言論の自由を考える5.3集会~「正しさ」が暴力になるとき ネット上の誹謗中傷と向き合う/オンライン


イベント詳細


言論の自由を考える5.3集会~「正しさ」が暴力になるとき ネット上の誹謗中傷と向き合う

 1987年5月3日、兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に目出し帽の男が押し入って散弾銃を発砲し、記者2名を殺傷した事件から今年で35年が経ちます。暴力で言論を封殺しようとする動きに市民と立ち向かおうと、朝日新聞労働組合は事件の翌年から「言論の自由を考える5・3集会」を続けてきました。新型コロナウイルスの感染拡大で一昨年は中止となり、昨年は初めてオンラインでの開催となりました。今年もオンラインの集会とします。

 今回は「ネット上の誹謗中傷」をテーマにすると決めました。SNSで誰もが自由に声をあげられる社会は望ましい一方、吹き荒れる誹謗中傷はときに命や健康にかかわるほど深刻で、かえって声をあげにくい事態も招きかねません。言論の自由を大切にするという私たちの誓いを忘れることなく、よりよい社会に向かうにはどうすればいいのか。多様な立場の方たちをゲストに迎え、対話を通じて議論を深める場にしたいと考えます。

パネリスト(五十音順)

伊是名夏子(いぜな・なつこ)さん コラムニスト
 1982年、沖縄県生まれ。東京新聞・中日新聞、ハフポストなどで執筆。生まれつき骨の弱い「骨形成不全症」で電動車いすを使う。身長100センチ、体重20キロ。アメリカ、デンマークに留学、那覇市小学校英語指導員を経て結婚、2人を出産。著書に『ママは身長100㎝』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

高山明(たかやま・あきら)さん 演出家・アーティスト
 1969年生まれ。ドイツで演劇活動後、2002年に演劇ユニットPort B(ポルト・ビー)を結成。国内外の様々な都市を舞台に活動している。主な作品に、世界のマクドナルドを大学に見立て、移民や難民らからそれぞれの専門分野の講義をライブや録音で聴く「マクドナルドラジオ大学」(2017~)など。東京藝術大学大学院映像研究科教授。著書に『テアトロン: 社会と演劇をつなぐもの』(河出書房新社)

山口真一(やまぐち・しんいち)さん 経済学者
 1986年、東京都生まれ。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授(計量経済学)。研究分野はネットメディア論、情報経済論。著書に『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社新書)『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)など。朝日新聞朝刊で「メディア私評」を連載中。他に、東京大学客員連携研究員、日本リスクコミュニケーション協会理事などを務める

【コーディネーター】
藤えりか(とう・えりか)さん 朝日新聞記者
 1970年生まれ。京都府出身。経済部やロサンゼルス支局などを経てデジタル機動報道部記者。SNSの誹謗中傷をめぐる企業の責任や法規制などを取材。朝日新聞ポッドキャストに出演・MCも。著書に『なぜメリル・ストリープはトランプに嚙みつき、オリバー・ストーンは期待するのか ハリウッドからアメリカが見える』(幻冬舎新書)

■ 日時:2022年5月3日(火・祝)13:00~15:00
 形式:オンラインによるライブ配信

■ 参加費:無料

■ 参加方法:本ページより事前申し込みが必要です。
 https://peatix.com/sales/event/3200010/tickets

 視聴方法は、開催前日までにPeatix登録のメールアドレスにご案内します
 「@peatix.com」からのメールを受信できるように設定をお願いします

■ 申込期限:2022年5月3日(火・祝)15:00
■ 定員:なし

■ 主催:朝日新聞労働組合

※視聴URLの譲渡・共有は禁止いたします
※個人による録音・録画は固くお断り申し上げます

■ 見逃し配信:
 参加申し込みいただいた方に限り、1週間の期間限定で見逃し配信をご覧いただける予定です
 配信終了後に追ってご案内いたします

 個人情報保護法により、ご入力頂いた個人情報は、当集会における事務処理および事業目的の範囲内でのみ利用することとし、第三者に提供することはありません。なお、出演者やテーマが変更となる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

詳細ページ:https://53asahiroso35.peatix.com/