今年5月15日に沖縄の日本復帰50年を迎えるにあたり、沖縄タイムスと琉球新報を中心に地元紙が復帰をどう伝えたか、当時の紙面と写真で紹介します。沖縄戦、米軍統治、復帰以降の沖縄をめぐる報道も取り上げます。
また、1972年は、国内外でさまざまな事件・事故が起きた年でもありました。それらを報じる当館所蔵の号外・紙面も紹介します。展示資料は約100点です。
このほか、ホワイエでは、2018年に企画展「よみがえる沖縄1935」を共催した朝日新聞社による沖縄復帰を捉えた写真を、前後期で25点ずつ展示します。
■ 会場:ニュースパーク(日本新聞博物館)
〒231-8311 神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内
みなとみらい線「日本大通り」駅 3番 情文センター口直結)
https://newspark.jp/information/
■ 会期:2022年4月23日(土)〜9月4日(日)
10時~17時(入館は16時30分まで)
月曜休館(祝日・振替休日の場合は次の平日)
■ 料金: (常設展含む、税込み)
一般400円、大学生300円、高校生200円、中学生以下無料
展示構成
Ⅰ「沖縄の日本復帰」
沖縄の地元紙(沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日新聞、宮古毎日新聞)の復帰当日と翌日の紙面を紹介するとともに、沖縄タイムス、琉球新報の復帰に関する写真を展示します。
Ⅱ「1972 そのとき日本は 世界は」
元日本兵・横井庄一さんの帰還、札幌冬季五輪開催、あさま山荘事件、外務省機密漏えい事件、大阪・千日デパートのビル火災など、沖縄が日本復帰した1972年に起きたさまざまな出来事を、当館所蔵の当時の号外・紙面で振り返ります。
Ⅲ「沖縄戦と米軍統治」
沖縄戦を伝えた写真や映像を展示するとともに、琉球政府成立、サンフランシスコ講和条約調印、米軍の強制土地接収、コザ反米騒動など米軍統治下の出来事を伝える紙面や写真を展示します。
Ⅳ「復帰以降の沖縄」
復帰記念沖縄特別国民体育大会(若夏国体)〈73年〉、沖縄国際海洋博覧会(75年)、交通方法変更(78年)、沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落(2004年)、首里城火災(19年)をはじめ復帰以降の沖縄をめぐる報道を取り上げます。
〇ホワイエ展示
沖縄の日本復帰を捉えた朝日新聞の写真を前後期で25点ずつ展示します(前後期で入れ替え)。
前期:4月23日(土)~6月26日(日)
後期:6月28日(火)~9月4日(日)
公式サイト:https://newspark.jp/exhibition/ex000271.html