侵略の歴史を美化し、再び天皇の軍隊を育成しようとしている、今も軍国主義の象徴的な施設です。

 8月15日を迎えるたびに、そして戦争責任、戦後責任を問う時、「A級戦犯合祀」、「政教分離」、「首相参拝」など「靖国問題」として、今なお私たちに問われつづけています。戦死者を「英霊」と顕彰する靖国神社も、「今日の繁栄の礎」と持ち上げる政府主催の戦没者追悼式も、歴史の事実に向き合わず、事実を隠蔽し・改ざんすることによって、次なる戦争に向けて「国民」を動員する役割を果たしています。

 今回は、この侵略神社-靖国神社の「過去と現在」を見ていく中から、この8月15日と向き合い、「敗戦記念日」を覚え、ともに問うことによって、日本が侵略した中国・朝鮮をはじめ東アジアの平和を築く道筋を探りたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

■ 日時:2021年8月15日(日)14時30分~17時(14時より受付)

■ 会場:解放県民センター 4階大ホール(公財:滋賀県人権センター)
 滋賀県大津市におの浜4丁目1番14号
 JR・京阪「膳所駅」下車 徒歩15分
 https://www.shigajinken.or.jp/about_us.html#map

■ 講演:辻子実さん「侵略神社-靖国思想を問う」
 -米中「新冷戦」時代にあって、軍事施設-靖国神社の今を考察する

■ 参加費:800円

■ 共 催:
・敗戦記念日を覚え、平和を求める集い(しが)実行委員会
 -日本基督教団京都教区滋賀地区社会委員会
 -戦争をさせない1000人委員会しが
 -これでいいのか日本!滋賀集会実行委員会
 連絡先:木戸TEL 090-8821-5367

・「8・15」を問い続ける京都集会実行委員会
 -京都「天皇制を問う」講座実行委貴会
 -日本基督教団京都教区「教会と社会」特設委員会
 -反戦・反貧困・反差別共同行動in京都
 連絡先:寺田 TEL 090-5166-1251

※コロナ対策のために定員を75名に制限します
※会場内ではマスクの着用を!

■ 講師紹介:辻子実さん
 1950年、東京生まれ。即位大嘗祭違憲訴訟・東京事務局長。
 著書:『侵略神社・靖国思想を考えるために』(2003年、新幹社)、『靖国の闇にようこそ-靖国神社、遊就館非公式ガイドブック』(2007年、社会評論社)。
 共著:辻子実、金丞垠(ギム・スンウン)、東アジア平和のための韓日共同企画・カラー版『図版で見る侵略神社・靖国』(2011年、韓国・民族研究所)