差別はどう生まれるのか?『差別はたいてい悪意のない人がする』刊行記念 連続講座/オンライン


イベント詳細

このイベントは08 11月 2021に終了しました


差別はどう生まれるのか?『差別はたいてい悪意のない人がする』刊行記念 連続講座

詳細:https://unei1.peatix.com/

あらゆる差別は、マジョリティには「見えない」。
日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考える思索エッセイ。
韓国で16万部突破のベストセラー!「善良な差別主義者」が日本語版になって登場『差別はたいてい悪意のない人がする』(大月書店)

ふぇみ・ゼミ運営委員の梁・永山聡子(朝鮮半島のフェミニズム研究)が編集全面協力しました。本書を知り尽くした、梁・永山聡子がこの本を中心にしながら、本の背景や韓国の差別、フェミニズムなどの問題を講義します。
また、最後の回では、本書で言及されている国家人権委員会について、2019年に訪問した際のエピソードなどを交えながら、必要性を参加者のみなさんと一緒に考えます。
さらに、著者のキム・ジヘさんにも出演交渉中(未定)。

*この講義は書籍を読むまたは持っていることが望ましいです。講義中にページ数を確認しながら進めます。書籍(割引価格)とお得なセット券がありますので、この機会に是非とも購入ください。(なお、書籍発送は毎週月曜日、金曜日になりますので、書籍を手に入れたい方は余裕をもってお申し込みください。住所の記載もお忘れなく!)

*あとから配信もしますので、当日リアルタイムで参加できなくても大丈夫です!視聴期限は第1-5回とも、第5回終了後2週間とさせていただきます。

*講座が開始されてからでも申し込みできます。最終回が終了するまでチケットは購入可能です。途中からのご参加もお待ちしています!

<講座内容>
・10月11日(月)
 19:00-21:00 第1回:差別が見えますか:この本が出版される日韓の背景
・10月18日(月)
 19:00-21:00 第2回:善良な差別主義者の誕生
・10月25日(月)
 19:00-21:00 第3回:差別はいかにして不可視化されるのか
・11月1日(月)
 19:00-21:00 第4回:差別と向き合う私たちの姿勢
・11月8日(月)
 19:00-21:00 第5回:韓国の事例から考える 差別禁止法、国家人権委員会の必要性

<チケット> ※書籍(割引)付セット料金あります。
・一般 \15,000
・一般書籍付き \16,500(送料無料)
・学生 \12,000
・学生書籍付き \13,650(送料無料)

<参加方法>
当日18時30分にご登録のメールアドレスにzoomURLを送付します。そこから講座に参加してください。
申し込みページ:https://peatix.com/sales/event/2609455/tickets

講師プロフィール

梁・永山聡子(ヤン・ナガヤマ サトコ・チョンジャ Satoko・Chonja Yang・Nagayama)。立教大学兼任講師(専門:社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論、朝鮮半島の歴史と社会運動)

研究課題はポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズム(旧宗主国と被植民地国におけるフェミニズムの権力関係)。事例として、リプロダクティブヘルツライツ、在日朝鮮人女性のアクティビズム、日本軍性奴隷制問題・解決運動から考察。

特定NPO法人アジア女性資料センター理事、ふぇみ・ゼミ運営委員、在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会・運営委員、希望のたね基金・運営委員。関東近郊8大学で非常勤講師をしている。在日朝鮮人3世である。

著書:共著『社会学理論のプラクティス』(くんぷる)、『私たちの「戦う姫、働く少女」』(堀之内出版)、『ガールズ・メディアスタディーズ』(北樹出版)、論文「『他者化』しない姿を模索する ―日本軍「慰安婦」問題解決運動と吉見裁判―」『歴史評論』など。

研究ホームページ:https://researchmap.jp/HSRN
「聡子の部屋」:https://www.satokonoheya.com/
関連イベント:9月23日19時から 
豪華ゲスト集結!「悪意のないマジョリティ」とは誰か? 〜『差別はたいてい悪意のない人がする』刊行記念トークイベント
https://readinwritin210923.peatix.com/

『差別はたいてい悪意のない人がする』(大月書店)

『差別はたいてい悪意のない人がする』

☆各分野の識者が絶賛!☆

「日本語上手ですね」例えばそんな褒め言葉が、誰かに苦痛を与えることもある。
多数者が変わらずに済むことを優先する社会は、少数者から「痛い」という言葉すら奪う社会でもある。
これまでずっと無視してきた痛みに、私たち全員が向き合うための一冊。
――望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長)

「細かいことで差別だ偏見だと騒ぐ人が増えて、なんだか疲れる」と思ったことはありますか。
「騒ぐ人たちこそ、人を差別している」とも思うかもしれません。
どうしてこんなに“窮屈な”世の中になってしまったのか?
この本はそんな疑問に答え、頭を整理してくれます。
――小島慶子(エッセイスト)

差別は日常的にある。いい人でも悪い人でも差別をしてしまう。
偏った正義感こそが差別につながると、この本から学んだ。
私は「差別があるのは仕方ない」と諦めるのをやめたい。
まだ見たことのない、本当の公正な社会。それを目指す道すじをこの本が教えてくれる。
――伊是名夏子(コラムニスト、車いすユーザー)

善意、不安、無知、無関心、被害者意識……と様々な形で「バランスの是正」や
「差別の禁止」を阻んでいるマジョリティ〈多数派〉とはいったい誰なのか。
認めるのは苦しいけれど、それはおそらく俺たちのことだ。
――清田隆之(桃山商事代表)

   

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

この記事への質問・一言コメントをどうぞ AIコースケと議論しよう!

AIの回答は、必ずしも正確とは限りません。回答は執筆者の見解と一致しない場合もあります。
回答には文字数制限があるため、制限を超えると途中で打ち切られることがあります。
[広告:これは旗旗の継続を助けています]